11月の誕生花 誕生日の花と花言葉の一覧

誕生花とは、1日1日に付けられた、その日の花と花言葉のことです。
大切な人の誕生日には、その日の誕生花や、花言葉や色に因んだ花束・フラワーアレンジメントを贈るのも素敵です。

■ 11月1日の誕生花「カリン」

日本ではのど飴の材料として有名なカリン。花も綺麗で実もなり、とても育てやすいことから、庭木としても人気があります。
カリンの花言葉は「豊麗」「唯一の恋」「優雅」です。
カリンは梨に似た花をつけることが特徴で、春になると豊かに花を咲かせることから、「豊麗」「優雅」という花言葉が付けられています。
「唯一の恋」は、ギリシャ神話の女神アフロディーテの聖花がカリンなことに由来した花言葉です。

■ 11月2日の誕生花「ルピナス」

春に花を咲かせ、色とりどりの花穂をお日様に向かって伸ばすお花です。
ルピナスの花言葉は「貪欲」「想像力」「あなたは私の安らぎ」です。
ルピナスは非常に強いお花で、荒地でもぐんぐんと育ちます。そのことから「貪欲」と花言葉が付けられています。
また、ルピナスを食用として食べる地域では想像力が高まると信じられていることから「想像力」という花言葉が付けられています。

■ 11月3日の誕生花「カモミール」

別名「カミツレ」とも呼ばれる植物、カモミール。ハーブの一種で、可愛らしい花をつけるので、ガーデニングのお花としても人気です。
カモミールの花言葉は「逆境に耐える」「苦難の中の力」です。
これらの花言葉は、カモミールの花が丈夫で、厳しい環境でもしっかりと育つことから付けられました。
カモミールは香りが良く、ハーブティとしても楽しめる植物です。

■ 11月4日の誕生花「コタニワタリ」

コタニワタリは昆布やわかめのような見た目をした植物です。シダの一種で、観葉植物として愉しまれています。
コタニワタリの花言葉は「あなたは私の喜び」です。
他の木や岩に着生し、身を乗り出すように生き生きと葉を広げる姿が、谷を渡ろうとしている姿に見えることから、「小谷渡」と名付けられています。
コタニワタリはシダなので、花は咲きません。

■ 11月5日の誕生花「マツバギク」

ロックガーデンなどによく使用される花、マツバギク。地を這うように多肉室の葉を伸ばすのが特徴です。
マツバギクの花言葉は「ゆったりとした気分」「心広い愛情」「無邪気」「可憐」「勲功」「忍耐」「怠惰」「順応性」です。
「心広い愛情」という花言葉はマツバギクには太陽の光に向かって花を咲かせる修正があるため、その様子に由来しています。
「勲章」という花言葉は、光沢のある花をつけることが由来です。

■ 11月6日の誕生花「フジバカマ」

秋の七草の一つ、フジバカマ。紫色やピンク色の小さな花を密集して咲かせる植物で、名前は「藤の袴を着た花」という意味が込められています。
フジバカマの花言葉は「あの日を思い出す」「遅れ」「ためらい」「躊躇」です。
フジバカマの花は、ゆっくりと少しずつ咲くのが特徴です。そのため、「ためらい」「遅れ」「躊躇」などといった花言葉がつけられています。
秋の時期になるとお花屋さんに並ぶことの多いお花です。

■ 11月7日の誕生花「タンジー」

丸く小さなお花を咲かせる植物で、ハーブとしてもよく知られているお花、タンジー。
タンジーの花言葉は「あなたとの戦いを宣言する」「抵抗」「婦人の美徳」です。
「あなたとの戦いを宣言する」「抵抗」というのは、タンジーが虫を寄せ付けない性質を持つことからつけられました。
また、「婦人の美徳」というのも、女性に悪い男がつくことを悪い虫がつくということから、虫を寄せ付けない植物の習性にあやかって付けられたとされます。

■ 11月8日の誕生花「センノウ」

センノウは漢字で「仙翁」と書きます。室町時代に七夕のことを仙翁の節句という意味の「仙節」と呼んでいました。
センノウの花言葉は「恋のときめき」「機知」「名誉」です。
センノウという花の名前は、京都の仙翁寺で栽培されていたことに由来されています。
日本では古い時代から、茶花や園芸植物として愛されている植物です。

■ 11月9日の誕生花「ミルラ」

ミルラとは没薬とも呼ばれ、古くからお香として愉しまれてきました。少しスパイシーな香りがします。
ミルラの花言葉は「真実」です。
ミルラの花は小さく、白いもので、八月から九月ごろに開花します。
ミルラは花材として流通しているわけではないので、注意が必要です。

■ 11月10日の誕生花「フヨウ」

フヨウは非常に大きな花を咲かせる花木です。暑さにも寒さにも強いことから、街路樹としても馴染みがあります。
フヨウの花言葉は「繊細な美」「しとやかな恋人」です。
これらの花言葉は、フヨウの花の美しさが由来となっています。
フヨウの花の美しさは「芙蓉（かんばせ）の顔」と美人を例える言葉としても使われています。

■ 11月11日の誕生花「椿」

寒い冬に花を咲かせる植物で、日本では特に茶人に愛されてきた花です。
花言葉は「控えめなやさしさ」「控えめな素晴らしさ」です。
椿は非常に美しいお花ですが、香りがないという特徴があり、
それが花言葉の由来になっているとされています。

■ 11月12日の誕生花「レモン」

果物として流通しているレモン。庭木としても人気があり、果実を楽しむこともできます。
レモンの花言葉は「心からの思慕」「香気」です。
「香気」はレモンの爽やかな香りに由来する花言葉で、「心からの思慕」も甘酸っぱい風味と香りに由来しています。
なおレモンの木につけられた花言葉は「誠実な愛」「思慮分別」で、果実の花言葉は「熱情」「熱意」「陽気な考え」です。

■ 11月13日の誕生花「ナナカマド」

街路樹や庭木として人気の植物で、秋に赤い実をたくさんつける植物です。
ナナカマドの花言葉は「慎重」です。
これはナナカマドの木が燃えにくい性質に由来する花言葉で、
炭にするのに七日間かまどに入れる必要があるとして「ナナカマド」の名前の由来にもなっています。

■ 11月14日の誕生花「松」

松は街路樹としても馴染みのある樹木です。枝葉が美しく、長く生きるため、古くから親しまれてきました。
松の花言葉は「不老長寿」「永遠の若さ」「勇敢」「同情」です。
「不老長寿」は松が非常に長命なことに由来する花言葉です。
また「同情」は、女神が愛する人を松にしたという言い伝えが由来です。

■ 11月15日の誕生花「オレガノ」

オレガノはハーブとして有名な植物で、ギリシャ語で「山の喜び」という意味があります。
オレガノの花言葉は「自然の恵み」です。
この花言葉はオレガノが毎日の暮らしに役立つことから付けられたとされています。
オレガノはハーブ料理の他、ハーブティやポプリにも利用することができます。

■ 11月16日の誕生花「クリスマスローズ」

花の形がバラに似ていることから、クリスマスの時期に咲くバラという意味で「クリスマスローズ」という名前になっています。
クリスマスローズの花言葉は「私の不安を和らげて」「慰め」「追憶」「忘れないで」です。
クリスマスローズには香りがあり、不安の症状を和らげることから「私の不安を和らげて」「慰め」といった花言葉が付けられています。
そのほかにも、男性が戦場に向かう際に女性にプレゼントする花だったことから「追憶」「忘れないで」という花言葉が付けられています。

■ 11月17日の誕生花「サザンカ」

サザンカは生垣などにも使用されることの多い樹木です。冬の寒い時期に花を咲かせます。
サザンカの花言葉は「ひたむきな愛」「ひたむきさ」「理想の恋」「困難に打ち勝つ」です。
どの花言葉も、他の草木が枯れてしまう寒い時期に花を咲かせることからついた花言葉です。
ちなみに色ごとに花言葉が異なり、赤のサザンカは「謙虚」「あなたがもっとも美しい」、ピンクのサザンカは「永遠の愛」「素直」、白のサザンカは「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」です。

■ 11月18日の誕生花「ヤマユリ」

日本に自生する百合で、香りが特徴的なお花です。
ヤマユリの花言葉は「荘厳」「威厳」「純潔」「高貴な品性」「飾らぬ美」「飾らない愛」「人生の楽しみ」です。
「荘厳」「威厳」はヤマユリの立派な花姿から付けられた花言葉です。
「飾らぬ美」「飾らない愛」はゴージャスな花ながらも山野草なことから付けられた花言葉です。

■ 11月19日の誕生花「オトギリソウ」

オトギリソウは漢方としても使用される花で、「弟を切る草」でオトギリソウです。
オトギリソウの花言葉は「秘密」「恨み」「敵意」です。
この花言葉は、平安時代に兄弟の弟が秘密の薬草の存在を周囲にバラしたことにより、兄が弟を切り殺してしまった伝説に由来します。
その時に飛び散った血飛沫が葉っぱや花びらにある黒い斑点となりました。

■ 11月20日の誕生花「カラスウリ」

他の植物につるを巻き付けるようにして育つ植物で、山野草です。街の公園などでも見ることができます。
カラスウリの花言葉は「よき便り」「誠実」「男嫌い」です。
「よき便り」という花言葉は、種の形が結び文に似ていることに由来しています。
「男嫌い」という花言葉は、花嫁をイメージする白い花を咲かせるものの、夜に開花することから付けられました。

■ 11月21日の誕生花「ランタナ」

色鮮やかな花を咲かせるランタナ。ガーデニングでは定番のお花で、公園の花壇などでも見ることができます。
ランタナの花言葉は「厳格」「協力」「合意」「心変わり」です。
「心変わり」という花言葉は、ランタナの花が咲いてから時間が経つと徐々に色を変化させることが由来です。
また花色が変化する順序に決まりがあることから「厳格」という花言葉が付けられています。

■ 11月22日の誕生花「白バラ」

バラの中でも白い色のバラが11月22日の誕生花。ギフトにはもちろん、ウェディングなどでも大活躍。
白バラの花言葉は「純潔」「深い尊敬」「相思相愛」「崇高」です。
白バラは花の本数でも花言葉が変わり、1本だと「一目惚れ」、3本だと「愛している」、5本だと「あなたに出会えたことへの心からの喜び」、
8本だと「あなたの思いやり、励ましに感謝します」、12本だと「私と付き合ってください、私の妻になってください」です。

■ 11月23日の誕生花「シダ」

シダは種を作らずに胞子で増える植物で、公園や森の暗い場所で自生しています。
花言葉は「誠実」「魅惑」です。
シダの葉は非常に規則正しく付いていくので、その様子から「誠実」という花言葉がつけられています。
また昔、シダは夏至にのみ花をつけると信じられていたので、「魅惑」という花言葉もつけられています。

■ 11月24日の誕生花「がまずみ」

ふさふさとした小さく可愛らしい花を密集させる、ガマズミ。生花の花材としてもよく用いられますね。
ガマズミの花言葉は「結合」「愛は強し」「恋の焦り」です。
「結合」はたくさんのお花が密集するように花を咲かせることから、「愛は強し」も密集する様の力強さから。
「恋の焦り」も小さな花が集まっている様子が、ひとの目を引こうとしている様に見えることからつけられています。

■ 11月25日の誕生花「スモークツリー」

スモークツリーは庭木として人気が高く、特に新築のお家ではシンボルツリーとして植えられているのが目につきます。
スモークツリーの花言葉は「煙に巻く」「賢明」です。
「煙に巻く」はふわふわとしたお花が煙に見えることから付けられた花言葉です。
また「賢明」も煙に巻くことに由来しています。

■ 11月26日の誕生花「グラジオラス」

太陽に向かってまっすぐと育つ花、グラジオラス。
グラジオラスの花言葉は「勝利」「密会」「忍びあい」です。
グラジオラスの花はその姿から剣を連想させ、それが「勝利」という花言葉に結びついているとされます。
また、古代のヨーロッパではグラジオラスをこっそりと意中の相手に私、花の数で逢引の時間を知らせていました。そのことから「密会」「忍びあい」という花言葉が付けられています。

■ 11月27日の誕生花「葉牡丹」

冬場になるとさまざまな場所の花壇に植えられている植物、葉牡丹。よく見るとキャベツに似ていて、野菜のようです。
葉牡丹の花言葉は「祝福」「愛を包む」です。
葉牡丹は葉が重なる姿から大変縁起のよい植物だとされており、「祝福」「愛を包む」といった花言葉が付けられています。
冬の時期でも色鮮やかに花壇を彩ることから、大変重宝されています。

■ 11月28日の誕生花「アザレア」

可愛らしいヒラヒラとした花びらが特徴的なお花、アザレア。園芸好きにはお馴染みのお花です。
アザレアの花言葉は「節制」「禁酒」「恋の喜び」です。
「節制」「禁酒」はアザレアが乾燥した土地でも元気に育つことが由来となっています。
恋の喜びは、アザレアの花が一斉にブワッと咲く様子からヒントを得て付けられてものです。

■ 11月29日の誕生花「ホトトギス」

ホトトギスは花びらの班が、鳥のホトトギスに似ていることから名付けられた植物です。
ホトトギスの花言葉は「永遠にあなたのもの」「永遠の若さ」「秘めた意志」「恥ずかしがりや」です。
「永遠にあなたのもの」「永遠の若さ」はホトトギスが長い期間花を咲かせることに由来する花言葉。
「秘めた意志」「恥ずかしがりや」は日陰でも花を咲かせることから付けられました。

■ 11月30日の誕生花「アツモリソウ」

アツモリソウは袋状の花をつける植物です。平敦盛に深い関わりのある花とされています。
アツモリソウの花言葉は「気まぐれ」「移り気」「君を忘れない」です。
「君を忘れない」は特に平敦盛に深く関係した花言葉で、一ノ谷の戦いで平氏が不利になって船で逃げようとした時、
逃げ遅れて首を切られてしまいました。若くして戦死した平敦盛のことを忘れないという想いがアツモリソウには込められています。

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