ドライフラワーのお手入れと管理方法!ホコリ・カビ・虫対策をプロが解説
Aug 01, 2021

ドライフラワーの寿命と長持ちのコツ。カビ・虫を防ぐプロの管理方法
お花屋さんでドライフラワーのスワッグを購入したり、ご友人からおしゃれなドライフラワーのギフトをもらった時、「水やりが不要なのは知っているけれど、ほかにどんなお手入れをすればいいの?」「カビや虫が心配…」と管理方法に迷ったことはありませんか?
ドライフラワーは生花(生きたお花)とは性質が異なるため、長く綺麗に楽しむためには「ドライフラワーならではの正しい管理のコツ」があります。
この記事では、お花のプロである&YOUKAENが、ドライフラワーを長持ちさせるための「最適な置き場所」から、「ホコリやカビのお手入れ方法」、「捨てる(処分する)タイミングと虫(シバンムシ)対策」まで、徹底的に専門的な視点で解説いたします。
正しい知識を身につけて、お気に入りのドライフラワーを長く美しく飾ってあげましょう。
長持ちのコツ①:カビと退色を防ぐ「正しい置き場所」

ドライフラワーの寿命(綺麗に飾れる期間)は、一般的に数ヶ月〜1年程度と言われていますが、「どこに飾るか(置き場所)」によってその寿命は大きく変わります。
湿度の高い場所(洗面所・お風呂場)は絶対にNG!
ドライフラワーは、植物の水分を完全に抜いて乾燥させて作ったアイテムです。そのため、湿気には極端に弱く、湿度の高い場所にしばらく置いておくとお花が水分を吸ってしまい、カビがわいてしまう最大の原因になります。
水回りである洗面所、脱衣所、お風呂場、キッチンのシンク近くなどに飾るのは絶対にNGです。出来るだけ風通しの良いリビングの壁や、玄関などに飾って楽しみましょう。
色抜け(退色)を防ぐため、直射日光の当たる場所を避ける
「日当たりが良い窓辺に飾ろう」と思うかもしれませんが、これも避けた方が無難です。
ドライフラワーに限らず、強い日光(紫外線・赤外線)に当たり続けてしまうと、花びらの色素成分が変化し、あっという間に色が抜けて(退色して)茶色く変色してしまいます。
極端なことを言えば、真っ暗な場所で管理するのが一番色を長持ちさせる方法なのですが、それではインテリアとして楽しめませんよね。
出来るだけ窓辺から離し、直射日光が直接当たらない壁や棚に飾るようにしましょう。
長持ちのコツ②:劣化を防ぐ「定期的なメンテナンス」

飾ったまま「完全放置」にしてしまうと、劣化を早める原因になります。月に1回程度、以下のメンテナンスを行ってあげてください。
ホコリは湿気やカビの原因に!優しく払い落とす
長い間お部屋に飾っておくと、どうしても表面にホコリが溜まってしまいます。
そのままにしておくと、そのホコリが空気中の湿気を吸収し、そこからカビが発生する原因になってしまいます。
特に「葉っぱと茎の付け根」や「花びらの重なり部分」にホコリが溜まりやすいため、気がついたらメイク用の柔らかいブラシや、カメラのブロアーなどを使って、優しくホコリを払ってあげましょう。
(※ホコリを落とすために霧吹きなどで水をかけるのは絶対にNGです!)
白やフワフワしたカビを発見したら、その部分だけすぐに捨てる
もしドライフラワーの茎や花びらに、フワフワとしたものや、白い粉のようなものが付着していたら、それは「カビ」の可能性が高いです。(※経験上、太い茎の部分がカビてしまうことが多いです)
カビを放置すると全体に広がってしまうため、見つけたらその部分の茎や花びらだけをハサミで切り取るか、もぎって捨ててしまいましょう。被害が一部であれば、他の綺麗なお花はそのまま楽しむことができます。
ドライフラワーを「捨てる(処分する)タイミング」とは?

ドライフラワーは永遠に飾れるものではありません。以下の状態になったら、「今までお部屋を彩ってくれてありがとう」と感謝して、潔く処分(可燃ゴミへ)することをおすすめします。
色あせや形が崩れてきた時(寿命の目安)
飾ってから半年〜1年ほど経過し、全体的に茶色く色あせてしまったり、ポロポロと花びらが崩れ落ちるようになったら、ドライフラワーとしての寿命(見頃の終わり)です。風水的にも、枯れたり古くなったお花を長く飾り続けるのは良くないとされています。
【要注意】小さな虫(シバンムシ)が発生してしまった時
実はドライフラワーは、ある虫の大好物でもあります。ドライフラワーに発生する虫のほとんどは「シバンムシ(死番虫)」と呼ばれる虫です。
シバンムシは、大きさが1〜2ミリ程度のゴマ粒のような赤褐色〜茶色の虫です。ドライフラワーだけでなく、パスタなどの乾麺や小麦粉、畳など、とにかく「乾いた植物系のもの」を好んで食べるため、室内によく発生します。
人間に直接危害を加えることは少ないのですが、ドライフラワーを発生源(住処)にして、お家の中の食品や畳などにどんどん被害が広がってしまう恐れがあります。
もしドライフラワーの周りで小さな茶色い虫が飛んでいるのを見かけたら、非常に残念ではありますが、被害が拡大する前に袋に入れてしっかりと縛り、処分するのが無難です。
【プロ厳選】インテリアを格上げする!おすすめのドライフラワー4選

ここまで、ドライフラワーの正しい管理方法をレクチャーしてきました。
「湿気と直射日光を避け、たまにホコリを払う」という基本さえ守れば、ドライフラワーはあなたの生活空間を長くおしゃれに彩ってくれる最高のインテリアになります。
ここからは、お花のプロである&YOUKAENが厳選した、「飾るだけでお部屋の雰囲気がぐっとおしゃれに変わる」ドライフラワーギフトを4つご紹介します。大切な方へのプレゼントや、ご自宅のインテリアとしてぜひお迎えしてみてください。
お部屋に自然な美しさを。「スワッグ・ブーケ」
壁に吊るしたり、お気に入りの花瓶にファサッと挿すだけで、こなれた「抜け感」を演出できるスワッグとブーケです。
壁やドアを彩る。「おしゃれなリース」
「途切れることのない輪」であるリースは永遠や幸福を願う意味合いを持ち、誕生日や記念日などの特別なギフトとして大変人気があります。
まとめ
ドライフラワーは、水やり不要でおしゃれなインテリアとして楽しめる素晴らしいアイテムですが、「飾りっぱなしの完全放置」は劣化を早める原因になってしまいます。
・湿気と直射日光を避けて飾る
・定期的に優しくホコリを払う
・カビを見つけたらその部分だけすぐに捨てる
・虫(シバンムシ)が湧いてしまったら潔く処分する
これらのポイントを少し意識してあげるだけで、ドライフラワーは長く綺麗にあなたのお部屋を彩ってくれますよ。
&YOUKAENでは、トレンドを取り入れたナチュラルで上質なドライフラワーギフトを多数ご用意しております。プロのフローリストが一つ一つ丁寧にお仕立てした作品を、ぜひあなたの日常や、大切な方への贈り物に取り入れてみてくださいね。