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フラワーアレンジメントを日持ちさせる方法は?

メイン

フラワーアレンジメントを日持ちさせるコツ

誕生日や退職のお祝いなどで、フラワーアレンジメントをプレゼントされたことはありませんか?
とても素敵な贈り物なので貰った時はとてもテンションが上がりますが、それと同時に「どのように管理したら良いのだろう?」と不安に思われる方も多くいらっしゃいます。
今回はそんなお悩みにお答えして、&YOUKAENのフローリストが実践している、フラワーアレンジメントの日々のお手入れ方法を解説いたします。
この記事に書いてあることに気をつけていただければ、何もせずに置くだけの状態よりもグンと日持ちしますよ!
ぜひ、お試しください!

フラワーアレンジメント特集はこちら▶︎



そもそもフラワーアレンジメントとは?

フラワーアレンジメントとは

フラワーアレンジメントとは、吸水性スポンジに花を挿した装飾物・インテリアのことをいいます。
よく「生け花とどう違うの?」と尋ねられるのですが、生け花が「侘び寂び」や「空間・余白」といった和の美しさを大切にしているのに対し、
フラワーアレンジメントはお花をふんだんに使用して「豪華さ」を重視する西洋的な美しさをメインにしている点が大きく違います。
花束と違ってフラワーアレンジメントは花瓶に移し替える必要がないので、花瓶を持っているかどうか分からない方にお花をプレゼントする場合にも良く贈られます。
花束と人気を二分するフラワーギフトで、お祝いのシーンにおすすめです。



■お水が必要なアレンジメントの種類

水が必要なフラワーアレンジメントの種類

基本的にフラワーアレンジメントは生のお花を使用して制作します。
吸水性スポンジにはたっぷりとお水が入っているので、そこからお花が吸水できるようになっているのです。
しかし、生のお花を使用しないフラワーアレンジメントはお水をあげる必要はありません。
もしドライフラワー、プリザーブドフラワー、造花などを使用したフラワーアレンジメントを貰ったら、水はあげずに管理をしましょう。



■フラワーアレンジメントを貰ったらまず行うこと

アレンジメントをもらったらやること

誕生日や記念日、歓送迎会などのお祝いのシーンでフラワーアレンジメントを貰った場合は、まず花を傷つけないようにして持ち帰りましょう。
その後お家に到着したら、ラッピングを丁寧に外します。
ラッピングをしたままにしておくと、フィルムの中で水分の逃げ場が失われてしまい、お花が蒸れて弱ってしまう可能性があります。



■フラワーアレンジメントの基本的な管理

フラワーアレンジメントの基本的な管理

フラワーアレンジメントの毎日のお手入れは「お水を上げること」と「痛んだ花や葉を取り除くこと」です。
以上2点を気をつけていただくと、貰った当日の美しさが長く続くでしょう。
フラワーアレンジメントは生花を使用しているので、お花が生きた状態のままお客様の手に届きます。
切花となってしまったら日光や栄養などは必要ないのですが、お水を与える必要はあることは覚えておきましょう。



■フラワーアレンジメントは何日持つ?

フラワーアレンジメントは何日持つ?

フラワーアレンジメントは貰ったその日から、何もしなくても大体2日の間は綺麗な状態を保つことができるでしょう。
ただし気温や湿度によっては、痛みが早い場合もあります。
夏の暑い時期であれば1日で弱ってしまう場合もありますし、冬の寒い時期であれば5日程度持つ場合もあります。
今から説明するお手入れ方法を実践していただければ一週間程度は日持ちしますので、ぜひ試してみてください!




フラワーアレンジメントにお水をあげる

フラワーアレンジメントにお水をあげる

フラワーアレンジメントに使用されているお花は、生きたお花です。
花壇のお花に水が必要なように、フラワーアレンジメントにも水が必要になります。
水やりを怠ってしまうと吸水性スポンジの中のお水がカラカラに乾いてしまい、お花がすぐに枯れてしまいます。
フラワーアレンジメントを貰ったら、毎日の水やりは欠かさないようにしましょう。



■ 吸水性スポンジが乾いてないか確認しよう!

吸水性スポンジが乾いていないか

フラワーアレンジメントにお水をあげた方が良いかを確認するときは、お花の根元にある吸水性スポンジを指で触ってみるのが良いでしょう。
軽く押してみて水分が滲み出るようであれば、しっかりと吸水されている状態です。
反対に少し乾いた印象があったり、軽く押してみても水分が滲み出てこない場合などはお水を追加します。
吸水性スポンジは一度乾いてしまうと水分を吸収しなくなる特性があるので、スポンジ内の水分は保つように心がけましょう。



■ お水を入れすぎてしまわないように注意!

お水を入れすぎないように注意

吸水性スポンジはたくさん水を入れ過ぎてしまうと、スポンジを覆っているセロファンから水が溢れ出てしまいます。
フラワーアレンジメントが入った器の中に水が溜まってしまうと、お花が蒸れてしまう原因になったり、
バスケットの器などを使っている場合はお水が漏れて、床や家具を汚してしまう場合があります。
お水を入れる時はドバッと入れるのではなく、漏れないように丁寧に入れていきましょう。



■ 霧吹きで適度に保湿するのも有効!

霧吹きで適度に湿度を

お花は適度な湿度を好みます。たとえば冷暖房の風が影響して花が乾燥してしまうと、花びらが萎れて弱ってしまいます。
そうなる前に、霧吹きを2〜3プッシュだけフラワーアレンジメント全体に吹きかけると良いでしょう。
乾燥し過ぎている時はお花に直接水分を与えることで、フラワーアレンジメント全体がイキイキとしてきます。
やり過ぎは禁物ですので、お花がびしょびしょになるまで霧吹きをしないように気をつけてください。蒸れて花びらが腐ってしまうことも!




お花をよく観察して痛んでいたら抜く

お花が傷んでいたら抜く

フラワーアレンジメントをよくよく観察していると、痛んでいる花を見つけることがあります。
「お花が痛んでいる状態」とは、花びらの色が変色していたり、葉っぱが枯れていたりすることです。中には花びらや葉っぱが溶けてしまっている場合もあります。
そうしたお花は「エチレンガス」というガスを放出しますので、周囲のお花にも影響して、フラワーアレンジメント全体がどんどんと痛んでしまいます。
痛んだお花を見つけたときは、すぐに取り除くことが重要です。



■ カビている花は要注意!

カビている花は要注意

6月〜8月の夏の時期、特に湿気でジメジメしていると、お花や吸水性スポンジにカビが生えてしまうことがあります。
そのまま放置しておくと他のお花にもカビが広がってしまうため、見つけたら急いで取り除きましょう。
もし吸水性スポンジもカビている場合は、お花を全て抜き、茎を軽く洗ってから花瓶に挿し直すと良いでしょう。
カビはお花の天敵。フラワーアレンジメント全体がダメになってしまう前に、対処したいところです。



■ 元気がないお花も取り除くのがベター

元気がない花は取り除く

フラワーアレンジメントを長く飾っておくと、花が下を向いていたり、花びらがしおしおになってしまうなど、どうしても元気がなくなってしまったお花がでてきます。
そうしたお花も見つけ次第抜いてしまうのが良いでしょう。元気のないお花を放置しておくと、そこから腐って、他のお花に影響がでてしまうことも。
最悪の場合バクテリアが繁殖して、吸水性スポンジ内のお水が腐敗してしまうことがあり、そうなると悪臭を放ちます。
フラワーアレンジメントを飾ったら、時々よく観察していただけると嬉しいです。
日毎の雰囲気の違いを楽しんでいただきながら、弱っているお花がないかも同時にチェックしていただけると、フラワーアレンジメントは日持ちします。




フラワーアレンジメントが日持ちする置き場所

フラワーアレンジメントが日持ちする場所

フラワーアレンジメントは置き場所によっても日持ちに差ができてしまいます。
お花にとって気持ちよく過ごせる場所に飾ってあげるようにしましょう。
置き場所を考えてあげるだけで、アレンジメントの日持ちに1日〜3日ほどの違いが出てきます。



■直射日光は避けて飾ろう!

直射日光は避けて飾る

お花は直射日光が苦手です。太陽の光は花びらを乾燥させてしまい、お花を弱らせてしまいます。
また、お日様の温もりが吸水性スポンジを熱してしまい、暖かくなったお水が花を弱らせるだけでなく、バクテリアが繁殖しやすい環境に。
切花となったらそこまで日の光は必要ではありませんので、直射日光の当たらない日陰に置いてフラワーアレンジメントを管理しましょう。
また、部屋に熱がこもってしまうようなお部屋に飾るのもよくありません。



■湿度の多いところは花の痛みが早い!

湿度の多いところには飾らない

お花は乾燥を嫌いますが、反対に湿度が高すぎるところも苦手です。
例えば洗面所やお手洗いといった場所は要注意。空気中の水分量が多いので、お花がすぐに蒸れて、腐りやすくなります。
キッチンや流し場程度であれば大丈夫ですが、狭い空間でかつ湿気が貯まりやすい場所には飾らないようにしましょう。



■エアコンの風の当たる場所はNG!

エアコンの風が当たらない場所に飾る

「私、お花をすぐ枯らしてしまうから貰っても可哀想なだけなんです」とおっしゃる方に共通している「花を枯らしてしまう原因No1」はこちらです!
冷房の場合は風によってお花が乾燥してしまい、暖房の場合はお花が暖かい風で熱されて、すぐに弱ってしまいます。
フラワーアレンジメントを飾る際はエアコンの風のことも意識して、飾ってあげてください。それだけで花持ちが大きく変わってきます。
また、テレビやパソコンの隣など、排熱の影響を受けてしまう場所も要注意です。




フラワーアレンジメントがさらに日持ちする方法

アレンジメントがさらに日持ちする方法

以上のことに気をつけていただければ、通常3日ほどでダメになってしまうフラワーアレンジメントも一週間近く日持ちします。
が、さらにフラワーアレンジメントを日持ちさせる場合は、以下のような方法もあります。



■切花延命材を使う

切花延命材を使用する

毎日のお水やりの際に、水に切花の延命材を入れると、吸水スポンジ内のバクテリアの繁殖を抑えることができてフラワーアレンジメントが日持ちします。
切花延命材はお花屋さんでも販売されていますし、フラワーアレンジメントを購入すると付属されていることも多いので、ぜひ使用してみてください。
もし切花延命材がお手元にない場合は、漂白剤が代品になります。ほんの少しだけお水に溶かして吸水させると、バクテリアの繁殖を防ぎます。
漂白剤を使用する場合は花びらなどに付着しないように気をつけましょう!




フラワーアレンジメントのお花が少なくなってきたら?

フラワーアレンジメントの花が少なくなってきたら

日々メンテナンスをしていくと、元気がなくなってしまって捨てざるを得なくなったお花と、一週間も経つのにまだまだ元気いっぱいなお花が出てきます。
すると手元に届いたばかりのフラワーアレンジメントのような豪華さはなくなり、少し寂しい雰囲気になってくるかと思います。
そのような時は、以下の方法を試してみるのがおすすめです。ぜひ、参考にしてみてください。



■お花屋さんでお花を買って追加する

お花屋さんで花を買って追加

もしお花が少なくなってしまった場合は、お花屋さんで切花を購入して、フラワーアレンジメントにお花を追加していくのも良いでしょう。
お手元に届いた時のデザインを思い描きながらお花をチョイスするのも良いですし、いっそのこと自分らしいデザインに仕上げてみるのも素敵です。
お花を新たに吸水性スポンジに挿す場合は、穴の空いていないところにお花を挿すのが長持ちのポイント。
また、しっかりと深めに挿すようにしてみましょう。



■元気なお花だけを集めて花瓶に入れて飾る

元気な花だけを集めて花瓶に入れる

もしご自宅に花瓶がある場合は、アレンジメントの中から元気なお花だけを集めて、花瓶に入れ直すのも素敵です。
一輪、二輪でも様になりますので、フラワーアレンジメントとはまた違った魅力が楽しめるかと思います。
花瓶に挿し直す場合は、吸水性スポンジに刺さっていた部分を切ってから水に入れると良いでしょう。
これは「切り戻し」と言って、痛んだ茎の断面を新しくしてあげることにより、水の吸い上げを良くするテクニックの1つです。



■ドライフラワーにして楽しむ

ドライフラワーにして楽しむ

もしお家に花瓶がない場合は、元気なお花をドライフラワーにするのも素敵です。
例えばバラやかすみ草、紫陽花、ユーカリなどの葉物はドライフラワーにしやすいお花です。
ドライフラワーにするときは、無事なお花だけを紐で束ねて、風通しの良いところに吊るすだけでOK。大体2週間くらい吊るしておけば、綺麗なドライフラワーに変貌します。
ただ、ダリアやガーベラなどの花びらが繊細なお花はなかなか綺麗なドライフラワーになりづらいので、注意が必要です。




&YOUKAENのおすすめフラワーアレンジメント

&YOUKAENのおすすめフラワーアレンジメント

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フラワーアレンジメント特集はこちら▶︎

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