菊の花言葉は「高貴」!白やピンクの色別意味と、仏花に使われる理由
Feb 27, 2025

菊の花言葉は「高貴」!白やピンクの色別意味と、仏花に使われる理由
日本を代表するお花であり、秋から冬にかけて美しく咲き誇る「菊(キク)」。
お花にあまり詳しくない方だと、どうしても「お供えやお葬式(仏花)のお花」というイメージが先行してしまうかもしれません。
当店でも「菊の花言葉は?」「白い菊の花言葉はお供えにも最適なの?」とお問合せいただくこともあり、お供え花を贈る際や、日常でお花を飾る際に、その本当の意味を知っておきたいという方がいらっしゃいます。
実は、菊は日本の花の中で最も高貴で、「信頼」や「高潔」といった素晴らしい花言葉を持つ、最高に縁起の良いお花なんです。
近年では品種改良が進み、「マム」というおしゃれな名前で、ウェディングブーケやフラワーギフトにも大活躍しています。
この記事では、東京・下北沢発祥のお花屋さん&YOUKAENが、菊の持つ素晴らしい花言葉を中心に、白やピンクなどの色別の意味、そして「なぜお供え花に菊が選ばれるのか」という歴史や理由について詳しく解説いたします。
記事の最後には、忙しいご遺族の手を煩わせない、おしゃれで気品ある「お供え花ギフト」もご紹介しますので、ぜひお花選びの参考にしてみてくださいね。
菊(マム)ってどんなお花?名前の由来と魅力

まずは、菊がどのようなお花なのか、その基本的な魅力についてご紹介します。
桜と並ぶ、日本を代表する格式高いお花
菊は、桜と並んで日本の国花(こっか)として親しまれ、皇室の紋章にも使われている、日本で最も格式高いお花です。
現在では品種改良が進み、200種類以上の品種が存在します。お花屋さんや園芸店だけでなく、スーパーなどでも通年で見かける、バラやカーネーションと同じくらいポピュラーなお花です。
「菊」という名前の由来は?
菊という名前の由来は、中国から伝来した際に「くく」と呼ばれていたという説が有力です。
その他には、一年の最後に咲くお花として「窮(きわ)まる(=物事の終わり)」という言葉が訛って、菊という名前になったという説もあります。
菊の全体の花言葉は「高貴」「高潔」「信頼」

菊の全体の花言葉は、「高貴」「高潔」「高尚」「信頼」です。
この花言葉の由来は、菊のお花が皇族の象徴として使用されている事に由来します。
また、菊が中国からやってきた当初は「不老長寿の薬」とされていて、身分の高い人たちに重宝されてきたことも由来となっています。
格式高い花言葉がつけられていますので、料亭などの格式高いお店の開店祝いや、目上の方への贈り物など、お祝いのシーンに贈るのにもピッタリなお花です。
【色別】白・ピンク・赤など、菊の花言葉
菊は色によっても様々な花言葉を持っています。贈るシーンやお相手に合わせて、色を選んでみるのも素敵ですよ。
白い菊の花言葉:「真実」「誠実な心」「慕う」

白い菊の花言葉は「真実」「慕う」「誠実な心」です。
主にお供えやお葬儀などで使用されるお花です。「慕う」「誠実な心」という花言葉から、故人様への変わらぬ愛情や敬意を表す献花として選ばれています。大切な方が亡くなられた時、この花言葉に想いを託して、白い菊を使ったお供え花を贈るのが良いでしょう。
ピンクの菊の花言葉:「甘い夢」

ピンク色の菊の花言葉は「甘い夢」です。
菊のピンクは他のお花と比べてみても優しく甘い色合いなので、女性からの人気も高いです。ファンシーな雰囲気があり、和モダンなフラワーアレンジメントなどにするととても可愛らしく仕上がります。
赤い菊の花言葉:「あなたを愛しています」「愛情」

赤い菊の花言葉は「あなたを愛しています」「愛情」です。
情熱的な色合いにふさわしい花言葉ですね。華やかで見栄えも良いため、花言葉に想いを託して和装のウェディングブーケや、結婚記念日のプレゼントにするのもおすすめです。
黄色・紫の菊の花言葉
・黄色の菊:「長寿と幸福」「わずかな愛」。おめでたい「長寿と幸福」の意味から、喜寿などの長寿のお祝いにぴったりです。
・紫の菊:「夢がかなう」「私を信頼してください」。非常にポジティブな意味合いを持つため、新しい門出のお祝いや、故人を偲ぶお供え花としてもおすすめです。
なぜ菊はお葬式やお供え(仏花)に使われるの?

「菊=お供えのお花」というイメージが定着しているのには、日本の気候や文化に基づいた理由があります。
花持ちが良く、枯れても散りにくいから
菊がお供え花として選ばれてきた最大の理由は、「花持ちが非常に良く、長く枯れずに咲き続けるから」です。また、枯れても花びらが散らばって周りを汚すことが少なく、蕾の状態から飾ってもお水だけでしっかりと花が開くという、扱いやすく丈夫な性質を持っています。
邪気を払うと信じられてきた「生命力」の象徴だから
菊の香りがお香に似ていることや、古くから「邪気を払い、不老長寿をもたらす霊草」として神聖視されてきた歴史があります。
つまり、「清らかで生命力が強く、長く美しいままでいてくれる格式高いお花だからこそ、大切なご先祖様へのおもてなし(お供え)として選ばれ続けてきた」というのが、菊が仏花として愛される理由なのです。
菊にはどんな品種がある?

菊は長い歴史の中で、およそ200種類以上もの品種が作られました。代表的な品種を簡単にご紹介します。
・大菊:花の直径が20センチ程度にもなる、見栄えのする豪華な菊です。品評会などでよく見られます。
・中菊:お花屋さんに切花や仏花として並ぶことが多い、直径9〜18cm程度の菊です。お葬儀の生花祭壇などでも主役として使われます。
・小菊:花が1cm〜3cm程度の可愛らしい菊です。「純情」「真実」「元気」という花言葉を持っています。
・スプレー菊(マム):一枝にたくさんのお花を咲かせる洋菊です。カラフルで種類が豊富なので、フラワーギフトに活躍しています。
【プロ厳選】大切な想いを伝える。菊(マム)を使ったお供え花
「真実」「誠実な心」「慕う」という、故人への変わらぬ敬意や愛情を表す花言葉を持つ白い菊(マム)。
&YOUKAENでは、格式高いマムを中心に、上品で心休まる「白とグリーン」のお供え花をお作りしております。
四十九日や法要に安心な「白とグリーン」の上質なお供え花
四十九日までの法要や枕花などで、マナーとして最も安心なのが「白とグリーン」の配色です。
冷たく寂しい印象にならないよう、質感の異なるお花や季節のグリーンを巧みに取り合わせ、温かみを感じられるデザインに仕上げています。
目上の方や、ビジネス関係の故人様へ手向けるお花としても贈れるフラワーギフトです。
まとめ:高貴な菊の花で、大切な人へ温かい想いを届けて

日本を代表するお花「菊(マム)」の花言葉や歴史について解説いたしました。
「高貴」「信頼」「真実」「慕う」など、相手を敬い、誠実な想いを伝える花言葉の数々。
お供えのイメージが強いお花ですが、それは菊が「清らかで生命力が強く、長く美しいままでいてくれる最高に格式高いお花」だからこそ、大切な場面で選ばれ続けてきた証なのです。
大切な方の法要や、お盆、お彼岸などの贈り物には、ぜひ高品質な菊(マム)を使ったお供え花を選んでみてください。
「安らかに眠ってください」「ずっと忘れませんよ」という温かく誠実な想いが、お花とともにきっと真っ直ぐに届くはずですよ。
◆修正履歴
2025年12月11日:一部年号を修正。参考文献・出典情報を追記。