初心者でも簡単!自宅で楽しむドライフラワーの作り方
Nov 29, 2024
初心者でも簡単!自宅で楽しむドライフラワーの作り方
自分で花束やフラワーアレンジメントを購入したり、お祝いでお花を貰ったりした時に、「このお花をドライフラワーにできないかな?」と考えたことはありませんか?
ドライフラワーの作り方をネットで調べてみても様々な方法があってよくわからない!という方も多くいらっしゃるようです。
そんな方々に向けて、今回はドライフラワーの作り方について、わかりやすく解説をしていこうと思います。
同じ方法で私たちYOUKAENのフローリストも制作していますので、プロレベルのドライフラワーが完成しますよ!
ぜひ、試してみてください。
自宅でドライフラワーを作るときの基本
まず、ドライフラワーとは、植物を乾燥させて作る植物素材です。そのまま飾ることもできますが、花束にしたり、アレンジメントにすることも可能です。
プレゼントに貰った花束や、ご自宅用に買った花束をドライフラワーにすることができるの?とよく聞かれますが、ご自宅でもドライフラワーを制作することができます。
そこまで難しいことではありませんので、誰でも簡単に作れるように、順を追って解説していきたいと思います。
■ ドライフラワーに適した花の種類は?
まずお花の種類ですが、ドライフラワーにするのに適したお花と、そうでないお花が存在します。
簡単にいえば、お花の水分量が多いとあまりドライフラワーには適さず、逆にお花の水分量が少ないとドライフラワーに適していると言えるでしょう。
例えばドライフラワーに適した花材でいうと、かすみ草、バラ、スターチス、紫陽花、アナベル、ミモザ、プロテア、バンクシアなどがあります。
反対にドライフラワーに適さない花材は、ダリアや桜、ユリ、胡蝶蘭などの蘭、チューリップなどが不向きです。
他に、淡い色のお花や白いお花は、ドライフラワーにすると茶色くくすんでしまうので、あまり綺麗に仕上がりません。
■ ドライフラワー作りに必要な道具は?
ドライフラワーを作るのに必要なものは、手法によって異なります。何にするにしても必ず必要なのはドライフラワーにするお花です。
ドライフラワーにするお花が元気な状態であればあるほど、ドライフラワーにした時に、綺麗な状態に仕上がります。できるだけ新鮮なお花を用意するのが基本です。
手法は様々ありますが、お花を吊るしてドライフラワーを制作する「ハンギング法」を使用する場合は紐が必要です。
乾燥剤を使用する「シリカゲル法」を用いる場合は、シリカゲルとタッパーが必要になります。
また、少ない水につけながらドライフラワーを制作する「ドライ・イン・ウォーター法」を用いる場合は花瓶などが必要でしょう。
ドライフラワーの作り方は?
ドライフラワーの作り方ですが、数々の方法があります。その中でも代表的なのは三つ。
お花を逆さに吊ることで花に水分を蓄えさせながら綺麗に乾燥させていく「ハンギング法」。
少ない量の水を吸わせながら綺麗に乾燥させていく「ドライ・イン・ウォーター法」。
そして乾燥剤を使用してお花を綺麗に乾燥させる「シリカゲル法」です。
■ ドライフラワーを作る前に!花の準備と下処理の方法
まずはどの方法を用いる場合でも、ドライフラワーを制作する前には花の準備をしましょう!
特に下処理を怠ってしまうと素敵なドライフラワーに仕上がらないので、前準備も丁寧に行うことが重要です。
下準備は大きく分けて2つ。1つは不要な葉っぱや棘を取り除いて置くこと、もう1つは傷ついた花びら等を取り除いておくことです。
特に傷ついた花びらは乾燥させると黒ずんでしまい、綺麗に仕上がらない原因となってしまいます。
目についたら取り除くようにしましょう。
■ 逆さ吊りで乾燥させてドライフラワーを作る方法
お花を逆さに吊ってドライフラワーを作る方法は「ハンギング法」と呼ばれています。
ハンギング法は簡単です。風通しの良い、日光の当たりすぎない場所に吊るすだけでOK。
茎の先端を紐でくくりつけて、壁から20cm程度離した場所に吊り下げて乾燥させてください。
注意するポイントとしては、直射日光には当てないことです。紫外線が色を飛ばしてしまい、色褪せた雰囲気のドライフラワーになってしまいます。
色褪せた雰囲気も可愛くて素敵なのですが、飾っているうちに色褪せてしまうものなので、仕上がったばっかりの時は色がよく残っていた方が良いでしょう。
自然乾燥になりますので、雨が降っていたりすると仕上がりに時間がかかってしまうのが、ちょっとネックです。
ハンギング法に向いているお花は、バラ、紫陽花、アナベルなどです。ユーカリなどのグリーンも吊るしていると綺麗に仕上がります。
■ 少しだけ水を入れた花瓶でドライフラワーを作る方法
花瓶に水を浅くはって、飾りながら綺麗にドライフラワーに仕上げていく方法は「ドライ・イン・ウォーター法」と呼びます。
これはかすみ草やスターチスなどの元々乾燥気味のお花をドライフラワーに仕上げる際によく用いられる方法です。
そのほか、紫陽花やアナベルなどの花で「丸い形」にこだわりたい場合も、少し難易度は高いですが用いられます。
ドライ・イン・ウォーター法は簡単で、水を浅くはった花瓶に花を入れておき、風通しの良い場所に置いておくだけです。
梅雨など湿気の多い時期には失敗してしまうこともままありますので、少し上級者向けの作り方と言えるでしょう。
特に茎が弱くて首が曲がってしまうお花などは向きませんので、ハンギング法を用いるようにしましょう。
■ シリカゲルを使用してドライフラワー作る方法
もし茎も葉っぱもいらない!花の部分だけのドライフラワーが欲しい!といった場合には、乾燥剤を使用してドライフラワーを作る方法「シリカゲル法」がおすすめです。
シリカゲル法は簡単。ドライフラワー用のシリカゲルを買ってきて、タッパーにそれを敷き詰めます。そしてドライフラワーにしたい花の頭をシリカゲルに埋めるだけでOK。
そのまま一週間程度放置しておくと、綺麗なドライフラワーに仕上がります。また、一般的にドライフラワーになりづらいとされるビオラ、クリスマスローズなどといった
繊細なお花も綺麗なドライフラワーに仕上げることができるので、おすすめです。
デメリットとしては仕上がったドライフラワーは色が抜けるのが早いことと、茎を長く残せないことです。
ドライフラワー作りの技法について
さて、三種類のドライフラワーの作り方を説明しましたが、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
説明の時にも軽くお話ししましたが、それぞれにはメリットとデメリット、適したお花やそうでなお花があります。
ここではそれぞれの方法について詳しくみていきましょう。
■ 逆さ吊り法(ハンギング法)の特徴は?
ハンギング法はお花を逆さまにして吊るし、ドライフラワーに仕上げる方法です。
スワッグ(壁掛け飾り)のようにしてお花を飾りながらドライフラワーを制作することができるとして、SNSでも人気な方法ですね。
メリットとしては比較的失敗が少ないということ。長雨の時期に仕込まない限りは、綺麗なドライフラワーに仕上げるでしょう。
デメリットは壁を傷つけてしまう可能性があることと、乾燥させているうちに茎が細くなって頭から落ちてしまうことがある点でしょう。
しっかりと紐で結いておくことが重要です。もしくは輪ゴムなどを使用しても良いかもしれません。
■ ドライ・イン・ウォーター法の特徴は?
ドライ・イン・ウォーター法は花瓶に薄く水を張って、お花を飾りながらドライフラワーを作る方法。
食卓やカウンター、棚の上などにお花を飾りながらドライフラワーを作ることができるので、手間がありません。
メリットとしては前述の通り手間がないこと。デメリットとしては、この方法で仕上げられる花に限りがあることでしょうか。
スプレーバラのような茎の細い花は、乾燥させていく段階で花の頭が下に向いてしまい、不恰好になってしまいます。
この方法を用いる場合は、紫陽花などの茎が太いお花を使うことです。また、茎の固いかすみ草なども向いています。
■ シリカゲル法との特徴は?
シリカゲル法とは砂状の乾燥剤の中に花を埋めてドライフラワーを制作する方法です。
急速に乾燥させる関係で花に色素が残りやすく、綺麗な色合いのドライフラワーに仕上げることができます。
タッパーなどに入れて管理するので、積み重ねやすく、スペースを節約できるのは大きなメリットです。大量に作ることにも向いています。
デメリットとしては茎が長く残せないこと。ドライフラワーを使って花束やスワッグを作ろうと考えている場合は、要注意です。
ドライフラワーはどのようにして使う?
さて、ドライフラワーを作ったあとは、どのようにするのが良いのでしょうか?
興味があって作ってみたはいいけれど、その後どうしたら良いのかわからない、という方もいらっしゃいます。
ここではおすすめのドライフラワーの楽しみ方をご紹介いたします。
■ インテリアとしてドライフラワーの配置する場合
ドライフラワーはインテリアに大人気。おしゃれな女子の間では流行していて、最近は雑貨屋さんやアパレルショップなどでも販売されています。
ドライフラワーは水を必要としません。どんな器に入れても良いですし、もちろん、花瓶などに入れてもOK。
お好きな場所に置いて、お部屋の彩りとしてご活用ください。
一つ注意があって、トイレや洗面所、お風呂場などの湿気の多い場所にはおかないことがポイント。
ドライフラワーに水気がついてしまうと、カビの原因になってしまいます。
■ ドライフラワーをプレゼントに贈る
ドライフラワーをお友達や恋人にプレゼントするのも素敵です。ただ素材のまま渡すのではなく、小瓶に入れたり、額に入れて加工したりして渡すのが良いかもしれません。
特に季節のお花をドライフラワーにした場合は、なんとも気が利いていて素敵なものです。
花は季節感をダイレクトに届けてくれる唯一無二のアイテム。ぜひ、大切な方にはご自分で作ったドライフラワーをお贈りください。きっと喜んでもらえますよ。
■ ドライフラワーで花束を作ってみる
ハンギング法などで茎を長く残してドライフラワーを作った場合は、それを組んで花束に仕上げても素敵です。
ハンドメイド感が出る麻紐などで結べば、もうお花屋さんで売られているドライフラワーのギフトと変わりはありません。
お友達にプレゼントしても良いですし、恋人にプレゼントしても素敵。もちろんご自宅用にもOK。
逆さにして吊して壁に飾ることで「スワッグ」という壁飾りにもなります。
■ ドライフラワーをポプリにして飾る
ポプリとはドライフラワーを使用したアロマグッズのことです。エッセンシャルオイルやアロマオイルがご家庭にある場合、簡単に作ることができます。
制作したドライフラワーをオイルと混ぜ合わせ、密閉された容器に入れて3週間ほど放置して、瓶に入れて完成!
プレゼントにもご自宅用にもピッタリなアイテムが仕上がります。もちろんお店に売っているものとほとんど変わりはありません。
ご自分の好みの香りをつけたり、好みのお花を使ったりして、世界に一つだけのオリジナルポプリを作ってみてください。
YOUKAENではドライフラワーギフトを販売中!
YOUKAENでは、自家製ドライフラワーを使用したおしゃれなドライフラワーギフトを販売中です!
花束やスワッグを中心に、誕生日や結婚記念日にお渡しするプレゼントや、ご自宅用のインテリアにも使用できます!
自分でドライフラワーを作るのは意外とハードルが高いなぁ、とお考えの方におすすめです。
■ おしゃれなドライフラワーリース「ワイルドフラワー」
ナチュラルな色合いのワイルドフラワーとブルーの色合いのドライフラワーリースです。
ドライアンドラやふわふわとしたフィリカ、ユーカリと実物を中心に構成し、エリンジュームのブルーをアクセントに使って、存在感のあるリースに仕上げました。
ワイルドフラワーを使用していますが、小さめのお花を使うことで飾りやすいサイズ感となっております。
また、ブルーを入れる事でナチュラルカラーで単調にならず、お部屋に飾った時にもインテリアのアクセントにもなる、飾りやすいリースです。
■ インテリアにおすすめ ドライフラワースワッグ「ブルーピンク」
ナチュラルカラーとブルー・ピンクの色合いでお作りするドライフラワーブーケです。
小さな小花やスターチス、ドライフラワーの定番ユーカリや実物など、あえて大きなお花を使わずに色々な素材を使って表情豊かに仕上げました。
摘んできたお花をざっくりとまとめてそのままドライフラワーにしたような、よりナチュラルな印象のスワッグです。
ブルーとピンクのお色を使っていますが、ナチュラルなカラーがメインになっているので、インテリアの邪魔にならず飾って頂きやすい色合いです。
■ 女性に人気のドライフラワーブーケ「ナチュラルホワイト」
ナチュラルカラーとホワイトの色合いでお作りするドライフラワーブーケです。
白いワイルドフラワーと、ユーカリと存在感のあるユーカリの実「ベルガム」を中心に、小花など色々な素材を使って表情豊かに仕上げました。
インテリアにも馴染みやすく、飾りやすいブーケです。
また、ブーケとしてではなくスワッグとして楽しんで頂くことも出来ます。
お手入れ要らずなのでインテリア感覚で、気の利いたおしゃれなギフトとしてもおすすめです。
■ レアなお花を束ねたドライフラワースワッグ「ワイルドフラワー」
ナチュラルカラーのワイルドフラワーを中心にお作りするドライフラワーブーケです。
プロテア、ドライアンドラといったワイルドフラワーと、ブルニアやブラックベリー、ベルガムなどの実物、
ユーカリなどの葉ものにアクセントでホワイトを加え、色々な素材を使って表情豊かに仕上げました。
それぞれの素材をダイナミックに使用しているので、ボリュームたっぷりに存在感のあるスワッグです。
存在感はありますが、ナチュラルなカラーがメインになっていますので、インテリアに馴染みやすく飾って頂きやすい色合いです。
YOUKAENでは他にもおしゃれなドライフラワー商品を販売中!
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他のお花のショッピングサイトでは見ることのできないような素敵なデザインが特徴。
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自分で作るのはめんどくさい!と感じた時は、ぜひ私たちを頼ってみてください!