心を伝えるスイートピーの花言葉を解説

心を伝えるスイートピーの花言葉を解説
春を代表するお花の一つ、スイートピー。甘い香りが特徴的で、ヒラヒラとした花びらが可愛らしいお花です。
色合いも多種多様、蛍光っぽい色合いから、淡くて優しい色合いまで、カラーバリエーション豊かなのが魅力。
今回はそんなスイートピーの花言葉や歴史についてをご紹介します。ぜひ、プレゼント選びの参考にしてみてくださいね。
スイートピーの基本情報

植物名 | スイートピー |
学名 | Lathyrus odoratus |
科名 | マメ科 |
属名 | レリンソウ属 |
原産地 | シチリア島 |
開花時期 | 2月〜3月 |
スイートピーとはイタリアのシチリア島原産のマメ科のお花です。
蔓を絡ませながら上へと伸びていき、花を咲かせると甘い香りを放つのが特徴です。場合によっては2m近くにまで伸びることも。
春を代表するお花として知られ、基本的には春咲きの品種が出回っておりますが、品種によっては夏咲きや秋咲きのスイートピーもあります。
カラーバリエーションも豊富なことから、春のお花屋さんで見ないことはないお花です。
スイートピーの花言葉は?

スイートピーの花言葉は「門出」「別離」「ほのかな喜び」「優しい思い出」です。
どれも素敵な花言葉がつけられており、スイートピーは1月〜4月ごろまで出回りがあることから、卒業式や歓送迎会などでプレゼントされるお花として知られています。
特に「門出」という花言葉は卒業式に贈る花としてバッチリ。
もし大好きな先輩や、大好きな先生とお別れをしなくてはならないときは、スイートピーをプレゼントして新しい門出のエールとしましょう。
ピンクのスイートピーの花言葉

ピンクのスイートピーの花言葉は「恋の楽しみ」「優美」「繊細」です。
ポジティブな意味合いの花言葉がつけられているため、どんなシーンでもお贈りいただけるお花です。
特に「恋の楽しみ」という花言葉で思いを託して、恋人の誕生部プレゼントなどに春のお花を束ねた花束を贈るのもGood!
スイートピーのピンク色は発色もよく、甘い雰囲気もあるので、女性の方に大人気です。
黄色のスイートピーの花言葉

黄色のスイートピーの花言葉は「分別」「判断力」です。
理知的な花言葉がつけられていて、黄色の持つ注意喚起の効果が由来となっています。
他にも黄色は元気さや希望といったポジティブな効果が期待できるため、お祝いのシーンなどにおすすめです。
黄色いスイートピーは淡くて優しい色合いなので、それだけを束ねて飾っても素敵ですよ。
白いスイートピーの花言葉

白いスイートピーの花言葉は「ほのかな喜び」です。
何にも染まっていない白の色合い準えて、奥ゆかしい花言葉がつけられています。
ふわふわとした白い花びらはとっても繊細な印象。まるでレースのカーテンのようです。
こちらも白いスイートピーだけをたっぷり束ねてお部屋に飾るのが素敵。
もしくはラナンキュラスやチューリップなどの春のお花とグリーンと一緒に束ねて、春が誕生日の方、結婚記念日の方へプレゼントするのが良いでしょう。
紫のスイートピーの花言葉

紫色のスイートピーの花言葉は「永遠の喜び」です。
紫色は古来から気品のある色や、神秘的な色として知られており、そうしたことから花言葉がつけられています。
また、紫色のスイートピーの年長の女性を思わせる気品のある姿が花言葉の元になったとも言われています。
パンジーやラナンキュラスなどの春のお花と一緒に束ねて飾るのがおすすめです。
ぜひ、香りも楽しんでくださいね。
赤いスイートピーの花言葉

赤いスイートピーの花言葉は「門出」「さようなら」です。どちらも別れのシーンを彷彿とさせる花言葉ですね。
これはスイートピーの花びらがひらひらと飛び立っていく蝶のように見えることからつけられた花言葉だとされています。
花言葉に思いを託して、卒業祝いの花束にして贈るのが素敵です。香りもふわりと漂いますから、5感で感じていただけるプレゼントになること間違いなし。
新たなる旅立ちには、スイートピーのお花をお贈りください。
スイートピーの歴史は?

スイートピーは17世紀の後半、聖職者のフランシス・クパーニという人物によって発見されたとされています。
その後はイギリスで園芸植物として品種改良が進められました。1718年には白いスイートピーが作られたことが記録に残っています。
19世紀になると他の花と同様に本格的な交配が進みました。
イギリスの国王エドワード7世の王妃アレクサンドラはスイートピーが大好きで、お祝いのシーンではスイートピーがふんだんに使用されました。
その為、エドワード朝を象徴する花として知られています。
日本におけるスイートピーの歴史は?

スイートピーは和名で麝香豌豆(じゃこうえんどう)や香豌豆(かおりえんどう)と名付けられています。
スイートピーが日本にやってきたのは、幕末の頃だとされていますが、以降はそこまで流行しませんでした。
営利目的て栽培が始まったのはなんと大正時代まで待たなくてはなりません。
その後も地味な役割を担ってきたのですが、1982年に松田聖子の「赤いスイートピー」がヒットしたことをきっかけに人気が爆発。
以降は春を代表するお花としてお花屋さんに並ぶようになりました。
1月21日はスイートピーの日?

1月21日は「スイートピーの日」として定められており、この日にはたくさんのスイートピーがお花屋さんに並びます。
ダミーテキストダミーテキストダミーテキストダミーテキストダミーテキストダミーテキこのスイートピーの日を決めたのは、日本の園芸店や生産者からなる「日本スイートピーの会」です。
スイートピーの日が1月21日になった理由は、松田聖子の「赤いスイートピー」の発売日が1月21日だったことが関係しています。
日本においてスイートピーが市民権を得たのは確実に同曲のおかげです。
そのことから、この曲の発売日に合わせられたとされています。
門出にピッタリ!スイートピーのフラワーギフト

スイートピーは花言葉「門出」に思いを託して、お別れのシーンにプレゼントするのがおすすめ。
ここではスイートピーを使ったおすすめのフラワーアレンジメントをご紹介します。
春のお花と合わせたフラワーギフトになっておりますので、ぜひ大切な方にプレゼントしてくださいね。
どれも期間限定。春だけにしか出回りのないお花です。お早めにご検討くださいませ!
卒業式に贈る、スイートピーの花束
卒業式にはスイートピーをたっぷり使用した花束がおすすめ。
みんなで記念写真を撮るときなどは、フラワーアレンジメントよりも写真映えがします。
また、持ち帰りがしやすいのも魅力の一つです。
色合いはお祝いのシーンに相応しいピンク色や黄色がおすすめ。スイートピーの他にチューリップやラナンキュラスといったお花を一緒に束ねるのが良いでしょう。
花瓶を持っているかどうかわからない場合は、花瓶と一緒にプレゼントしてあげるのが良さそうです。
スイートピーの花言葉「門出」「優しい思い出」に想いを託して、大好きな先輩、大好きな先生に花束をお贈りください。
スイートピーを使ったおすすめ花束
春の花を楽しむ!スイートピーのフラワーアレンジメント
プレゼントとしてだけではなく、スイートピーのフラワーギフトはご自宅のインテリアとしてもとってもおすすめです。
特に春のお花やグリーンと合わせたフラワーアレンジメントはお部屋に春を招き入れてくれる唯一無二のインテリア。
お花のふんわりとした香りがお部屋の中に広がって、幸せに満たされます。
飾るときは直射日光の当たらない場所に飾り、定期的に水をあげるようにしてあげてくださいね。
適切な管理を行えば、1週間程度は楽しむことができます。
スイートピーのフラワーアレンジメントはこちら
まとめ

スイートピーの花言葉は
「門出」「別離」「ほのかな喜び」「優しい思い出」です。
春にしか出回りのないお花で、香りが特徴的。ひらひらとした繊細な花びらも魅力です。
お別れのシーンにぴったりな花言葉がつけられていますので、卒業式や歓送迎会のプレゼントに特におすすめです。
他の春のお花と合わせて誕生日や結婚記念日のプレゼントにするのも素敵ですよ。
春にはぜひ、スイートピーのお花をお贈りくださいませ。
Mar 05, 2025