《Beyond HIMAWARI ─ 黄色だけが、ひまわりじゃない》#02 大人のひまわり、「ダージリン」。その魅力をひもとく
《Beyond HIMAWARI ─ 黄色だけが、ひまわりじゃない》
#02 大人のひまわり、「ダージリン」。その魅力をひもとく
「ひまわり=黄色」だけじゃない世界を知っていますか?
あなたは「ひまわり」と聞いて、どんな風景を思い浮かべますか?
真夏の青い空に浮かぶ白い雲、そしてその日差しの下に輝く満開の黄色の花。──そんなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
でも、そんな常識をがらりと覆すひまわりが存在します。
それが、「Beyond HIMAWARI」シリーズの主役、大人のひまわり『ダージリン』です。
ブラウンに染まる八重咲きのひまわり、「ダージリン」とは
ブラウンのグラデーションが美しい、個性的な八重咲きのひまわり「ダージリン」。
山梨県で開発された比較的新しい品種で、花弁は中心に向かって徐々に深みを増す、印象的な配色が特徴です。
八重咲き×ブラウン──。
ひまわりのイメージを刷新するようなこの存在は、花業界にとっても革新的な品種といえます。
落ち着き、深み、余韻。「大人のひまわり」たる理由
なぜ「ダージリン」が“大人のひまわり”なのでしょうか。
まず第一に、そのカラーリングの奥行き。
夏の真昼を想起させる明るい黄色ではなく、まるで夕暮れ時のような、情緒あるブラウンの陰影。
また、八重咲きによる密な花姿にも、繊細さと品を感じます。
出回りはじめという希少性からも、見る人に新鮮な驚きを与えてくれる存在です。
「いつものひまわりでは物足りない」
「センスのある花を贈りたい」
そんな感性を持つ大人たちが、きっと心を動かされる一本です。
生花からドライフラワーへ。移ろう美しさを飾る
ダージリンは、フレッシュでもドライでも美しさが続くという点でも魅力的です。
まずは生花で、しっとりとした質感とピュアな色の重なりをお楽しみください。
十分に堪能した後は、風通しの良い場所に逆さに吊るすことで、落ち着いた印象のドライフラワーへ。
ブラウン系のグラデーションは、ドライになるとより深みを増し、「大人の余韻」を感じさせてくれます。
※ドライにする具体的な方法は、別記事で詳しくご紹介予定です。
出会った人の心を変える。「Beyond HIMAWARI」の主役
夏=黄色というイメージを優しく更新してくれる、ブラウンのひまわり『ダージリン』。
それは、ただ目新しいだけでなく、贈る人のセンスや想いをしっかりと伝えてくれる花でもあります。
フレッシュからドライまで楽しめる美しさ。
他にはない存在感と奥行き。
今年の夏は、少しだけ視点を変えて──「大人のひまわり」を贈ってみませんか?
Aug 03, 2025