10月の誕生花 誕生日の花と花言葉の一覧

誕生花とは、1日1日に付けられた、その日の花と花言葉のことです。
大切な人の誕生日には、その日の誕生花や、花言葉や色に因んだ花束・フラワーアレンジメントを贈るのも素敵です。

■ 10月1日の誕生花「赤い菊」

菊にはさまざまな色がありますが、10月1日の誕生花は「赤い菊」です。
赤い菊の花言葉は「あなたを愛しています」「愛情」です。
菊全体としての花言葉は「高貴」「高尚」「高潔」。日本の皇室の紋章に使われている花なので、雅な花言葉が付けられています。
赤い菊の花言葉には諸説ありますが、赤らしい情熱のイメージの花言葉が付けられています。

■ 10月2日の誕生花「杏」

杏は初夏に実をつける植物です。桜よりも少し早い時期に、ピンク色のお花を咲かせます。
杏の花言葉は「臆病な愛」「乙女のはにかみ」「疑い」「疑惑」「慎み深さ」です。
「疑い」「疑惑」は桜と同じ時期に花を咲かせる上に、桜や梅と似たような花をつけることが由来となった花言葉です。
「乙女のはにかみ」も、桜より早く花を咲かせる様子が、はにかんでいる姿に例えて付けられた花言葉です。

■ 10月3日の誕生花「もみじ」

秋になると赤や黄色に美しく染まる、もみじ。日本の秋を代表する美しい植物です。
もみじの花言葉は「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」「節制」「自制」です。
「美しい変化」は秋に色づいて変化していく葉っぱが由来となった花言葉です。
「遠慮」は楓の花が小さくて目立たないことからイメージされた花言葉だとされています。

■ 10月4日の誕生花「ホワイトレースフラワー」

和名は毒芹もどきと言い、通年出回りのある植物です。名前の通り、ふわふわとしたレースのような見た目です。
ホワイトレースフラワーの花言葉は「感謝」「可憐な心」「細やかな愛情」です。
「可憐な心」「細やかな愛情」は、ホワイトレースフラワーの花々が小さく、可憐な姿をしていることから付けられた花言葉です。
「感謝」と言う花言葉は、ホワイトレースフラワーがハーブとして用いられることが由来となっています。

■ 10月5日の誕生花「クレオメ」

クレオメは夏から秋にかけて咲くお花で、花のひとつひとつが蝶が飛んでいるような雰囲気をしているのが特徴です。
クレオメの花言葉は「思ったほど悪くない」「あなたの容姿に酔う」「小さな愛」「秘密のひととき」です。
クレオメの花は英語で「スパイダーフラワー」と呼ばれています。名前のわりに美しい花を咲かせますので「思ったほど悪くない」
「あなたの容姿に酔う」といった花言葉が付けられたとされています。

■ 10月6日の誕生花「ヤブラン」

綺麗な紫色の花を穂のように咲かせる植物です。公園や山野などで見ることができ、秋の訪れを告げる花の一種です。
ヤブランの花言葉は「忍耐」「謙虚」「謙遜」「隠された心」です。
「忍耐」と言う花言葉は、ヤブランが厳しい環境でもスクスクと育つことから名付けられたと考えられています。
「謙虚」「謙遜」「隠された心」は、ヤブランが日陰で育つ特性を持っているために付けられた花言葉です。

■ 10月7日の誕生花「ぶどう」

フルーツとして出回っている葡萄にも花言葉が存在しています。
ぶどうの花言葉は「陶酔」「思いやり」「忘却」「慈善」です。
「陶酔」「忘却」はぶどうがワインになることから付けられた花言葉です。
「思いやり」「慈善」は野生で育って実をつけたぶどうが、無料で食べられることに由来されたとされます。

■ 10月8日の誕生花「パセリ」

食卓に並んでいる印象のあるパセリですが、夏ごろに綺麗な花を咲かせる植物でもあります。
パセリの花言葉は「祝祭」「勝利」「愉快な気持ち」「お祭り気分」「役に立つ」「死の前兆」です。
「祝祭」「勝利」「愉快な気持ち」「お祭り気分」「役に立つ」はパセリの冠が古代ギリシャで行われていた祭事で送られていたことが由来となった花言葉です。
また、料理はハーブに使用されることから「役に立つ」という花言葉が付けられています。

■ 10月9日の誕生花「ウイキョウ」

ウイキョウは別名「フェンネル」ともいい、魚料理に使用されるハーブです。
ウイキョウの花言葉は「賞賛に値する」「強い意思」「背伸びした心」「力」「不老長寿」「勇敢」です。
ウイキョウは古代ギリシャで勝者のシンボルの花とされてきました。そのため「勇敢」や「強い意思」「力」といった花言葉が付けられています。
また、フェンネルは非常に長い寿命をもつ植物なので「不老長寿」という花言葉を付けられています。

■ 10月10日の誕生花「メロン」

果物の代表格とも言えるメロンにも花言葉が付けられています。
メロンの花言葉は「裕福」「潤沢」「豊富」「多産」です。
メロンの収穫期は6月〜8月ごろ。横に広げた葉っぱの近くに黄色い花をつけ、受粉するとたくさんの実をつけます。
そのことから「裕福」や「豊富「多産」などといったおめでたい花言葉がつけられています。

■ 10月11日の誕生花「みぞはぎ」

湿地や川辺などに生える綺麗な植物で、秋頃にお花を咲かせます。
みそはぎの花言葉は「愛の悲しみ」「純真な愛情」「悲哀」「慈悲」です。
みそはぎは萩ににた植物で、清めの儀式に使用されてきました。
また、お盆ごろにお花を咲かせますので「愛の悲しみ」「悲哀」「慈悲」と言う花言葉が付けられているのです。

■ 10月12日の誕生花「ガーベラ」

フラワーアレンジメントや花束、お習い事やガーデニング、お花屋さんの店頭まで、さまざまなところで見ることができるお花です。
ガーベラの花言葉は「神秘」「崇高美」です。
ガーベラは色ごとに花言葉も異なり、オレンジのガーベラは「神秘」、白いガーベラは「穢れなき心」、
黄色いガーベラは「究極美」、赤いガーベラは「燃える神秘の愛」、ピンクのガーベラは「前身」です。

■ 10月13日の誕生花「しもつけ」

小さなお花が集まるようにふんわりと咲くお花で、丈夫で育てやすいため、ガーデニング初心者にもおすすめの植物です。
しもつけの花言葉は「整然とした愛」「儚さ」です。
しもつけは枝がまっすぐと伸び、その頂点に丸い花を咲かせます。その様子から「整然とした愛」という花言葉が付けられました。
「儚さ」というのは、密集して花を咲かせるので輪郭がぼんやりとし、朧げに見えることから付けられた花言葉です。

■ 10月14日の誕生花「カトレア」

大きなお花を咲かせ、誰をも魅了する花、カトレア。「蘭の女王」と呼ばれるほどにゴージャスな見た目をした植物です。
カトレアの花言葉は「魅力的」「優美」「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」です。
これらの花言葉は、どれもカトレアのゴージャスな見た目が由来となって付けられたものです。
色ごとに違う花言葉も付けられており、白いカトレアは「魔力」、赤いカトレアは「魅力」、紫のカトレアは「優美な貴婦人」です。

■ 10月15日の誕生花「スイートバジル」

ハーブとして知られているバジル。最近では雑貨屋さんにもタネが売られていたりして、室内でも育てられるセットも販売されています。
スイートバジルの花言葉は「神聖」「好意」「好感」です。
ヒンドゥー教では、バジルは神に捧げる高貴な植物とされていますので「神聖」という花言葉が付けられました。
イタリアではバジルはプロポーズのアイテムとされていて、バジルを身につけて女性の前に立つことで「あなたを愛しています」と言う意味になることから、「好意」「好感」と言う花言葉が付けられました。

■ 10月16日の誕生花「シオン」

秋になると白から紫色の花を咲かせる植物です。平安時代ごろに日本に渡ってきたとされる歴史のある花です。
シオンの花言葉は「あなたを忘れない」「遠くにある人を想う」「追憶」です。
この花言葉は、平安時代に人気だった今昔物語集に登場するエピソードが由来となっています。
また、白いシオンの花言葉は「どこまでも清く」、紫のシオンの花言葉は「ごきげんよう」「時が経つのを忘れて」と、色ごとに違う花言葉が付けられています。

■ 10月17日の誕生花「ネリネ」

ネリネは彼岸花の仲間で、別名「ダイアモンドリリー」とも呼びます。光沢のある花びらが由来です。
ネリネの花言葉は「華やか」「幸せな思い出」「輝き」「また会う日を楽しみに」「忍耐」「箱入り娘」です。
「華やか」「幸せな思い出」「輝き」は光沢のある花びらに因んだ花言葉です。
「また会う日を楽しみに」「忍耐」などは、水の妖精ネーレイイスの圧迫された暮らしが由来となった花言葉です。

■ 10月18日の誕生花「クランベリー」

寒さに非常に強い植物で、花や果実も楽しむことのできるクランベリー。ガーデニングにおすすめの品種です。
クランベリーの花言葉は「心痛を慰める」「心を癒す」「天真爛漫」です。
クランベリーの実は食料とする以外にも、薬用にも使われてきました。解毒や内臓の不調に効果があったそうです。
そのため、「心痛を慰める」「心を癒す」といった花言葉が付けられています。

■ 10月19日の誕生花「ホウセンカ」

ホウセンカは夏から秋にかけて花を咲かせる植物で、赤、ピンク、白、紫など多彩な色を持ちます。
ホウセンカの花言葉は「私に触れないで」「短気」「せっかち」「心を開く」です。
ホウセンカの実は熟すと、触るだけで弾けてしまいます。
そのことから「私に触れないで」「短気」「せっかち」などといった花言葉が付けられています。

■ 10月20日の誕生花「麻」

衣類や生活用品に取り入れられることの多い麻。昔から私たちの生活に欠かせない植物でした。
麻の花言葉は「運命」「宿命」「結果」です。
ヨーロッパでは麻の種を使った占いがあり、未来の結婚相手に会いたい時に行います。
この占いがが花言葉の由来となっていると考えられます。

■ 10月21日の誕生花「あざみ」

ちくちくとした見た目の可愛らしい花をつけるアザミ。茎にも棘があるので注意が必要です。
アザミの花言葉は「独立」「報復」「厳格」「触れないで」です。
「厳格」は動物を寄せ付けないイメージや、凛として咲くアザミの様子から付けられたとされます。
「触れないで」は花にある棘が由来となっています。

■ 10月22日の誕生花「アオキ」

園芸用の庭木として知られている植物で、あまり大きくならないため小さなスペースにも植えることができます。
アオキの花言葉は「若く美しく」「初志貫徹」「変わらぬ愛」「永遠の愛」です。
アオキは冬の寒い時期でも青々とした葉を輝かせます。
なので普遍的な愛をイメージする花言葉や、「若く美しく」「初志貫徹」といった花言葉が付けられています。

■ 10月23日の誕生花「ダチュラ」

大きな花をつける植物で、別名「チョウセンアサガオ」とも言います。
ダチュラの花言葉は「愛嬌」「夢の中」「偽りの魅力」「あなたを酔わせる」「科学」です。
「愛嬌」はダチュラの花がラッパに似ていることが由来となっています。
また、ダチュラは美しい花を咲かせますが鋭い棘を持つ実がありますので「夢の中」「偽りの魅力」といった花言葉が付けられます。

■ 10月24日の誕生花「梅」

梅はバラ科サクラ属の木で、1月〜3月までにお花を咲かせます。
花言葉は「忠実」「高潔」「忍耐」です。
花言葉の由来は、梅の花が咲く時期はまだまだ寒い季節なので、
雪や寒風が吹き荒ぶ中、綺麗に咲く誇る梅の姿であると予想されます。

■ 10月25日の誕生花「カエデ」

秋の風物詩として親しまれる楓。夏には青々しい緑の葉を靡かせますが、秋は赤から黄色に葉の色を変え、山を鮮やかに彩ります。
カエデの花言葉は「美しい変化」「大切な思い出」「調和」「遠慮」です。
「美しい変化」は秋に色づいて変化していく葉っぱが由来となった花言葉です。
「遠慮」は楓の花が小さくて目立たないことからイメージされた花言葉だとされています。

■ 10月26日の誕生花「スイバ」

空き地や畑に生える、赤い穂状の花をつける植物です。食べると酸っぱいことから、「酸い葉」と名付けられています。
スイバの花言葉は  ｢親愛の情｣「忍耐」「情愛」です。
スイバは厳しい環境でもスクスクと育つことから「忍耐」という花言葉が付けられています。
塩漬けにして保存し、食べるときには塩抜きをしてから油で炒めるそうです。なおあまり食べすぎると健康によくないとされています。

■ 10月27日の誕生花「のばら」

のばらはノイバラとも呼ばれ、白く小さい花をつけます。この時期になると真っ赤な実をつけ、生け花などの花材としても使用されます。
ノイバラの花言葉は「上品な美しさ」「純朴な愛」「詩情」「素朴なかわいらしさ」「才能」です。
これらの花言葉はのばらが野原に白い綺麗な花を咲かせることが由来となった花言葉です。
ただ「才能」「詩情」というのは、古くから作詞家が野薔薇をモチーフに詩や曲を作っていたことからイメージされて付けられました。

■ 10月28日の誕生花「パキラ」

観葉植物として非常に人気のある植物、パキラ。とても育てやすいので、植物を育てるのに自信がない方にもおすすめです。
パキラの花言葉は「快活」「勝利」です。
パキラは非常に生命力の強い植物です。そのため、「快活」という花言葉が付けられています。
また、「勝利」という花言葉は、貧しい村人がパキラを増やして財を成したというエピソードを由来としています。

■ 10月29日の誕生花「月下美人」

一晩だけ美しい花を咲かせる植物で、花が咲くと強い香りを放つのが特徴的です。
月下美人の花言葉は「ただ一度だけ会いたくて」「儚い美」「儚い恋」「艶やかな美人」です。
花言葉は一晩だけ花を咲かせるという特徴、または白く美しい花姿からつけられています。
別名で「月来香（ゲツライコウ）」とも呼ばれており、ヨーロッパでは香水として使用されることもある花です。

■ 10月30日の誕生花「ロベリア」

ロベリアは日本の名前で「瑠璃蝶々」ともいう、青と紫の花を咲かせる植物で、ガーデニング好きの方々には定番のお花です。
ロベリアの花言葉は「いつも愛らしい」「謙遜」「貞淑」「悪意」です。
ロベリアは草丈が低く、花も小さいため、「謙遜」「貞淑」という花言葉が付けられています。
なお、ロベリアの根には有毒成分が含まれているので、注意が必要です。植え替え等の作業を行うときはちゃんと手袋をして行いましょう。

■ 10月31日の誕生花「カラー」

特徴的な花姿が魅力的なお花で、ウェディングの現場では特に見る機会の多いお花です。
カラーの花言葉は「華麗なる美」「清浄」「乙女のしとやかさ」です。
「清浄」という花言葉は、カラーの花がウェディングドレスに見えることから付けられています。
「華麗なる美」はギリシャ語の「カロス（究極の美）」が由来となった花言葉です。

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