結婚1周年の紙婚式とは? 歴史とおすすめの花について解説

結婚1周年の紙婚式とは? 歴史とおすすめの花について解説
結婚1周年の記念日である紙婚式は、夫婦の新しい人生が始まった日を祝う、とても大切な日です。
皆さまは、紙婚式にどのようなお祝いをするかもうお決まりですか?
この記事では、紙婚式の意味や由来、そしてプレゼントにぴったりなお花の選び方まで、紙婚式をより素敵な一日にするヒントをご紹介します。
お花に想いを込めて、日頃の感謝を伝えてみませんか?
紙婚式とは?

紙婚式は、夫婦が結婚して1周年を迎える記念日です。
「紙」という言葉には、真っ白な白紙の状態から、夫婦でこれから新しい歴史を刻んでいくという意味が込められています。
まだ始まったばかりの夫婦生活は、紙のように薄くて破れやすいけれど、丁寧に扱えば一生続くという願いが込められています。
この時期は、夫婦の絆をさらに深めるために、これまでの1年間を振り返り、これからの未来について語り合うことが大切だとされています。
紙婚式にはどんな意味が込められているの?
紙婚式の「紙」は、単なる贈り物ではありません。夫婦の新しいスタートを象徴する、いくつかの意味が込められています。
白紙からの始まり
結婚という新たな人生の物語が始まったばかりで、これからどんな色にも染まる真っ白なキャンバスを象徴しています。
脆さと強さ
紙は簡単に破れてしまうほど脆い素材ですが、何枚も重ねれば強くなります。これは、まだ若い夫婦の絆も、お互いを支え合うことで強固になっていくというメッセージです。
柔軟性と適応力
紙は形を変えやすく、さまざまな用途に使えます。これは、夫婦がお互いの個性を尊重し、柔軟に適応していくことの大切さを示しています。
紙婚式の由来と歴史は?
紙婚式を祝う習慣は、中世ドイツが起源とされています。
当初は25周年の銀婚式と50周年の金婚式のみでしたが、イギリスのヴィクトリア時代に、より多くの年数に記念日の名称がつけられるようになりました。
1周年を「紙婚式」と呼ぶようになったのは、この頃からだと言われています。日本には、明治時代に西洋文化と共にこの習慣が伝わりました。
日本と海外の紙婚式について
紙婚式は海外でも「Paper Anniversary(ペーパーアニバーサリー)」として祝われています。
・日本:夫婦二人で静かに食事をしたり、旅行に行ったりするプライベートなお祝いが一般的。手紙やアルバム、本など「紙」にちなんだプレゼントを贈ることが主流です。
・海外:「紙」の贈り物に加え、時計を贈る習慣もあります。これは「共に歩む時間」や「永遠の愛」を象徴しており、より現代的な贈り方として人気です。
紙婚式は、これまでの感謝を伝え、これからの愛を誓う、大切な節目なのです。
詳しくは後述しますので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。
紙婚式におすすめのお花の色合いは?

紙婚式にはお花をプレゼントするのが定番。ここでは紙婚式のフラワーギフトのおすすめの色合いについてを解説します。
基本は奥様のお好きな色合いがおすすめ!

紙婚式のお花を選ぶ上で一番大切なのは、奥様が心から喜んでくれることです。
奥様が好きな色でまとめたフラワーアレンジや花束が特に人気。
また、好きな色だけではなく、奥様に似合う色を選んでみるのも素敵です。
奥様のために選んだお花を飾って食卓を囲むと、それだけで特別感は高まります。
お花の色合いを選ぶ時は、奥様の喜ぶ顔を想像しながら選んでみてくださいね。
迷ったらピンク・レッド系がGood!

紙婚式は結婚から一周年のお祝いの日。一生に一度の記念日となりますので、お祝いの気分を高めてくれるピンク・レッド系のお花をプレゼントするのがおすすめです。
例えばピンクやレッドのバラを入れて、花言葉「愛」や「感謝」に普段伝えることのできない思いを託し、プレゼントしてみましょう。
特にピンク系のお花は飾るだけで空間をガラリと華やかにしてくれるので、非日常感を味わうことができると思います。
お祝いには迷ったらピンク・レッド系!これを覚えておけば、間違いなしです。
ピンク系の花を使った紙婚式におすすめのフラワーアレンジメント
お祝いにおすすめのアレンジメント LLサイズ ピンク系「ombre rose」
¥12,100-
「紙」に因んでホワイト・グリーン系も素敵

「紙」の白さに因んで、白紙から始まる夫婦の未来を象徴するホワイトと、落ち着きや安らぎを感じさせるグリーンの組み合わせもおすすめです。
白とグリーンの色合いは、洗練された印象を与えてくれます。すっきりとしておしゃれな風合いになりますので、きっと気に入っていただけると思います。
お花は旬の季節の花材やグリーンを用いて、この時期にだけしか楽しむことのできないような特別感を演出するといいでしょう。フラワーギフトは季節をプレゼントできる唯一無二の贈り物です。
もしお家に花瓶がない場合は、花瓶とセットにしてお届けすることもできますので、ご検討くださいませ。おしゃれな花瓶をたくさんご用意してお待ちしております。
ホワイト&グリーンの花を使った紙婚式におすすめの花束
シンプルでおしゃれな ナチュラルホワイト & グリーンの花束 Lサイズ
¥7,150-
紙婚式にはどんなフラワーギフトを贈る?

こちらでは紙婚式に贈りやすいフラワーギフトをタイプ別にご紹介いたします。
フラワーギフトにはそれぞれの特徴がありますので、理解した上でプレゼントすると、より一層お相手を喜ばすことができるでしょう。
お部屋に飾ったシーンを想像して選ぶとGoodです。
定番は「フラワーアレンジメント」

お花を飾る習慣がない方や、忙しい方におすすめなのがフラワーアレンジメントです。
フラワーアレンジメントとは、バスケットや陶器などの器に給水フォームを仕込み、そこにお花を挿した、オブジェ的なフラワーギフトのことを言います。
花器に花が生けられた状態で届くため、そのまま飾ることができ、水替えの手間もほとんどかかりません。お部屋の好きな場所に置いて、いつでもお花の美しさを楽しむことができます。
フラワーアレンジメントの管理はとっても簡単。お花が挿してある給水フォームを触って乾いているな、と感じたらそっと水をあげるだけでOK。
紙婚式のプレゼントで一番人気はフラワーアレンジメント。食卓の中央に置いて、特別感のあるお食事をお楽しみください。
紙婚式におすすめのフラワーアレンジメント
おしゃれなシャビーホワイトのアレンジメント Lサイズ
¥9,900-
お花が好きな奥様には「花束・ブーケ」

奥様がお花を飾るのが好きなら、花束を贈るのが一番喜ばれます。
華やかな花束は、お祝いのムードを盛り上げてくれる素敵なプレゼント。ご自身で花瓶に生ける楽しみを味わうことができ、お部屋に飾れば見るたびに新鮮な気持ちになります。
花束を渡す際は花瓶を持っているかどうかを確認することをお忘れのないようにしましょう。
もし持っていないなら、花瓶をセットにしてプレゼントすることもできます。花束にピッタリ合うような、おしゃれな花瓶を選んで飾ってくださいね。
紙婚式におすすめの花束・ブーケ
季節を愉しむローズブーケ 「roses roses」
¥6,800-
最近人気の「そのまま飾れる花束」

「花束を贈りたいけれど、自宅に花瓶があったかどうか忘れてしまった」と心配な方には、「そのまま飾れる花束」がおすすめです。
これは、花束に専用の袋やボックスが付いており、水を入れるだけでそのまま飾れるように工夫されたフラワーギフトです。
花束の豪華さとアレンジメントの手軽さを兼ね備えているのが特徴です。
設置面が平らに処理されているため、届いたら机の上にポンとおくだけでOK。とっても簡単に、しかもおしゃれに飾ることができます。
お花に詳しくない方にもおすすめの商品ですので、迷ったら「そのまま飾れる花束」をご検討くださいませ。
紙婚式におすすめの「そのまま飾れる花束」
その場で飾れる!季節のお任せブーケ L <ピンク>
¥7,700-
これからの二人に、長く楽しむことのできる「プリザーブドフラワー」

思い出を長く形に残したいなら、プリザーブドフラワーがぴったりです。
プリザーブドフラワーとは、生花を特殊な加工で枯れないようにしたお花で、水やりや手入れが一切不要。
紙婚式のテーマの一つでもある「永遠」にも通じる、ロマンチックな贈り物です。
お世話に手間がありませんので、お忙しいお二人にピッタリ。また、お世話になっている方が紙婚式を迎える際にもプリザーブドフラワーのプレゼントはおすすめです。
小さなスペースにも飾れるので、カウンターや棚の一部などに飾ってお楽しみください。
紙婚式におすすめのプリザーブドフラワーギフト
プリザーブドフラワーアレンジメント 「スイート ロゼ」
¥8,800-
おしゃれなご夫婦には「ドライフラワー」

ドライフラワーは、ナチュラルでアンティークな雰囲気が魅力です。
紙婚式の思い出を長く楽しむことができ、インテリアとしておしゃれな空間を演出できます。個性やセンスを大切にするお二人にはピッタリのギフトです。
おすすめなのは壁に吊るして飾ることのできる「スワッグ」と呼ばれるタイプ。吊るすことで幅を取らせず、空間を立体的に演出することができます。
プリザーブドフラワーと同様に、水やりなどの手間もないため、忙しいお二人に特におすすめです。 また、花瓶を一緒にプレゼントすると、花束のように立てて飾ることもできます。
紙婚式におすすめのドライフラワースワッグ
ドライフラワースワッグ「ブルーピンク」
¥9,350-
紙婚式のプレゼントにはメッセージをつけましょう

紙婚式のプレゼントを選ぶ際、品物ももちろん大切ですが、一番心に響くのはそこに添えられたメッセージです。
結婚して1年という短い期間でも、二人で過ごした思い出や感謝の気持ちはたくさんあるはず。
普段はなかなか言えない素直な気持ちを紙に綴ることで、プレゼントの価値は何倍にも高まります。
メッセージを書く上でのポイント
1. 具体的なエピソードを盛り込む
「ありがとう」だけでなく、「初めて一緒に料理した日のこと」「一緒に旅行に行ったこと」など、二人だけの特別な思い出を具体的に書くと、より心のこもったメッセージになります。
2. 未来への想いを伝える
「これからもよろしくね」「来年は〇〇をしようね」といった未来に向けた言葉を添えることで、二人の絆がさらに深まるでしょう。
3. ストレートに愛情を表現する
「愛しています」や「大好き」といった言葉を書くのは少し照れくさいかもしれませんが、大切な記念日だからこそ、ストレートに愛情を表現してみましょう。
メッセージの例
妻から夫へ
・例:「結婚1周年おめでとう!〇〇と結婚できて本当に幸せです。これからも素敵な思い出をたくさん作っていこうね。」
・例:「愛しい〇〇へ。いつも私のワガママを聞いてくれてありがとう。〇〇の優しさに感謝しています。これからもよろしくね。」
夫から妻へ
・例:「結婚1周年おめでとう。〇〇と出会ってから、毎日が驚きと楽しさでいっぱいです。これからも二人で笑い合っていこうね。」
・例:「最愛の〇〇へ。1年間ありがとう。〇〇と結婚できて本当によかった。これからもずっと愛しています。」
紙婚式のプレゼントに添えるメッセージは、二人だけの特別な宝物になります。ぜひ、心を込めた一言を添えてみてください。
&YOUKAENではメッセージカード(有料)をつけてお花をお届けすることもできます。ご検討くださいませ。
海外ではポピュラーな紙婚式

紙婚式は、日本だけでなく世界各国で祝われる国際的な習慣です。
英語圏では「Paper Anniversary(ペーパーアニバーサリー)」と呼ばれ、夫婦の新しい門出を祝う大切な節目とされています。
日本と海外の紙婚式の違い
海外の紙婚式は、日本の習慣と少し異なる点があります。
贈るものの違い
海外では、「伝統的な贈り物(Traditional)」と「現代的な贈り物(Modern)」の両方が存在します。
・伝統的(Traditional):日本と同様に「紙」にちなんだプレゼントを贈ります。手書きのメッセージを添えた手紙や、二人の思い出を記録するアルバムなどが定番です。
・現代的(Modern):伝統的な贈り物に加え、「時計」を贈る習慣があります。これは、共に歩み始めた時間や、永遠に続く愛を象徴しています。
お祝いの仕方の違い
・海外:日本では夫婦二人で静かに過ごすことが多いのに対し、海外では家族や友人を招いてパーティーを開くこともあります。結婚式の1周年を、身近な人々と共に楽しくお祝いする習慣が根付いています。
・日本:日本では、二人きりで旅行に出かけたり、自宅でロマンチックなディナーを楽しんだりするプライベートなお祝いが一般的です。
呼び方の違い
紙婚式は「Paper Anniversary」が最も一般的ですが、地域によっては呼び方が異なる場合があります。
例えば、イギリスでは1年目を「Cotton Anniversary(綿婚式)」と呼ぶこともあります。
このように、紙婚式は世界共通の習慣ですが、それぞれの文化や価値観に合わせて、少しずつ形を変えながら、夫婦の新しい門出を祝っているのです。
紙婚式にはウェディングケーキを食べる?
欧米だけの習慣として、結婚一周年の紙婚式には、ウェディングケーキの頭頂部だけを夫婦で食べます。これは披露宴で使用したウェディングケーキを一年間そのまま取っておいたものです。日持ちするようにスポンジケーキで作ってあって、一年間腐ってしまわないように、冷凍庫で凍らせて保存させておくのだとか。日本では考えにくい習慣ですよね。
紙婚式のお祝いの仕方

紙婚式は、結婚1年という大切な節目を夫婦で祝う特別な日です。派手なことをしなくても、感謝の気持ちを伝えるだけで十分。
ここでは、いくつかの素敵な過ごし方をご紹介します。
二人でゆっくりと過ごす
結婚して1年目は、仕事や家事など、お互いの生活に慣れるのに精一杯だったかもしれません。だからこそ、紙婚式は二人でゆっくりと向き合う時間を作る絶好の機会です。
特別なディナー
自宅で少し豪華な料理を作ったり、思い出のレストランを訪れたりして、ロマンチックな時間を過ごしましょう。
二人だけの思い出作り
映画を見たり、近くのカフェでのんびりしたりするだけでも、大切な思い出になります。
紙にちなんだプレゼントを交換する
紙婚式には、紙にちなんだものを贈るのが伝統的な祝い方です。
手紙
普段はなかなか言えない感謝の気持ちを手書きの手紙で伝えましょう。
アルバムや日記
これまでの1年間の思い出を振り返り、これからの未来を記録するためのアルバムや日記も素敵な贈り物です。
本
夫婦で一緒に楽しめる本や、これから行きたい場所のガイドブックなどを贈るのもロマンチックです。
お花を贈る
お花は、言葉では伝えきれない気持ちを届けてくれます。
想いを込めた花束を贈る
奥様の好きな色のお花や、インテリアにピッタリのお花、感謝の花言葉を持つお花を贈ることで、より一層気持ちが伝わります。花は真心を届ける贈り物。特別な記念日には、お花をお贈りください。
枯れないお花を贈る
プリザーブドフラワーやドライフラワーは、紙婚式の思い出を長く残したい夫婦にぴったりの贈り物です。直射日光の当たらない場所、湿気の少ない場所に飾れば、長年美しさを保ってくれるます。
紙婚式は、夫婦の未来を共に描いていく最初の1ページです。お二人に合った方法で、この特別な日を祝ってください。
まとめ

紙婚式は、夫婦の愛と絆が始まった大切な記念日です。想いを込めたお花とメッセージを贈ることで、感謝の気持ちがきっと伝わるでしょう。
&YOUKAENでは、紙婚式に贈る素敵なフラワーギフトを多数ご用意しております。花束からフラワーアレンジメント、ドライフラワーやプリザーブドフラワーに至るまで、フローリストが一つ一つ丁寧に仕上げます。
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Aug 20, 2025