クリスマスリースとは?|歴史と伝統に迫る

クリスマスリースとは?:歴史と伝統に迫る
クリスマスの時期、玄関のドアを彩るクリスマスリース。その円い形と豊かなグリーンは、見る人に温かい気持ちと祝祭のムードをもたらしてくれます。
しかし、この可愛いクリスマスリースが、ただの飾りではないことをご存知でしょうか?
リースに込められた願いや、数千年にもわたる歴史を知ることで、リースを飾るという行為が、より深く特別なものになるはず。
この記事では、クリスマスリースの起源、形に込められた意味、そして使用される植物一つ一つに宿る物語を徹底解説します。
クリスマスリースを飾るときに歴史に思いを馳せたり、プレゼントするときに披露するうんちくとしてお役立てください。
クリスマスリースとは?

クリスマスリースはどういうもの?
クリスマスリースは、主に常緑樹の葉や枝を編み、実やリボン、松ぼっくりなどで装飾した「輪(円形)」の飾りです。
この円形こそが、リースの最も重要な要素。輪には「終わりがないこと」「永遠の命」「再生」という意味が込められています。
また、常緑樹が寒い冬でも緑を保つことから、希望や生命力の象徴とされています。
玄関先に飾るリースは、家族に幸運を呼び込み、家の中に魔が入ってくるのを防ぐ「魔除け」としての役割も持っています。
クリスマスリースの歴史

クリスマスリースの歴史は、キリスト教の成立以前、古代ヨーロッパの自然信仰にまで遡ります。
古代ヨーロッパの自然信仰
古代、欧州各地では豊作祈願や魔除けとして玄関に「輪」を飾る習慣がありました 。
一方、冬至の時期には、枯れない常緑樹の枝が「自然の不滅の力」や「春の再来」の象徴として屋内に飾られたそうです 。
後にキリスト教がこれらを統合し、円を「神の永遠」、常緑樹を「死への勝利」と意味づけました 。この古代ヨーロッパの習慣と信仰の融合が、現代のリースの起源とされています。
(参考元:Windsor Garden Club「The Roots of Wreaths」)
16世紀にはドイツでアドベント・リースが登場
16世紀のドイツで、アドベント(待降節)の習慣とともにアドベント・リースが誕生したとされています。(*現在知られている形のアドベント・リースは1839年にドイツ人牧師によって広められた説もあります)
これは、クリスマスを待ち望む期間(主にクリスマスの4週間前)に、リースに4本のろうそくを立て、毎週日曜日に1本ずつ火を灯していくという風習です。
(参考元:Wikipedia「Advent wreath」)
(参考元:時事用語辞典「クリスマスリース」)
19世紀にはお家で気軽に飾れる装飾として発展
現代のような玄関飾りが一般化したのは、19世紀のヴィクトリア朝時代です。
ドイツの伝統が英国王室を経て、アメリカへと広がりました。
当初は「キリスト教徒の証」として玄関に飾られましたが、次第にクリスマスの精神を歓迎し、その喜びを表現する「幸福のシンボル」として定着していきました。
(参考元:Burleydam Garden Centre 「The History of Christmas Wreaths」)
クリスマスリースに使用される植物(素材)

クリスマス リースを構成する素材には、それぞれ深い象徴的な意味が込められています。
その願いを知ることで、リースが持つ物語はさらに深まるでしょう。
・もみの木:永遠の命、希望、神への信仰の強さ
・アイビー(蔦):絆、忠実、永遠の生命(他の木に絡まる性質から)
・ヒイラギ:キリストの血(赤い実)と、茨の冠(葉の鋭いトゲ)
・ヤドリギ:平和、愛、繁栄(古くから神聖な木とされてきた)
・松ぼっくり:豊穣、再生(固く閉ざされた実の中に命を宿すため)
・赤いリボン:愛、喜び、祝福(キリストの血や太陽の復活を意味する)
クリスマスリースはどこに飾る?

クリスマスリースをどこに飾るかは、そのリースに託された願いや、空間の雰囲気をどのように演出したいかによって異なります。
飾る場所ごとの意味や、現代的な飾り付けのバリエーションを知ることで、リースの魅力を最大限に引き出しましょう。
伝統的には玄関のドア:魔除けと歓迎のシンボル
リースを飾る場所として、最も歴史があり、一般的なのが玄関のドアです。
・意味合い:玄関は「外」と「内」を隔てる場所。古くからリースには、魔除けとして悪いものが家に入ってくるのを防ぐ役割と、歓迎の印として家族や客人を永遠の愛と希望をもって迎え入れる役割があるとされてきました。
・飾り付けのコツ:ドアの色や質感とリースの色を合わせると、統一感が生まれます。外からよく見える位置なのでボリュームのあるデザインや、&YOUKAENの「北欧カラーのクリスマスドライリースL」のような存在感のあるサイズを選ぶと、華やかさが際立ちます。
室内のドアや壁、リビングなどに:インテリアとしての安らぎ
近年、クリスマスリースは、玄関だけでなく、室内のインテリアとしても人気が高まっています。
・意味合い:家族が長い時間を過ごすリビングやダイニングに飾ることで、安らぎとクリスマスの温かさを空間にもたらします。特に、生花を使ったフレッシュリース(&YOUKAENの「クリスマスフレッシュリース (S)」など)は、室内に心地よい香りを広げる効果もあります。
・飾り付けのコツ:壁に飾る場合は、周りの絵や写真とのバランスを見ましょう。複数のリースをサイズのグラデーションをつけて並べたり、リボンで吊るす長さを変えたりするだけで、センスの良いウォールデコレーションが完成しますよ。
アドベント・リースなら食卓に:家族の希望の光
ろうそくを立ててクリスマスまでのカウントダウンを楽しむアドベント・リースは、食卓やリビングのテーブルに飾るのが基本です。
・意味合い:「希望の光」を意味するろうそくを灯すことで、家族が共にクリスマスの到来を待ち望むという、温かい時間と習慣を演出します。
・飾り付けのコツ:テーブルの中心に置く際は、食事がしやすいよう、リースの高さやサイズに注意しましょう。火を使うため、周りに燃えやすいものを置かず、安定した場所に飾ることが大切です。
窓辺や出窓でもOK:内外を繋ぐデザイン
窓辺にリースを飾るのも、素敵な飾り方の一つです。
・意味合い:窓は外と内、両方から景色を共有できる場所です。窓辺に飾ることで、行き交う人々にもクリスマスの喜びを分け与えることができます。
・飾り付けのコツ:夜は室内の光に照らされ、日中は自然光が入るため、ガラス製や金属製のオーナメントが使われたリースを選ぶと、光を受けて美しく輝きます。また、裏側からも美しく見えるデザインを選ぶと、外からの見栄えも良くなります。
公民館などの公共の場では扉や窓:空間全体を歓迎ムードに
店舗や公共施設など広い空間では、複数のリースを組み合わせて飾ることで、空間全体に歓迎ムードを演出できます。
・飾り付けのコツ:もしリースが複数あるなら左右対称に配置したり、柱や天井から吊るす場合は、目線よりも少し上に設置することで、空間に立体感と奥行きが生まれます。
このように、クリスマスリースは飾る場所によって様々な意味と効果を発揮します。リースに込められた願いを考えながら、最適な場所を選んでみてください。
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クリスマスリースは単なる飾りではなく「願いの輪」。
&YOUKAENでは、リースが持つ伝統的な意味を尊重しながらも、現代のライフスタイルに合うおしゃれなデザインのクリスマスリースを取り揃えています。
植物のプロが厳選した素材で作られたリースです。ご自宅用はもちろん、大切な方へのプレゼントにもおすすめですので、ぜひご検討ください。
北欧クリスマスをイメージしたフレッシュドアリース M「Jul ekrans」

北欧の森を感じる、華やかで上品な、ミディアムサイズのリース。
数種類のコニファー(針葉樹)に、ブルー系の実物をあしらったドアリース。清らかなグリーンの落ち着いたトーンが、定番でありながらも北欧らしい上品さを漂わせます。 異素材リボンのアクセントが、動きをもたらします。玄関を開けるたびに、森の香りとともにヒュッゲな空気を感じていただけます。
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フレッシュドアリース M「Jul ekrans」
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ボリューム抜群!おしゃれなグリーンを使ったフレッシュドアリース L「Jul ekrans」

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※真鍮のリースフックを別売りでご用意しております。こちらをご利用いただとドアに傷をつけずにお飾りいただけます。
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フレッシュドアリース L「Jul ekrans」
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まとめ

クリスマスリースの丸い形は「永遠の愛と命」、常緑樹は「希望」、そしてヒイラギなどの素材には「喜びと守り」の願いが込められています。
クリスマスリースを飾る行為は、古くから続く人々の願いを継承する美しい伝統です。
今年のクリスマスは、&YOUKAENのおしゃれで物語性のあるクリスマスリースを選び、その深い意味を思いながら、大切な場所に飾ってみてはいかがでしょうか。
◆修正履歴
2025年12月9日:一部年号について、根拠の確認状況に合わせて表現を修正。参考文献・出典情報を追記。
Oct 10, 2025

