クリスマスリースの意味とは?由来と「いつから飾るか」を解説
Oct 10, 2025

クリスマスリースの意味とは?由来と「いつから飾るか」を解説
クリスマスの時期、玄関のドアやお部屋を彩るクリスマスリース。
その丸い形と豊かなグリーンは、見る人に温かい気持ちと祝祭のムードをもたらしてくれますよ。しかし、この可愛いクリスマスリースが「ただの飾りではない」ということをご存知でしょうか?
リースに込められた深い願いや、飾る時期(アドベント)、そして数千年にもわたる歴史を知ることで、リースを飾るという行為が、より特別で温かいものになるはずです。
この記事では、東京・下北沢発祥のお花屋さん&YOUKAENが、クリスマスリースの意味や起源、いつから飾るべきか、そして使われる植物一つ一つに宿る物語を徹底解説いたします。
今年のクリスマスは、歴史に思いを馳せながら、本格的なリースをお迎えしてみませんか?
ただの飾りじゃない!クリスマスリースに込められた3つの意味

クリスマスリースは、主に常緑樹の葉や枝を編み、実やリボンなどで装飾した「輪(円形)」の飾りです。これには大きく分けて3つの大切な意味が込められています。
①終わりのない丸い形は「永遠の愛」と「命」の象徴
リースの最も重要な要素である「円形(輪)」。始まりも終わりもないこの形には、「永遠の愛」「永遠の命」そして「再生」という強い願いが込められています。
また、キリスト教においては「神の永遠の愛」を象徴するものとして、とても大切にされています。
②玄関のドアに飾ることで「魔除け」と「豊作祈願」に
日本ではお正月飾りの「しめ縄」を玄関に飾りますが、クリスマスリースも同じような役割を持っています。
常緑樹の強い生命力や、ヒイラギの葉の鋭いトゲ、そしてリボンの赤い色は、家の中に災いや魔物が入ってくるのを防ぐ「魔除け」の力があると信じられてきました。また、冬を越して再び春が来ることを願う「豊作祈願」の意味合いもあります。
③家族やお客様に対する「歓迎」の印
玄関は「外」と「内」を繋ぐ場所です。そこにリースを飾ることは、「この家は永遠の愛と希望をもって、あなたを歓迎します」という温かい歓迎(ウェルカム)の印でもあります。
帰ってくる家族や、訪ねてくるお客様を温かく迎え入れるための、最高のおもてなしの形なのです。
クリスマスリースは「いつから・いつまで」飾るのが正解?

「リースって、12月に入ったら飾るの?いつ片付けるのが正解?」と疑問に思う方も多いですよね。伝統的な時期と、日本での一般的な楽しみ方をご紹介します。
いつから?「アドベント(クリスマスの4週間前)」から飾るのが一般的
キリスト教の伝統では、クリスマスの4つ前の日曜日からクリスマスイブまでを「アドベント(待降節)」と呼び、クリスマスを心待ちにする準備期間とします。
このアドベントの始まりの日にリースを飾り始めるのが伝統的な習わしです。毎年11月の末から12月の最初の日曜日ごろが目安になります。
いつまで飾るの?日本では「12月25日まで」がおすすめ
キリスト教圏の国々では、年を越して1月6日の「公現祭(エピファニー)」まで飾っておくのが一般的です。
しかし、日本では12月26日になると一気にお正月ムードに切り替わり、「しめ飾り」を飾る習慣がありますよね。
そのため、日本では12月25日のクリスマス当日が終わったら、感謝を込めて取り外すのが一番自然でスマートな楽しみ方と言えます。
クリスマスリースに使われる植物(素材)の意味と歴史

クリスマスリースを構成する植物には、それぞれ深い象徴的な意味が込められています。この願いを知ることで、リースの物語はさらに深まります。
もみの木やヒイラギ(常緑樹)、松ぼっくりに宿る物語
・もみの木などの常緑樹:寒い冬でも緑を保つことから「永遠の命」「希望」「生命力」の象徴です。
・ヒイラギ:赤い実は「キリストの血」、葉の鋭いトゲは「茨の冠」を意味し、強い魔除けの力があるとされます。
・松ぼっくりや木の実:固く閉ざされた実の中に命を宿すため、「豊穣」や「再生」のシンボルです。
・赤いリボン:「愛」「喜び」「祝福」を表し、魔除けの色でもあります。
古代ヨーロッパの自然信仰から生まれたリースの起源

クリスマスリースの歴史は、キリスト教が成立する以前の、古代ヨーロッパの自然信仰にまで遡ります。
古代、冬至の時期に枯れない常緑樹の枝を「自然の不滅の力」や「春の再来」の象徴として屋内に飾ったり、豊作祈願として「輪」を飾る習慣がありました。
後にキリスト教がこれらを統合し、円を「神の永遠」、常緑樹を「死への勝利」と意味づけたことが、現代のリースの起源とされています。
今年は本物を。&YOUKAENのおしゃれなフレッシュリース
クリスマスリースは単なる飾りではなく「願いの輪」です。
その深い意味を知った今年の冬は、作り物の造花ではなく、植物の命と香りを感じられる「本物(フレッシュ)のリース」を飾ってみませんか?
&YOUKAENでは、リースが持つ伝統的な意味を尊重しながらも、現代のライフスタイルに合う北欧風の洗練されたデザインのクリスマスリースをご用意しております。
玄関を開けるたび、北欧の森の香りが広がる「Jul ekrans」
数種類のコニファー(針葉樹)を贅沢に使用した生のリースです。お届けした日から少しずつ水分が抜け、アドベントの期間を通してゆっくりとアンティークなドライリースへと変化していく過程をお愉しみいただけます。
まとめ:願いが込められたリースで、心温まるクリスマスを

クリスマスリースの歴史や込められた意味、「いつから飾るのか」という疑問について解説いたしました。
「永遠の愛と命」「魔除け」「歓迎」。この美しい輪に込められた古くからの人々の願いを知ると、ご自宅に飾る時間がいっそう特別で愛おしいものに感じられますよね。
今年の冬は、ぜひ&YOUKAENの森の香り漂うフレッシュリースをお迎えして、アドベントの期間からクリスマス当日まで、深まる季節の移ろいをゆっくりとお愉しみください。皆さまのクリスマスが、温かい笑顔と幸せに包まれた素晴らしいものになりますように。