お盆の過ごし方とは?風習やタブー、お仏壇に飾るお花の種類を解説
Jul 16, 2026

お盆の過ごし方とは?風習やタブー、お仏壇に飾るお花の種類を解説
お盆の時期が近づくと、「一体何を準備して過ごせばいいの?」「やってはいけないタブーはあるのかな?」と戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。
お盆は単なるお休み期間ではなく、ご先祖様が私たちのもとへ帰ってくる大切な時期。日頃の感謝を伝え、心穏やかに供養するための特別な行事がたくさんあります。
この記事では、プロのお花屋さんがお盆の基本的な意味から、期間中の主な風習ややること、そしてうっかり犯してしまいがちなタブーまで、分かりやすく解説いたします。
ご先祖様をお迎えする「お仏壇に飾るお花の種類」や、遠方への配送に便利なおすすめギフトもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
まずはおさらい。お盆とは?期間や「初盆(新盆)」との違い

お盆とは、ご先祖様の霊が子孫のもとへ帰ってくるとされている期間のことです。まずは、お盆の基本的な期間と種類についておさらいしておきましょう。
お盆の期間は地域によって7月と8月に分かれる
お盆の期間は、お住まいの地域によって大きく二つのパターンがあります。
「旧盆(8月盆)」は8月13日〜16日を指し、全国的に最も広く行われているお盆です。一方、「新盆(7月盆・東京盆)」は7月13日〜16日に行われ、東京など一部の地域に根付いている習慣です。
初盆(新盆)は、四十九日後に初めて迎える特別なお盆
故人様が亡くなってから四十九日の忌明け後に”初めて迎えるお盆”のことを「初盆(はつぼん)」、または「新盆(にいぼん/しんぼん)」と呼びます。
初盆は通常のお盆と比べてより丁重にご供養を行うのが一般的で、親族を招いて法要を行ったり、特別な「白提灯」を飾ったりします。
お盆の主な風習・やることリスト

お盆の期間中には、ご先祖様を迎え入れ、お見送りするための様々な風習や準備があります。一つ一つ心を込めて行うことが、ご供養に繋がりますよ。
盆棚(精霊棚)と「精霊馬」の準備
お仏壇の前に、ご先祖様が滞在する場所として「盆棚(精霊棚)」を設けます。そこへ、なすやきゅうりに割り箸で脚をつけた「精霊馬(しょうりょううま)」や「精霊牛(しょうりょううし)」を飾ります。
「来る時は馬に乗って早く、帰る時は牛に乗ってゆっくりと景色を楽しみながら」という優しい願いが込められています。
お盆を彩る「お仏壇のお花(仏花)」の準備
お盆の準備で忘れてはいけないのが、盆棚やお仏壇を彩る「お供え花(仏花)」です。ご先祖様や故人様が安らかに過ごせるよう、新鮮で清らかなお花を飾りましょう。
迎え火・送り火とお墓参り
13日の夕方には、ご先祖様が迷わず帰ってこられるように「迎え火」を焚きます。14日・15日の滞在期間中にはご家族でお墓参りに行き、お仏壇に手を合わせます。
そして最終日の16日には、無事に浄土へ帰っていけるよう「送り火」を焚いてお見送りをします。
お盆・初盆に飾る「お花の種類」とおすすめギフト

お盆の期間中、お仏壇にはどのようなお花を飾れば良いのでしょうか?帰省できない場合に、ご挨拶を兼ねてお花を配送で贈る方も増えています。ここでは選び方のポイントとおすすめのギフトをご紹介します。
初盆には「白基調」、通常のお盆には「優しい色合い」を
故人様が初めて帰られる「初盆」の場合は、白一色でまとめた清らかなお花(白上がり)を飾るのが基本のマナーです。
一方で、2回目以降の通常のお盆の場合は、白を基調としつつも、故人様がお好きだった色や、薄いピンク・水色などの優しい色合いを取り入れて、温かみのあるお花を飾るのが一般的です。菊やトルコキキョウなど、日持ちのするお花が喜ばれます。
手間いらずで飾れる「フラワーアレンジメント」がおすすめ
ご実家にお花を贈る際、ご高齢でお水換えの負担を減らしてあげたい場合は、花瓶いらずでそのまま置いて飾れる「フラワーアレンジメント」がおすすめです。
\ そのまま飾れてお手入れ簡単 / お盆のアレンジメントをもっと見るお盆の「これってタブー?」知っておきたい注意点

お盆にはいくつかのタブーや注意点があります。これらも故人様を敬う気持ちから生まれたものですが、現代では柔軟に考えられることも多いですので、参考として知っておきましょう。
トゲのあるお花や、香りの強すぎるお花は避ける
バラなど「トゲのあるお花」は争いごとや痛みを連想させるため、ご供養の場では避けるのが基本マナーです。また、香りが強すぎるお花もお線香の香りを妨げてしまうため、控えめなものを選ぶと良いでしょう。プロのお花屋さんが作ったお盆用のアレンジメントなら、こうしたマナー違反の心配がなく安心です。
釣りや虫捕りなど、殺生(せっしょう)は控える
お盆はご先祖様の魂が帰ってくる時期であり、仏教の教えから「無用な殺生は避けるべき」とされています。そのため、釣りや虫捕りなどのレジャーは控えた方が良いと言い伝えられています。
Q. 海や川に行ってはいけないの?お祝い事や旅行は?
「お盆に水辺へ行くとご先祖様に引き込まれる」という昔からの迷信がありますが、これは水難事故が増える時期への注意喚起という意味合いが強いです。安全に注意して楽しんでくださいね。
また、結婚式などの慶事(お祝い事)は仏事と重なるため避けるのが一般的ですが、家族での旅行やレジャーに関しては「出発前にお仏壇へ一言ご挨拶をすれば問題ない」という考え方も広がっています。
まとめ:ご先祖様に感謝を伝える、心穏やかなお盆を

お盆は、ご先祖様をお迎えし、日頃の感謝の気持ちを伝えるための大切な期間です。
迎え火や送り火、お仏壇の飾り付けなど様々な準備がありますが、全てを完璧にこなすことよりも、故人様を思う「優しいお気持ち」が何よりも大切です。
ご先祖様をお迎えするにあたり、お仏壇を彩るお花も忘れてはならない大切な要素。心を込めて選んだお花は、最高の贈り物になるはずです。
&YOUKAEN(アンドユーカエン)では、プロのフローリストが鮮度にこだわり、マナーに沿って丁寧にお作りしたお供え花を多数ご用意しております。遠方への配送ギフトとしても安心してご利用いただけますので、ぜひ一度特集ページをご覧いただき、故人様を偲ぶ心温まるお花を見つけてみてくださいね。