初盆に飾るお花はどんなものが良いの?

初盆に飾るお花はどんなものが良いの?
故人が亡くなって初めて迎える初盆(はつぼん/にいぼん)。
大切な方を偲ぶこの特別な時期に「どんなお花を飾ればいいのだろう?」「マナーはあるのかな?」と、お花選びに不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
初盆にお花を飾ることは、故人への深い追悼の気持ちと感謝を表す、大変重要な供養の一つ。できるだけ間違えない花選びをしたいですよね。
この記事では、初盆にふさわしいお花の選び方から、知っておきたいマナー、そしておすすめの初盆向けお供え花の種類まで、詳しくご紹介します。
この記事を読めば、初盆のお花選びの不安が解消され、故人への想いが伝わる最適な花を安心して見つけることができるはず!
ぜひ最後までご覧ください。
初盆(新盆)とは?通常のお盆との違い

まず、「初盆(はつぼん)」または「新盆(にいぼん/しんぼん)」とは何か、通常のお盆とどう違うのかを確認しておきましょう。
初盆とは、故人が亡くなってから四十九日の忌明け後に、初めて迎えるおお盆のことです。
通常のお盆は毎年訪れるご先祖様をお迎えする行事ですが、初盆は特に故人の魂が初めて自宅に帰ってくる大切な節目の日とされています。
そのため、通常のお盆と比べて、より丁重に、そして清らかな気持ちで供養を行うのが一般的です。
この特別な意味合いがあるからこそ、初盆のお供え花選びには、通常のお盆とは異なる配慮やマナーが求められます。
初盆のお供え花の基本マナー

初盆にお花を贈る際、故人やご遺族への深い哀悼の意を示すためにも、いくつかのマナーがあります。
これらを知っておくことで、より心を込めたお供えができるでしょう。
色合いは「白を基調とすること」

初盆のお供え花を選ぶ上で、最も重要なポイントは色合いです。
以下にポイントをまとめてみました。
白を基調とする!
初盆は、故人を失った悲しみと、故人の魂の清らかさを表すため、白を基調としたお花を選ぶのが基本中の基本。
白一色の取り合わせが最も格式高く、故人への深い哀悼の意とご遺族への配慮を示します。
白菊、白い百合、白いトルコギキョウなどを使ったアレンジメントが代表的です。
初盆にも贈れる、白を基調としたフラワーアレンジメント
ホワイト お供えのアレンジメント Mサイズ
¥7,150-
淡いグリーンで爽やかに表現してもOK!
白い花に、瑞々しい淡いグリーンの葉物(グリーンもの)を添えるのはGood!
これにより、清らかさを保ちつつ、上品な印象になります。
初盆にも贈れる、グリーンの爽やかなお供えアレンジメント
お供えアレンジメント「clarity white」
¥32,450-
淡い色を加える場合の例外と注意点

基本は白ですが、故人が非常に若い方であった場合や、ご遺族から「少しだけ色を入れてほしい」と要望があった場合など、
ごく親しい間柄であれば、ごく控えめに淡い薄紫や淡い水色などを加えるケースもあります。
しかし、これはあくまで例外と心得ておき、迷った場合は必ず白を基調としたものを選ぶのが無難です。
派手な色や原色は絶対に避けましょう
赤やオレンジ、鮮やかなピンクなどの派手な色や、濃すぎる原色の花は、お祝い事を連想させたり、故人を偲ぶ場に不適切とされたりするため、
初盆のお供え花には絶対に避けましょう。
避けるべき花の種類とその理由について

故人やご遺族への配慮から、初盆のお供え花として避けるべきとされている花もありますので、見ていきましょう。
バラなど棘(とげ)のある花
バラやアザミなど、棘を持つ花は「争いごと」や「傷つける」といった意味合いを連想させるため、仏事の場では不適切とされています。
特に新盆では気をつけたほうが良いかもしれませんね。
香りが強すぎる花
百合の一部品種(特にカサブランカなど)やフリージアなどは、香りが非常に強いものがあります。
故人やご遺族の中には香りに敏感な方、アレルギーをお持ちの方もいらっしゃるため、配慮の観点から避けるか、
香りの少ない品種を選ぶのが無難です。
毒のある花
彼岸花(曼珠沙華)やスズラン、スイセンなど、毒性を持つ花は、お子様やペットがいるご家庭では特に危険なため、お供え花には向きません。
つる性の花
朝顔やつるバラのように、つるが伸びて絡みつく植物は「故人への未練が絡みつく」「あの世から戻ってこられなくなる」といった意味合いに通じるとされ、仏花としては避けるのが一般的です。
鉢植え
鉢植えは「根付く」という言葉が「寝付く」に通じ、「病気が長引く」ことを連想させると言われるため、慶事では縁起が良いとされますが、
仏事では基本的に避けるべきとされています。初盆では特に切り花のアレンジメントや花束を選ぶのが適切です。
フラワーギフトの種類と日持ちの良さ、贈るタイミングについて

フラワーギフトの種類はなんでも良い?
お盆に贈るフラワーギフトはアレンジメントと花束が一般的ですが、どちらでも問題ありません。
アレンジメントは花瓶がなくてもそのまま飾れるため、ご遺族の手間を省くことができ、特に喜ばれます。
供花(スタンド花)は大規模な法要会場などに贈るもので、個人宅に贈る初盆のお供え花としては適しませんので注意が必要です。
日持ちの良さについて
お盆は夏の暑い時期に行われることが多いため、日持ちのするお花を選ぶことが非常に重要です。
新鮮な状態が長く保てる花を選び、水換えなどの手入れがしやすい工夫がされたアレンジメントを選ぶとよりGood!
贈るタイミングについて
初盆のお供え花は、お盆の入り(迎え火を行う日)である8月13日(または7月13日)までに届くように手配するのが一般的です。
余裕をもって、数日前には到着するよう手配すると安心ですね。
初盆におすすめのフラワーギフトをご紹介
お悔やみの花ブーケ Mサイズ 白系の花

白いお花をたっぷりと使ったお供えの花束です。カスミソウでふんわりと優しい雰囲気に仕上げました。
まんまるの「ピンポンマム」や、美しい「トルコキキョウ」などの長持ちするお花を中心に季節のお花をあしらいました。
優しい雰囲気に癒される花束は、大切な方へのお供えにおすすめ致します。
お悔やみの花ブーケ Mサイズ 白系の花
¥7,150-
その場で飾れる!季節のお任せブーケ <お供え ホワイト/グリーン>

フローリストおまかせの花材で作るお供えの花束です。白とグリーンのお花を中心に使って、清らかに仕上げます。
ラッピングをしたまま飾っておける花束なので、花瓶を持っていなくても大丈夫。 お仏壇の前、お写真の前などに、そのまま置いてください。
贈り先が花瓶を持っているかどうかわからなくても、安心してお贈り頂ける商品となっております。 たくさんのお花で想いを伝えたい方におすすめのフラワーギフトです。
その場で飾れる!季節のお任せブーケ <お供え ホワイト/グリーン>
¥7,700-
季節のお供えアレンジメント <グリーン・ホワイト>

季節のお花でお作りする、お供えのアレンジメントです。
グリーンとホワイトをベースに、様々なグリーンのお花や実物を取り合わせる事によって、
シンプルな色合わせでありながら寂しい印象にならないように仕上げました。
お供えのどのようなシーンでもお贈り頂ける色合わせで、枕花などにもお使い頂けます。
季節のお供えアレンジメント <グリーン・ホワイト>
¥9,900-
初盆には「&YOUKAEN」のフラワーギフトをお贈りください!
初盆というデリケートな時期だからこそ、&YOUKAENでのお供え花の購入は非常に便利で安心です。
遠方のご実家へ送りたい場合や、忙しくて実店舗に足を運ぶ時間がない時でも、手軽に高品質な初盆向けお花を贈ることができます。
オンラインでお花を購入する最大のメリットは、豊富な選択肢の中から、ご自身のペースでじっくりと選べる点です。
&YOUKAENでは、初盆の花に特化したカテゴリをご用意しており、マナーに沿った厳選されたお花を多数取り揃えています。
専門知識を持つスタッフが作る「初盆のフラワーギフト」
厳格なマナーに沿った、白を基調としたお花を豊富に取り揃えており、迷うことなくお選びいただけます。
マナーを考慮したアレンジメント・花束
経験豊富なフローリストが、初盆にふさわしい上品で心のこもったアレンジメント・花束を一つ一つ丁寧に制作しています。
ご自宅へのお届けはもちろん、遠方のご親戚宅や故人のご自宅へ直接お届けすることも可能です。
初盆という大切な節目に、故人を偲ぶ心を込めたお花をお届けするため、精一杯サポートさせていただきます!
まとめ
初盆は、故人が亡くなって初めて迎える、ご遺族にとっても特別な意味を持つお盆です。
この時期にお花を飾ることは、故人への深い感謝と追悼の気持ちを表す大切な供養となります。
初盆のお供え花は、白を基調とし、清らかで上品な花を選ぶのが基本マナーです。
菊や百合、トルコギキョウといった定番の白い花を中心に、故人を思う気持ちを込めてお選びください。
Jun 26, 2025