金婚式に贈る花束・ブーケについて 金婚式のお祝いのお花って どんなもの?
Mar 15, 2024
「金婚式」は50年という長い歳月を一緒に過ごした夫婦の結婚記念日です。
大々的に祝うことも多く、特別な結婚記念日であることをご存知の方も多いですが、若い方にはあまり馴染みのない結婚記念日のため、世代によっては全く浸透していない記念日です。
この記事では「金婚式」には何をして過ごすのか?そしてどんな花を贈ればいいのか?を少し解説してみようと思います。
■ 金婚式とは?
金婚式とは結婚記念日の一つで、結婚して50年がたった夫婦の記念日です。
「金色の輝きを得た豊かさを祝う」という意味が込められています。
結婚記念日を祝う習慣は、遠い国イギリスの発祥です。
イギリスでは結婚の周年祝いをするという習慣があり、結婚15周年までは必ず毎年祝い、
それ以降は5年ごとにお祝いをすると言われています。
日本では、その昔明治天皇が大々的に「銀婚式(結婚25周年)」を祝ったことで、国民に結婚記念日の存在が広まることとなりました。
昔は平均寿命が短く、20歳前後で結婚をして金婚式を迎える70歳ごろまで長生きできる人も多くはありませんでした。
そのため、結婚してから無事に50周年を迎えられた日「金婚式」は大変大事にされた結婚記念日だったのです。
■ 金婚式の他に記念日はあるの?
結婚記念日は、イギリスからアメリカに伝わったことで、大変多くの記念日が作られることとなりました。
結婚記念日の名前は、長く一緒にいることで年々固く価値のあるものに変わっていきます。
■ 結婚1周年「紙婚式」
「紙婚式」の意味は「白紙のような二人の将来の幸せを願う」です。
初めて迎える結婚記念日は、紙婚式と呼ばれています。
家族としての歴史がまだまだ浅いので、白紙に見立てられました。
■ 結婚2周年「藁婚式」
「藁婚式」の意味は「藁のように解れる二人の関係を、質素倹約をし、引き締める」です。結婚2年目は藁婚式、もしくは綿婚式と呼ばれています。
2人の関係が藁や綿のように脆いことを表しているとされています。
■ 結婚3周年「革婚式」
「革婚式」の意味は「二人の関係を、皮のように粘り強くハリのある関係を気づいていくことを誓う」です。
結婚3年目となると関係性もマンネリ化してきて、気持ちが離れやすい時期だとされます。
2人の関係を引き締め、丈夫でしなやかな関係性を築いていこうという想いが込められています。
■ 結婚4周年「花婚式」
「花婚式」の意味は「しっかりと地に根を張り、花を咲かせるように幸せが訪れることを予感する」です。
結婚4年目は夫婦の絆が芽を出し、ついに花を咲かせるというイメージで「花婚式」と名付けられました。
花が咲き、実りのある結婚生活となることを願って、フラワーギフトを贈るのも良いですね。
■ 結婚5周年「木婚式」
「木婚式」の意味は「木のように安定した関係を築けていることを祝う」です。
結婚して5年目となると、夫婦の結びつきは1本の木のように確かなものとなるでしょう。
木のようにしっかり根を張って、素敵な結婚生活を築きましょう。
■ 結婚6周年「鉄婚式」
「鉄婚式」の意味は「二人の絆が鉄のように強くなるよう願う」です。
結婚6年目となると、どんなことにも負けない安定した結婚生活が実現できると言われます。
硬い絆で結ばれ、困難にも負けずに、2人で歩んでいくことを確かめ合いましょう。
■ 結婚7周年「銅婚式」
7年という歳月を夫婦として共に過ごし、絆を深めきった時期に迎える結婚記念日を「銅婚式」と言います。
「銅婚式」の意味は「家族の健康、財産が銅のように安定していることを祝う」です。
家庭や財産がしっかりと安定し、8年目へと向かっていきます。
■ 結婚8周年「青銅婚式」
8周年目は二つの呼び方があり、「青銅婚式」と「ゴム婚式」と呼ばれています。
「青銅婚式」の意味は「スズと銅が混ざり合うように、二人の想いが混ざり強度が増したことを祝う」です。
そろそろ強度が増して、見た目も美しくなる頃。2人の強さは9年目へと突入します。
■ 結婚9周年「陶器婚式」
9周年目も二つの呼び方があり、「陶器婚式」もしくは「鉛婚式」と呼ばれます。
「陶器婚式」の意味は「陶器のように二人の関係が壊れないよう、互いに気を遣うことを願う」です。
9周年にもなると慣れや子育ての忙しさで、気遣いを忘れてしまいますね。
雑に扱って2人の関係にヒビが入らないよう、気をつけていきましょう。
■ 結婚10周年「アルミ婚式」
10周年も二つの呼び方があり、「アルミ婚式」と「錫婚式」と呼ばれています。
「アルミ婚式」の意味は「アルミのように美しさと柔らかさを兼ねた関係を願う」です。
金属としては柔らかくて壊れにくいため、10年が経過しても関係性が変わらないように
という思いが込められています。
■ 結婚11周年「鉄鋼婚式」
「鉄鋼婚式」の意味は「鋼のように強い絆で結ばれていることを願う」です。
11周年にもなると年を重ねてより強い絆で結ばれてきます。
6周年目の鉄婚式よりもさらに強度を増した2人で、12年目へと歩んでいきます。
■ 結婚12周年「絹婚式」
12周年目の記念日には二つの呼び名があり、「絹婚式」と「麻婚式」です。
「絹婚式」の意味は「絹のように細やかな愛情を祝う」です。
絹のような丈夫さと美しさに例えられた記念日です。
■ 結婚13周年「レース婚式」
「レース婚式」の意味は「レースのように、美しく織り成しながら彩りを示す愛を祝う」です。
結婚13周年目を迎える記念日は「レース婚式」と呼ばれ、丁寧に織り上げられたレースにあやかっています。
糸と糸が合わさって一つの芸術となるように、2人の愛が深まったことを祈りましょう。
■ 結婚14周年「象牙婚式」
「象牙婚式」の意味は「年月が経つごとに価値が高まる象牙のように、二人の絆も価値が高まるようにと願う」です。
夫婦の時間を14年も積み上げると、歳を重ねたことで価値が輝きます。
象牙のように固く結びついた信頼は、何にも代え難いものですね。
■ 結婚15周年「水晶婚式」
「水晶婚式」の意味は「水晶のように曇りのない二人の関係を願う」です。
水晶は結晶化する過程で不純物が混ざらなかったことで、無色透明になります。
クリアで曇りのない信頼関係を築いてきた夫婦の絆を表しています。
■ 結婚20周年「磁器婚式」
「磁器婚式」の意味は「磁器のように、年月と共に値打ちが増す夫婦の関係を祝う」です。
磁器とは高い温度で焼かれて、叩くと高い金属音がするのが特徴です。
また、硬くなり、割れにくい性質を持つことから、長い年月が経っても高い耐久性を保ちます。
■ 結婚25周年「銀婚式」
「銀婚式」の意味は「夫婦の関係がいぶし銀のような美しさを放っていることを祝う」です。
銀は磨けば磨くほど美しくなることから、お互いに感謝・尊敬し合って今後も絆を深めていこうという思いが込められています。
■ 結婚30周年「真珠婚式」
「真珠婚式」の意味は「30年間の美しい年月を、海の宝石に例えて祝う」です。
真珠は海の中でゆっくりと時間かけながら、真珠層を重ねて誕生します。
30年という長い歳月の中で作られた年輪が真珠となり、
これからも美しく輝くのを願うのが「真珠婚」です。
■ 結婚35周年「珊瑚婚式」
「珊瑚婚式」の意味は「長い年月を経て大きく美しくなる珊瑚のような関係を祝う」です。
長い年月をかけて成長する珊瑚に例え、夫婦の絆をこれからもじっくり時間をかけて、
成長させていこうという意味が込められているとされます。
■ 結婚40周年「ルビー婚式」
「ルビー婚式」の意味は「深赤色のような二人の深い信頼と絆、愛を祝う」です。
ルビーの石言葉は「情熱」と「深い愛情」です。ルビー婚式は深い信頼と、愛を
確かめ合うという意味が込められています。
■ 結婚45周年「サファイヤ婚式」
「サファイヤ婚式」の意味は「周囲の人から慕われている、徳の高い二人の結婚生活を祝う」です。
サファイアには「誠実」「慈愛」「一途な思いを貫く」という意味があります。
これを長年寄り添ってきた2人に例え、互いに一途に思い続けてきた夫婦の愛といった意味を込めてお祝いされます。
■ 結婚50周年「金婚式」
「金婚式」の意味は「金色の輝きを得た、二人の長い年月を祝う」です。
金婚式は結婚記念日の中でも特に大きな節目であり、多くの人がお祝いをします。
金婚式を迎えるのは50年間2人が互いに愛を忘れず、慈しんできたからです。
大切な記念日となりますので、ぜひ盛大にお祝いをしてください。
■ 結婚60周年「ダイヤモンド婚式」
「ダイヤモンド婚式」の意味は「長寿と一族の繁栄を願う」です。
ダイヤモンドは世界で一番硬い鉱石で、長きに渡り夫婦の関係を続けてきた
絆の強さに見立てています。結婚60周年目に相応しいですね。
■ 結婚75周年「プラチナ婚式」
「プラチナ婚式」の意味は「プラチナのように輝く奇跡のような最高の幸福を祝う」です。
白金とも言われるプラチナは、耐久性に優れた金属です。この75年という長い歳月を、
新婚の頃と変わらぬままの関係性を続けたという意味で、そう名付けられました。
■ 金婚式にはどんなお祝いをする?
金婚式は、主役となる夫婦が主体となって行うようなことはなく、家族や親族がお祝いをするのが一般的です。
基本的にはお子様や、お孫様などの血の繋がった親族が計画をして一堂に会するのが多いです。
親族以外でも普段から親しくしている方であれば、お祝いの席に呼ぶのも素敵です。
自宅でお祝いする方も多いですが、レストランや料亭で食事会を催すことも多くあります。
花束やフラワーアレンジメントなど、お花の記念のプレゼントを贈ることも主流です。
時間に余裕のある方は、二人の思い出の場所への旅行などに出かけるようです。
■ 金婚式におすすめのフラワーギフトは?
金婚式にはお花のプレゼントが欠かせません。お祝いの席や、お食事の席にはお花のプレゼントを用意していくのがベストです。
花束やフラワーアレンジメントなど、さまざまなスタイルのフラワーギフトがありますが、金婚式には「金」にちなんだ黄色系のお花が基本です。
見るだけで元気になれるオレンジやイエローといったビタミンカラー系のフラワーギフトが特に大人気。
金婚式は人生に一度しかない特別な記念日ですから、ボリュームの大きいフラワーギフトをプレゼントしましょう。
■ 金婚式におすすめの黄色系の花束・フラワーアレンジメント
■ 金婚式の花束・フラワーアレンジメント お届けに関するご注意
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