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フラワーアレンジメントとは? 初心者向けに解説します!

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フラワーアレンジメントとは? 初心者向けに解説します!

歓送迎会や誕生日のお祝い、お見舞いの品などに貰うことの多いフラワーギフト「フラワーアレンジメント」
あまりお花に詳しくない方は花束との区別がつかない方もいるなど、フラワーアレンジメントとは何なのかが意外と知られていないようです。
今回はフラワーアレンジメントの特徴や、制作に必要なもの、メンテナンス方法などを詳しく解説していきたいと思います。

フラワーアレンジメント特集はこちら▶︎



フラワーアレンジメントとは

フラワーアレンジメントとは

フラワーアレンジメントとは何でしょうか?
お花に詳しくない方はフラワーギフトのおしゃれな言い方がフラワーアレンジメントと思っている方も多く、
お花に詳しい方でも何となく花束と違うことはわかっていても、明確に答えることが出来ないようです。
ここでは詳しくフラワーアレンジメントについて解説していきます。



■フラワーアレンジメントの基本

フラワーアレンジメントの基本

フラワーアレンジメントとは、バスケットや陶器製、プラスチック製の器に吸水性スポンジを仕込んで、そこにお花を挿したものです。
花束とは違って花瓶に入れ直す必要がなく、ラッピングを解いてそのまま置くことができるため、お祝いなどの品に選ばれる機会の多い、人気のフラワーギフトです。
またデザイン性も高く、器によっては雰囲気もガラリと変わるので、こだわりの強い方にもおすすめのフラワーギフトになります。



■フラワーアレンジメントの歴史と起源

フラワーアレンジメントの歴史と起源

フラワーアレンジメントの起源は非常に古く、古代エジプトが発祥だとされています。
その後はヨーロッパに渡り、1400年代ごろから室内に花を飾る習慣が出来ました。貴族は庭で育てたお花を部屋に飾るなどしたようです。
1600年代ごろになると絵画などにフラワーアレンジメントが登場し始め、1900年代ともなると現在のようなさまざまな花材を用いて装飾されるようになります。
またそのころにドイツでは花の学校が登場し、花の持つ芸術性が評価されるようになったのです。
1950年代にはアメリカの会社が吸水性オアシスを販売し、現在のようにお花屋さんでフラワーアレンジメントを気軽に買える時代が到来しました。



■フラワーアレンジメントに使用する花材

フラワーアレンジメントに使用する花材

フラワーアレンジメントによく使用するお花は、バラ、ダリア、カーネーション、ガーベラなどさまざまありますが、
花束で使用する花材との大きな違いは、茎が柔らかい花材であったり、細い花材などを使用できることにあります。
花束は茎を長くして使用することが前提となっているので、元々茎の短い花や、細くて折れてしまいそうな花、柔らかい茎の花は使用を控えます。
しかしフラワーアレンジメントではその心配がないので、花束よりも多様な花材を使用することができ、個性豊かなデザインが体現できます。



■フラワーアレンジメントと生け花の違い

フラワーアレンジメントと生花の違い

フラワーデザインと生け花の大きな違いは、海外の発祥であるか、日本の発祥であるか、が大きな違いになります。
フラワーアレンジメントは豪華さであったり華やかさが特徴で、その空間がパッと明るくなるようなインテリア性のあるフラワーギフトです。
一方で生け花は素朴な風合いで、引き算の美を楽しむ特性があります。花材の一本一本に細心の注意をはらい、床の間などに飾って場を重んじます。
フラワーアレンジメントがデザイン・インテリアであるなら、生け花は芸術作品と言えるでしょう。



■フラワーアレンジメントの種類

フラワーアレンジメントの種類

フラワーアレンジメントにはさまざまな種類があります。
代表的なもので言えば、最終的に丸い形に仕上げる「ラウンド」のスタイルです。
他にも三角形に仕上げる「トライアングル」や、水平に広がるように形作る「ホリゾント」などのスタイルが存在しています。
お花屋さんやお花の通販サイトで販売されているフラワーアレンジメントで一番多いのは「ラウンド」のデザインです。
後ろにもお花が挿してあるので背面がなく、食卓などに置くことができて素敵です。




フラワーアレンジメントの特徴

フラワーアレンジメントの特徴

さて、フラワーアレンジメントにはどのような特徴があるのでしょうか。
花束・ブーケにはない素敵な魅力など、フラワーアレンジメントならではの特徴をご紹介します。



■ フラワーアレンジメントに必須、吸水性スポンジ

フラワーアレンジメントに必須、吸水性スポンジ

フラワーアレンジメントは吸水性スポンジと言われる、たくさんの水を含ませることのできるフォームに挿して制作します。
お花はこの吸水性スポンジから常に水を吸い上げているので、生き生きとした状態を保つことができるのです。
吸水性スポンジがあるおかげで、フラワーアレンジメントの形をある程度操作することができ、デザインに幅が出ます。



■ 多彩な色と花材の取り合わせ

多彩な色と組み合わせ

フラワーアレンジメントは自由度の高いフラワーギフトとなっており、さまざまなお花を使うことが可能です。
例えば元々茎が短い花材や、花束に使うには心もとない茎を持つ花なども、フラワーアレンジメントに入れることができます。
また、枝物なども思う存分使用できるのも特徴です。
花束よりもたくさんの花を使用することができるので、色の自由度が高いのも特徴の一つ。
一辺倒な赤・オレンジ・イエローといった色合いではなく、ベージュ系とオレンジが見事に混じり合った色など、
何とも言えない絶妙な美しさを出しやすいのもフラワーアレンジメントの特徴だと言って良いでしょう。



■ 器によって変化するデザイン

器によって変わるデザイン

フラワーアレンジメントは器に吸水性スポンジを入れて制作するもので、アレンジメントのデザインは器ありきだと言っても良いでしょう。
例えば陶器の白い器に入っていれば清潔感があって重厚な印象になりますし、バスケットに入っていれば粗野な雰囲気のするフラワーアレンジメントになるでしょう。
他にもマットな質感、ツルッとした質感など、テクスチャによって雰囲気も変わります。
こうしたところでも違いを楽しむことができるのがフラワーアレンジメントです。



■ 飾りやすく、花瓶が不要

花瓶が不要

フラワーアレンジメントは器に入っているので、もらったらラッピングを解いて、起きたい場所に置くだけでOK。
花束のように花瓶に入れ直したりする必要はありません。
置き場所は直射日光の当たらない場所で、湿度の高い場所は避けた方が良いですが、それさえ気をつければどこにでも置けます。
お部屋にフラワーアレンジメントがあると、雰囲気がガラッと変わりますよ。ぜひ、日常に季節を取り入れてください。




フラワーアレンジメントの制作に必要なもの

実際にフラワーアレンジメントを制作するときに、私たちフローリストはどのような道具を使用するのでしょうか?
これらの道具は100円ショップでも販売されているので、もし自分でフラワーアレンジメントを作ってみたい!と思われる方は参考にしてくださいませ。



■ 花を切る用のはさみ

花を切る用のはさみ

私たちがフラワーアレンジメントを制作するときは、花を切る専用のはさみを使用します。
硬い茎や枝を切ることも多いので、普通のはさみよりも頑丈にできていて、水に強いのも特徴です。
普段使用する紙を切るようのはさみでは切りづらく、すぐに刃がダメになってしまうので、フラワーアレンジメントを使用するときは必ず、花を切る用のはさみを使用します。



■ 吸水性スポンジ

吸水性スポンジ

フラワーアレンジメントを制作するときに必要なのは、吸水性スポンジです。
最近では100円ショップでも売っていますね。
吸水性スポンジは花を挿す前に水をたっぷりと含ませてから使用します。
一度水を吸ったら吸わせ直すことができないので、注意が必要。スポンジの中に空気の空間があると、そこに挿した花が水を吸うことができません。
水は上からかけるのではなく、水を張った桶などにそっと浮かべて、水を吸ってくれるのを待つのがコツです。



■ 花材によってはワイヤーとピック

花材によってはワイヤーとピック

茎が弱いお花はふにゃふにゃとして挿しづらいことがあります。
そういうときは花にワイヤーを添えて、フローラルテープと呼ばれる粘着性のあるテープで巻いて、補強します。 ワイヤーもフローラルテープも、最近は100円ショップで販売しているので、お探しの場合は大きめの店舗に行ってみると良いでしょう。
ピックはプラスチック製のもので、試験管のような見た目の、水の入ったボトルが先端についたものです。
これはあまりに茎が短い花を挿すときに使用するもので、茎をスポンジに挿すのではなく、ピックに挿して吸水させます。



■ 多種多様な器

多種多様な器

自分が思い描くデザインになるように、器にもこだわりたいところです。
シックでおしゃれな雰囲気のフラワーアレンジメントに仕上げたい場合は黒い器。
素朴でカントリー風な仕上がりにしたい場合は、バスケットなど、器によってデザインは大きく変わります。
一つ要注意で、器に吸水性スポンジを仕込む際には必ずフィルムを敷いて、水が漏れないようにしましょう。
せっかくフラワーアレンジメントを作っても器から水が漏れてしまっては、大切な家具などがびしょびしょになってしまいます。
吸水性スポンジも水が切れてしまって、お花がすぐに枯れてしまうでしょう。



■ 水差し

水差し

フラワーアレンジメントは吸水性スポンジにお花を挿して制作するものです。
スポンジの中の水を吸ってお花は生きていますので、その水がなくなってしまうと、たちまち枯れてしまいます。
そうならないように水やりをするのが基本なのですが、水差しがあると便利でしょう。
フラワーアレンジメントにはたくさんのお花が挿さっていますので、なかなか根元に水をあげるのが難しい場合があります。
お花の上からかけて仕舞えばいいじゃいか、と思われる方もいらっしゃいますが、花に水がかかってしまうと蒸れて痛んでしまうので、お勧めはしません。
水やりは必ず根元の吸水性スポンジに向かって行うようにしてください。




フラワーアレンジメントの楽しみ方

フラワーアレンジメントはそもそもどのようにして楽しむものなのでしょうか?
アレンジメントには切花を使用しているので、後につぼみが開花することはあっても、花を育てる過程を楽しむものではありません。
ここではフラワーアレンジメントの楽しみ方を解説していきたいと思います。



■季節の花材を飾って、部屋に四季を取り込む

花材で季節感を

フラワーアレンジメントに限らず、花束などのお花のギフトの魅力は、何と言っても季節感を味わえることです。
その季節にだけしか花を咲かせない、または流通しないお花を使用して、一つの作品を作り上げています。
フラワーアレンジメントをお部屋に飾ることで、空間に季節を呼ぶことができ、ガラリと雰囲気が変わります。
この感覚はさまざまあるインテリアの中でも、お花のギフトでしか感じることのできない特別な価値だと私たちは考えています。



■フラワーアレンジメントの色の心理的効果

心理的効果

フラワーアレンジメントにはさまざまな色合いがあり、色の違いによって人にさまざまな印象を与えます。
例えば赤色のフラワーアレンジメントであれば、「強さ」や「情熱」などの印象を、
オレンジ色であれば「暖かさ」「明るさ」「元気」などの印象、
黄色いアレンジメントであれば「幸せ」「輝き」、
ブルー系であれば「冷静さ」「かっこよさ」など、贈るシーンによって色を変えることで、贈り主様のメッセージがよりダイレクトに届くでしょう。
ご自宅用であればリラックス効果や疲労回復効果のあるグリーン系のフラワーアレンジメントなど、色による効果を存分に楽しめるのも、フラワーアレンジメントの魅力です。



■お祝いに贈って、笑顔を引き出す

笑顔を引き出す

お花のギフトは笑顔を引き出してくれる魔法のアイテムです。
お花には癒し効果があり、ドーパミンやオキシトシンなどの幸せホルモンが分泌されることが知られています。
フラワーアレンジメントをお祝いに贈ることで、贈り主様のお祝いの気持ちを形にすることができ、お祝いの場がさらに幸せに包まれることになるでしょう。




フラワーアレンジメントのメンテナンス方法

さて、フラワーアレンジメントを貰ったり購入した場合、どのようにしてメンテナンスを行っていけば良いのでしょうか。
お花は生き物なので、ただ単純に置いて飾っているだけでは、傷んでしまうこともあります。
フラワーアレンジメントには毎日のお手入れが必要不可欠です。



■一日一回はお水を与えましょう

一日一回は水をあげましょう

フラワーアレンジメントには吸水性スポンジが仕込まれており、スポンジが乾いてしまうとお花が水を吸うことができなくなり、枯れてしまいます。
また、スポンジは一度乾いてしまうと水を含まなくなってしまうので、常に湿らせておく必要があるのです。
吸水性スポンジは空気と面している部分が乾く傾向がありますので、花の根元を見て乾いているようであれば水をあげましょう。
その際には器から水がこぼれないように注意してください。



■直射日光を避けて飾りましょう

直射日光を避けて飾ってください

お花を飾るときは直射日光の当たらない場所に飾るのがポイントです。
お花は乾燥に弱く、太陽光の熱で花が傷んでしまいます。また、吸水性スポンジのお水が直射日光で暖かくなってしまい、花の痛みも早くなります。
乾燥させないという観点では、エアコンの風が直接当たってしまう場所におくのも良くないでしょう。
なるべく涼しい場所に置くことで、フラワーアレンジメントは長い時間楽しむことができます。



■枯れた葉っぱや花は気がついたら摘んでしまいましょう

枯れた花は取り除きましょう

フラワーアレンジメントを飾っていると、一部の花や葉っぱが枯れてしまったり、萎れてしまうことがあります。
一輪だけ挿してあるものに関しては吸水性スポンジから抜き、捨ててください。
複数輪ある植物で、その中の一輪だけが傷んでいるようであれば、ハサミで切って摘んでしまいましょう。
葉っぱも同様で、傷んでいる葉っぱは取っておくのが望ましいです。
理由としては枯れていたり傷んでいる部分は菌が繁殖しやすく、他のお花に影響して全体が枯れやすくなっているためです。

これらのことに気をつけて、フラワーアレンジメントを長くお楽しみください。

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