ドウダンツツジってなに?花言葉とその意味を解説!

ドウダンツツジってなに?花言葉とその意味を解説!
最近ではお部屋に枝物を飾る方が増えて参りました。ダイナミックに大きな枝物を飾る方もいれば、腕ぐらいのサイズに切り分けて飾ったりと、用途はさまざま。
SNSの普及で枝物を飾った部屋が認知されるようになり、真似したい!と思われるお客様も増えたようです。
お部屋に飾る枝物の定番といえば、ドウダンツツジ。管理がしやすくて長持ちするのが特徴。
今回はそんなドウダンツツジについて詳しくご紹介します。花言葉や歴史まで、さまざまなことを解説しますので、ぜひご覧ください。
ここ数年で大人気!? ドウダンツツジとは?

| 植物名 | ドウダンツツジ |
| 学名 |
Enkianthus perulatus |
| 科名 | ツツジ科 |
| 属名 | ドウダンツツジ属 |
| 原産地 | 日本 |
| 分類 | 落葉低木 |
ドウダンツツジは細かく枝分かれする様子が特徴的な枝物です。枝物としてはとても日持ちがするため、人気があります。
葉っぱは爽やかなグリーンで、形もよく、お部屋に飾ると全体が涼やかな印象に早変わり。ダイナミックな印象もあるので、お部屋の空間が伸びやかになりますよ。
また、秋には紅葉のドウダンツツジも出回りますので、季節感を演出するのにもピッタリです。
葉っぱが落ちてしまっても、繊細な枝振りもまた美しいので、そのまま飾る方もいるくらいオールマイティーな枝物なのです。
ドウダンツツジの出回り時期

ドウダンツツジは4月ごろから出回りが開始し、6月ごろが旬になります。
夏になると少しばかり流通量が減りますが、9月〜11月は紅葉のドウダンツツジも出回りますので、秋の雰囲気をお部屋に取り込みたい方は飾ってみると良いでしょう。
残念ながら冬の時期には出回りがなくなりますので、要注意。基本的には春〜初夏の花材です。
ドウダンツツジの名前の由来は?

ドウダンツツジの名前は、枝分かれしている様子が、結び灯台の脚に似ていることが由来だとされています。
灯台→ドウダンという風に名前が変わっていったのですね。
漢字では灯台躑躅と書き、由来がそのまま残っています。ちなみに別名は満点星。読み方はそのままドウダンツツジ、です。
これは中国名の表記をそのまま引用して、ドウダンツツジの読みを充てました。
ドウダンツツジは有毒!?

物知りな方や、ご年配の方はドウダンツツジには毒がある!とおっしゃりますが、実はドウダンツツジには毒はありません。
80年代より前の植物図鑑にはドウダンツツジは有毒とされていましたが、実はドウダンツツジによる中毒事例は全くなかったのです。
そのまま特に調べることなく放置、最近になって化学的に調べるように。するとドウダンツツジは無毒であることが証明されました。
しかしドウダンツツジは大丈夫でも、ツツジの仲間は有毒な種も多いので、注意が必要ですよ!
ドウダンツツジの花言葉について

ドウダンツツジの花言葉は「上品」「節制」「返礼」「素直な告白」「私の思いを受けて」です。
「上品」はドウダンツツジが控えめな白いお花をつけることからつけられた花言葉だとされています。
「節制」は暑さにも寒さにも強いドウダンツツジの性質から、「私の思いを受けて」は紅葉する葉の様子からつけられた花言葉です。
ポジティブなイメージの花言葉が多いので、お祝いのシーンにも安心してお贈りいただける花材です。
もちろん、ご自宅用のインテリアにしてもGoodですよ!
ドウダンツツジは何月の誕生花?

ドウダンツツジの誕生花は3月28日と4月14日です。
3月28日の誕生花は、ヤマブキ、エビネ、ドウダンツツジ、ツゲです。どれも日本の野の山をイメージさせますね。
4月14日の誕生花は、ドウダンツツジ、エニシダ、ハルジオン、ブルースター、ウツギです。どれも爽やかな印象の植物です。
ドウダンツツジの歴史は?

ドウダンツツジは、本州の関東以西、四国、九州に自生する日本固有の植物です。
歴史の表舞台に登場するのは江戸時代に入ってからです。 枝分かれする形が、宮中などで使われた照明器具『結灯台(とうだい)』に似ていることから『トウダイツツジ』と呼ばれ、それが転じて『ドウダンツツジ』という名前になったと言われています。
江戸時代の園芸ブームに乗って、刈り込みに強い性質から生垣や庭木として大人気となり、全国のお寺や庭園に広まりました。 春に咲く白い壺形の花と、秋の燃えるような紅葉の美しさは現代でも大人気。京都の寺院などでは、紅葉の名所として知られる場所も多くあります。
また近年では、その繊細な美しさが評価され、イギリスをはじめとする欧米のガーデナーたちの間でも『ジャパニーズ・エンキアンサス』として人気を博しています。
(参考元:恵泉女学園大学 園芸文化研究所「花卉園芸植物(ツツジ)」)
(参考元:英国王立園芸協会 (RHS) "AGM Plants - Ornamental")
切花として大ブレイクしたのは結構最近!

ドウダンツツジが、生け花などの専門的な用途だけでなく、一般家庭のインテリアとして広く親しまれるようになったのは、ここ最近のことです。
もともとは庭木や生け花の花材としての役割が主でしたが、近年のナチュラルなインテリアブームとともにその価値が再発見されました。 繊細な枝振りと、グリーンの爽やかな色合い、そしてどんな部屋にも馴染む涼やかな姿が、SNSなどを通じて一気に人気となりました。
また、『とにかく日持ちが良い』のもプロが愛用する大きな理由。 夏場でも長期間楽しめるため、ホテルやアパレルショップのディスプレイとして重宝されており、そこから『私も家に飾りたい!』という方が増えたようです。
ずっとお花と一緒にお仕事をやってきた筆者としても、ドウダンツツジがこれほどまでにお洒落なインテリアの代名詞になるとは驚きですが、その美しさが多くの方に伝わってとても嬉しい気持ちです。
(参考元: 株式会社大田花き「FLOWER OF THE YEAR OTA 2019(最優秀賞:ドウダンツツジ)」)
ドウダンツツジが届いたら?

ドウダンツツジが届いたら、まずは水揚げを行いましょう。水揚げとは、植物によく水分を吸わせることです。
まず届いたドウダンツツジの枝を斜めにカットします。その後、ハサミを使って真ん中に割りを入れましょう。
最後に水に浸かる部分の枝の皮をナイフかカッターで削いであげるとより一層水を吸うようになってくれますよ!
ドウダンツツジの飾り方

ドウダンツツジは直射日光の当たらない場所に飾るのがGoodです。葉っぱが繊細な植物ですので、
日に焼けてしまうことでチリチリになってしまうかも。また、風が吹いてカーテンが当たって、枝が倒れてしまうこともあるので気をつけてください。
出来るだけ深めの花瓶を用意して、片方に重心が寄ってしまわないようにバランスを取って飾りましょう。飾り終わったら倒れないかな?とチェックするのが良さそう。
それなりに大きい枝物になりますので、カウンターなどのあまり人が使わない場所に飾ってください。
もし広い食卓であれば、中央に飾って見ても素敵ですよ。彩りのある生活を楽しんでみてくださいね。
ドウダンツツジの葉っぱが散ったら?

ドウダンツツジは比較的持ちの良い枝物ですが、1週間〜2週間ほどで葉っぱは散ってしまいます。
葉っぱが散ったら枝はお水を必要としなくなりますから、花瓶から出していただいて大丈夫です。
枝だけでもとてもおしゃれですので、壁に立てかけるなどして飾ってください。
もし飾らない場合は、枝切りハサミなどで細かく枝を切り分けて、燃えるゴミとして捨てましょう。
その際には、ゴミ袋を突き破らないように気をつけてくださいね。
ドウダンツツジを贈りたい場合は?

もし大切な方へのギフトなどでドウダンツツジの枝をプレゼントしたいときはどのようなものを贈れば良いのでしょうか?
ここではドウダンツツジの商品をご紹介。誕生日や結婚記念日、季節のご挨拶として贈ってもOKなものを紹介します。
もちろんご自宅用に飾っていただいてもOK。ぜひお部屋に飾って、おしゃれな初夏の雰囲気を味わってください。
シンプルにドウダンツツジだけを贈る
シンプルに枝だけ贈るのもおすすめです。ただし、飾るには花瓶が必要なので、お相手に花瓶を持っているかどうかを確認するのをお忘れなく!
花瓶は口の大きいものがベスト。シリンダーのような寸胴の火器がドウダンツツジにはピッタリですよ。
もし花瓶を持っていないかもしれない!と思った時は、花瓶を一緒にプレゼントしてあげると良さそうですね。
ドウダンツツジだけを贈る
季節の枝もの 60~70cm「ドウダンツツジ 3本」
¥7,700-
ドウダンツツジを使用した季節の花束!
ドウダンツツジは初夏が旬です。他にも旬のお花と合わせて、素敵な花束にしてプレゼントするとGood。特に誕生日プレゼントにおすすめです。
花束に枝物が入るとダイナミックな雰囲気になって、お部屋を伸びやかに彩ってくれます。
こちらも花瓶を持っているかどうかをしっかりと確認した上で贈るようにしましょうね。
ドウダンツツジを使った花束
季節を贈るバースデーフラワー 8月「ドウダンツツジとトルコキキョウ」
¥8,800-
まとめ

ドウダンツツジの花言葉は「上品」「節制」「返礼」「素直な告白」「私の思いを受けて」です。ポジティブな意味合いなので安心してプレゼントいただけます。
飾る際には口の広い花瓶を用意するようにしましょう。倒れないようにバランスを取って枝を入れるのがコツですよ。
ドウダンツツジをお部屋に飾って、映える空間作りにトライしてみませんか? がらりと雰囲気が変わるので、とってもおすすめです。
◆修正履歴
2025年12月11日:一部年号を修正。参考文献・出典情報を追記。
Mar 12, 2025



