コンテンツに進む

特集 BLUE

ブルー特集 ▶︎

ブーケと花束の違いを徹底解説!お花屋さんが教える、お花の豆知識

メイン

ブーケと花束の違いを徹底解説!
お花屋さんが教える、お花の豆知識

皆さんはブーケと花束の違いをご存知でしょうか?
今ではどちらも一緒のものとして扱っていますが、実は小さな違いがいくつか存在し、ある程度明確に分けられています。
今回はブーケと花束の違いについて解説していきます。
お花屋さんで商品を頼む際にお役立ていただければと思います。

おしゃれな花束特集はこちら▶︎



ブーケと花束の違いは?

ブーケと花束の違い

ブーケはフランス語で「花束」を意味する言葉で、スペルはbouquetになります。
言語が違うだけでどちらも花束という意味なのですが、日本においてはデザインや使用するシーンに違いが生まれています。



■ブーケの基本的な定義

ブーケの定義

茎の短い花束を「ブーケ」とする場合が多くあります。
日本では花を使う際に茎を長く残す風習があり、生け花では「茎の姿を含めて花として考える」美学があります。
しかし西洋のフラワーギフトではあまり茎を活かすことがないので、ブーケは茎の短い花束を指すことが多いのです。
西洋では「花は花弁を愛でるもの」という認識があるので、デザインに違いが出てくるようです。
また、結婚式に花嫁が持つ花束のことも「ブーケ」と呼称します。お嫁さんが持つお花を花束と表現する人は少ないですよね。



■花束の基本的な定義

花束の定義

前述の通り、茎を長くして花を束ねたものを「花束」とする場合があります。
全体的に縦に長い形状をしていて、正面から見て美しく見えるように組まれているのが特徴です。
反対にわざとに背中を作られているので、さまざまな角度から綺麗に見えるようにデザインされたブーケとは少し印象が異なるでしょう、
ブライダルの場面ではご両親にお渡しする花などが「花束」と呼称されています。
なお花束は茎が長く作られているので、飾る際には花瓶に合った高さに調整するのが基本です。




デザインとスタイルの違い

デザインとスタイルの違い

花束とブーケにはデザインが異なる点があります。
先ほどは茎の長さで変わることを説明しましたが、ここではもう少し詳しく花束とブーケのデザインの違いについて解説していきたいと思います。



■ ブーケの種類とデザイン

ブーケのデザイン

ブーケは茎を短くした花材を使用して作られるフラワーギフトです。
基本的にはラウンドのスタイルで作られることが多い為、丸く、どこから見ても可愛い形に仕上がります。
また、茎が短くても良いため、元々茎が長く取れないような可愛くて小さなお花を花束に入れ込むことも可能です。
結婚式に使用するブーケですと、デザインによって違う名前も付けられています。
ラウンドブーケ=ウェディングにおいては定番の形で、名前のお通り丸い形でお作りします。
キャスケードブーケ=縦長の形が特徴的なブーケで、流れるような雰囲気が魅力です。
クラッチブーケ=花をそのままの形でぎゅっと束ねた、カジュアルな風合いのブーケです。



■花束の種類とデザイン

花束のデザイン

花束は茎を長い状態で活かした花を使って束ねるフラワーギフトです。
花束は背面を作ることが多く、三方見のデザインに仕上げていることがあります。
そうした花束は「ワンサイドブーケ」と呼ばれ、背面があるので持ちやすいのが特徴です。
見栄えのするデザインとなっているので、発表会や送別会などのお祝い事に贈る場合によく使用されます。
ただ、茎を長くしたままでも丸く仕上げる場合もありますので、その場合はラウンドと呼称される場合もあります。
例えばプロポーズ用の花束など、花を100本単位で大量に使用する場合などは物理的に茎を長くする必要があるのです。




使用シーンと目的の違い

花束とブーケで使用シーンが変化します。
花束は主にお祝いの席ですが、それだけではなくお供えや仏前の花としても使用され、
ブーケは友人間のプレゼントやウェディングに用いられます。



■ブーケが適するシーン

ブーケのシーン

ブーケを使用するシーンで代表的なのはなんと言っても結婚式です。
花嫁をさらってしまう悪魔から身を守る魔除けとして古くから使用されてきたという背景があり、今でも結婚式の定番アイテムとなっています。
その他、友達にお花のプレゼントを贈る際にも選ばれるのはブーケでしょう。
ブーケは花束とは違って茎を短くして作り上げるので持ち帰りやすく、便利です。
飲食店などで歓送迎会を行い、電車で帰宅することが想定される場合には、花束ではなくブーケを贈りましょう。



■花束が適するシーン

花束のシーン

花束を使用するシーンで代表的なのはお祝いの場です。
例えば会場で行う歓送迎会や、受賞のお祝い、優勝のお祝い、他には結婚式の両親への花束贈呈など、多くの人に注目されるシーンではブーケよりも適しています。
茎を長くとるので花束自体が大きく、見栄えがするのが理由です。
お祝いのシーン以外にもお供えのシーンでも使用されるのが花束です。仏前のお花や、弔問の際に渡す花束も三方見のスタイルが多いでしょう。
基本的には細かいデザインを魅せるというよりもインパクトが出やすいスタイルなので、ボリューム感が必要なシーンで贈られます。




素材と制作方法の違い

花束とブーケでは、使用する花材と制作の方法が若干変わってくるものもあります。
少しマニアックな内容となりますが、実際にどんなところが違うのかを解説していきます。



■使用される花材の違い

使用花材

花束は茎が長い状態を保てる花材を使用することが多いのが特徴です。
バラやダリアはもちろんですが、グラジオラスやストレリチアなど、大きくてインパクトもあり、茎も太い花材を使用できるのが強みです。
枝物を入れて大胆なデザインにできるのも花束の魅力です。 ブーケに関しては茎が繊細なお花を入れ込むことができます。
例えばブルースターやスカビオサ、マトリカリアなど、繊細な花を入れることによってフワッとした雰囲気に仕上げることもできます。



■制作のプロセスと技法

プロセスと技法

花束は茎を長くしたまま使用するので、無闇矢鱈に茎を切り刻むことはせず、すくっとした花の美しさを最大限引き立てるように束ねます。
また三方見で仕上げることも多い為、花の顔を正面にしっかりと向け、前から見た時に一番美しくなるように作るのもポイントです。
ブーケの場合はどこから見ても美しくなるように制作します。
ウェディングブーケに関しては特殊で、吸水性スポンジを仕込むことのできる「ブーケホルダー」に花を挿して制作します。
その際は茎を短く切って、花の頭だけを使用する形になります。



■持ち運び方法と飾り方

持ち運びの方法

持ち運びと保管方法に関しては花束もブーケも大きくは変わりません。
もらったら持ち帰りましょう。ラッピングをされた状態で貰うことが多いと思いますので、乱暴に扱わない限りは花を傷つけることはありません。
家に帰ったらラッピングを解き、一度茎を切ってから花瓶に入れて飾ります。
花束の場合は茎が非常に長いので、花瓶に合うように大胆に切っていただいて構いません。切りすぎには注意しましょう。
結婚式に使用するウェディングブーケに関しては、ブーケホルダーに入っている水が枯れてしまうと次第に花が枯れてしまいます。
枯れる前に、押し花にして額に飾ることのできる「アフターブーケ」などのサービスを利用し、絵画のようにして飾るのも一つの手です。



■お手入れの方法の違い

お手入れ

お手入れの方法も、ブーケと花束に違いはありません。
花瓶に入れて飾る際は直射日光の当たらない場所に置いてください。日光が当たってしまうと、あまり日持ちがしません。
また夏であれば一日に一回、冬であれば三日に一回は花瓶の水を変えるのがおすすめです。
その際に茎を切って花瓶に入れると、より日持ちします。
ブーケホルダーを使用したウェディングブーケの場合は給水ができないので、一日に一回はスプレーなどで霧吹きを行うと、僅かですが延命ができます。




ブーケと花束を贈る際の注意点とアイデア

お祝いごとでブーケや花束を贈る場合には、気をつけなくてはならないこともあります。
ここでは誰でも陥りがちな注意点と、花束・ブーケを贈る際にプラスすると相手に喜ばれるワンアイデアなど、
実際にプレゼントする際に念頭に入れておいた方が良いことを、プロのお花屋さんの視点で解説いたします。



■花束・ブーケの渡し方

花束の渡し方

花束・ブーケを渡す時に注意をしなくてはならないのは「花を上向きにして渡す」ということです。
花束の茎部分にはお花に水分を行き届かせるためにゼリー状の保水剤や水を含ませたペーパーが仕込まれています。
花を逆さまにしてしまうとそこから水が漏れてしまって、ラッピングがびしょびしょになってしまうなど、トラブルの原因になるので気をつけましょう。



■メッセージカードの重要性

メッセージ

花束・ブーケをプレゼントする際に、メッセージカードとともにお渡しする方もいらっしゃいます。
言葉では伝えきれない思いを文字に起こしてお渡しすることで、よりお祝いの気持ちが伝わります。
&YOUKAENでは花束と一緒に贈ることのできるオリジナルメッセージカードを販売中です。
プリント印刷のものから、スタッフが丁寧手書きで制作するカードまで、さまざまなパターンを取り揃えております。



■他の贈り物との組み合わせ

組み合わせ

花束・ブーケと共に、ワインやウイスキーなどのお酒や、お菓子などの食べ物と贈る方もいらっしゃいます。
特に季節のお花をたっぷりと使った花束を贈る場合は、季節に見合ったお菓子を贈るのも気が利いていて素敵です。
贈る相手の好きなものを選んでプレゼントするのが良いでしょう。
お祝いのシーンが素敵なものになるように、お相手のことを想って、素敵なプレゼントを選びましょう。




&YOUKAENがおすすめする花束ギフト一覧

おしゃれな花束を販売中!

&YOUKAENでは誕生日や結婚記念日にプレゼントできる、おしゃれな花束を販売中です!
フローリストがこだわって仕入れた季節の旬のお花を使用して作るので、クオリティはピカイチ。デザインもおしゃれだと評判です!
リピーターの方も多い商品となっておりますので、必ず喜んでもらえると思っています。大切な方へのプレゼントには、ぜひ&YOUKAENの花束をお選びください!

おしゃれな花束特集はこちら▶︎




&YOUKAENがおすすめする ウェディングブーケ一覧

おしゃれな造花のウェディングブーケを販売中!

&YOUKAENでは造花で制作したウェディングブーケを多数販売しております!
海外のウェディングを参考にしたおしゃれなデザインが特徴です。また、造花を使用して作っておりますので、結婚式でご利用いただいた後はお部屋のインテリアにもなります!
全てのウェディングブーケにブートニアをつけてお送りします。もしわからないことがあれば、お気軽にわたしたちまでご連絡くださいませ!

ウェディングブーケ特集はこちら▶︎

過去の記事
新しい記事

お花の豆知識をもっと詳しく知りたい!
関連記事はこちら

&YOUKAENでは、フラワーギフトの豆知識についての記事を公開しています。

フラワーアレンジメントの豆知識

■「フラワーアレンジメント」 と「いけばな」の違いについて■
■フラワーアレンジメントとは? 初心者向けに解説します!■
■フラワーアレンジメントを日持ちさせる方法は?■

花束についての豆知識

ブーケと花束の違いを徹底解説!■
■誕生日の花束の相場は?■

もっと読む

夏季限定! ひまわりを中心に夏の花を使ったサマーギフトを販売中!

2025年6月19日

夏季限定! ひまわりを中心に夏の花を使ったサマーギフトを販売中! 夏を感じることができる「ひまわり」や「ジンジャー」などの旬の花を使用したサマーギフトの販売を開始しました!爽やかなグリーンが風に揺れる様子や、南国を感じさせるカラフ...

千葉県南房総産のひまわりで彩る夏!ひまわりの花束・切り花の魅力とお手入れ方法

2025年6月10日

夏の到来を告げるひまわり。その元気いっぱいの姿は誰をも惹きつけます。今回は千葉県南房総産のサンリッチひまわりの花束や切り花の魅力についてご紹介します。

紫陽花は今が旬! 雨の日にピッタリな紫陽花を飾って、梅雨を楽しみましょう

2025年6月2日

紫陽花は今が旬! 雨の日にピッタリな紫陽花を飾って、梅雨を楽しみましょう そろそろ日本も梅雨入り! 梅雨といえば「紫陽花」ですよね。道端の紫陽花も青やピンクの色を咲かせる季節になりました。&YOUKAENでは紫陽花を使用した自慢の...

期間限定!お部屋を爽やかに彩る「青いお花」はいかがですか?

2025年5月27日

お部屋を爽やかに彩る「青いお花」はいかがですか? 5月も終わって、そろそろ梅雨がやってきます。お花屋さんでは初夏のお花が徐々に少なくなって参りました。気圧のせいかちょっとアンニュイになる時期に、爽やかさと落ち着いた雰囲気を楽しむこ...

夏が旬!ドウダンツツジを使用したフラワーギフトを販売中!

2025年5月25日

&YOUKAENでは、夏が旬の植物「ドウダンツツジ」を販売中です!こちらの記事ではYOUKAENのフローリストが自信を持って制作するドウダンツツジを使用した花束などのフラワーギフトをご紹介をさせていただきます。 ■ 夏...

大切な方へのお祝いに。おしゃれで大きなフラワーギフトはいかがですか?

2025年5月22日

大切な方へのお祝いに。おしゃれで大きなフラワーギフトはいかがですか? 誕生日や結婚記念日など、特別な記念日には素敵なお花を送りたい!とお考えのみなさま。&YOUKAENでは大きいサイズの花束・アレンジメントを販売しております!ボリ...
Close (esc)

お正月商品情報

&YOUKAEN からのお年玉

"お正月全商品5%OFF"

注文の受付は12月29日(日)15:00まで
お届けは〜12月30日(月)となります。

お正月ギフトはコチラ

Age verification

By clicking enter you are verifying that you are old enough to consume alcohol.

検索

カートに追加しました