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深呼吸というご褒美

バラにおぼれる30日間、香りのバラの定期便

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《バラにおぼれる30日間 - la dolce vita》#5 秋バラの魅力を最大限に。&YOUKAENの品質へのこだわり

春と秋、年に二度の旬を迎えるバラ

なかでも9月から11月に咲く秋バラは、気温差によって色が濃く、バラの香りも一層豊かになる特別な存在です。

&YOUKAENの「秋バラ定期便」では、その美しさを長く楽しんでいただくために、フローリストによる丁寧な下準備を欠かしません。「バラはきちんとお世話をすれば、必ず応えてくれる」──生産者・保科さんの言葉を胸に、一輪一輪に心を込めています。

今回は、舞台裏で行われている品質管理(水揚げ)のこだわりをご紹介します。

保科バラ園の記事はこちらからご覧いただけます。

 

水揚げとは?美しさを保つための基本

聞き慣れない方も多いかもしれませんが、水揚げとは切花が水をしっかり吸い上げられるように整える作業のこと。切り口をこまめにカットして水を吸いやすくすることで、花びらの先まで水分が行き渡り、しなやかでハリのある姿を保つことができます。

水揚げができている花は、香りも瑞々しく、姿も凛と美しい。ご自宅でお花を飾るときも、切り口を整えるだけで花持ちがぐっと変わります。

だからこそ、&YOUKAENでは入荷日の朝にフローリストが一本ずつ手作業で徹底的に水揚げを行っています。

フローリストの丁寧な水揚げ作業

花の持ちは水揚げがすべて──。臼居店長による水揚げの現場を少し覗いてみましょう。

段ボールから出された秋バラは、輸送でエネルギーを消費し、少し元気をなくした状態。なるべく早く元気を取り戻すために、手際よく作業をしていきます。

怪我防止と水の濁りを防ぐために棘を細かく取り除き、葉を整理していきます。

水を吸う面積を広げるため、茎の切り口を斜めにカット。効率的に水分を行き渡らせます。同時に、長さや枝ぶりを調整し、お届けに最適な姿に仕上げます。

仕上げに花をセロハンでしっかりと巻いて深水に浸し、数時間休ませます。そうすると、くったりしていた花も次第にシャキッと水を吸い上げ、みずみずしい姿を取り戻すのです。

香りと美しさを最大化する仕上げ

水揚げ後もフローリストの目は光ります。花は生物。中には水揚げをしても商品に使うのは難しいものも。一本ずつ確認し、香り・花びら・全体の状態を見極めます。そして最も美しい形で花束やアレンジに仕立てていきます。

小さな積み重ねの先にあるのは、香り高く美しい秋バラ。フローリストの技術が、一輪一輪に命を吹き込んでいます。

定期便だからこそ体験できる日々の変化

こうして仕立てられた秋バラは、2週に一度バラ定期便としてご自宅に届きます。きちんと水揚げされた花は少しのお手入れで元気に咲き続け、日ごとに表情を変えていきます。

バラの香りとともに過ごす日常は、ふとした瞬間に季節を感じさせ、日々を少し特別に彩ります。

フローリストのこだわりが叶える、秋バラ定期便の特別感

秋バラの濃やかな色彩と芳醇な香りを最大限に引き出すのは、フローリストたちの丁寧な技術。一輪ごとに込められたこだわりがあるからこそ、「秋バラ定期便」は特別な体験になります。

季節の移ろいをまとったバラを、ぜひご自宅でじっくりとお楽しみください。

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