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《Beyond HIMAWARI ─ 黄色だけが、ひまわりじゃない》#04 ひまわりの“固定概念”を変えた。ダージリン誕生の舞台裏。名前が語る、花の物語。vol.2

ひまわり「ダージリン」という名がもたらす色・空気・余韻。その誕生背景と、名前に込められた物語を追います。

ダージリン──その響きから、どんな花を想像しますか?

赤茶色の八重咲きひまわり『ダージリン』のクローズアップ
上質な紅茶を思わせる深み。固定概念を覆す“大人のひまわり”。

「ダージリン」と聞いて、まず思い浮かぶのは紅茶かもしれません。
高貴で、香り高く、落ち着いた印象──そんなイメージをもつ方が多いはずです。

そしてその名を冠するのが、赤茶色の花びらが幾重にも重なる、八重咲きのひまわり「ダージリン」。
上質な紅茶のような深みをたたえるその佇まいには、ひまわりの既成概念を覆す魅力があります。
今回は、その「ダージリン」の名づけの背景を探るべく、
前回に引き続き、開発に携わった株式会社ミヨシの松本さんにお話を伺いました。

※ひまわり「ダージリン」については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。ぜひご覧ください。

色、空気、余韻──“言葉にならない感覚”を名前にした

Beyond HIMAWARI『ダージリン』のイメージカット(茶系の深みと八重咲きの質感)
ダージリンという語感が導いた“名”。候補から多数決で決定。

名前が決まったきっかけは、なんと千葉の販売代理店の方の一言でした。
「ダージリンっていいよね。」
その瞬間、「あ、これだ」と腑に落ちたそうです。
そこから「ショコラ」など茶系の名候補を含めて3つに絞られ、
営業・生産・開発の各担当者が多数決で選び、最終的に「ダージリン」に決定されました。

松本さんは当時をこう振り返ります。
「最初に聞いたときから、すでにこの花の名前は“ダージリン”しかないと思った」と。

夏の花であり、赤みのあるブラウンカラーをもつこのひまわりには、
既に流通していた八重咲きの黄色系ひまわり「レモネード」や、
海外名が「オレンジエイド」である「東北八重」との対比もあり、
その世界観を支える名前として自然と「ダージリン」が根づいていったのです。

新しい花には、新しい花言葉を。
&YOUKAENが提案する「ダージリン」の花言葉

『ダージリン』の花言葉コンセプトを象徴するイメージ
一般的な“情熱的な向日性”とは異なる、落ち着きと深みを言葉に。

一般的に、ひまわりの花言葉といえば「憧れ」や「あなたを見つめる」。
太陽に向かって咲くその姿から、情熱的でまっすぐな印象を与える言葉が多く使われてきました。

しかし、深みのある落ち着いた色合いと八重咲きのフォルムを持つ「ダージリン」には、
そうした言葉がしっくりこない──それが企画メンバーの共通認識でした。
そして、&YOUKAENがたどり着いた新しい花言葉は、「はじまりの瞬間」

「ダージリン」の語源は、チベット語の“Dorje Ling(ドルジェ・リン)”。
意味は「雷電の土地」。
初めてこのひまわりを目にしたときの、既存のひまわり像が一新されたその体験は、まさに雷に打たれたような衝撃でした。
その想いを「新しい価値の目覚め=はじまりの瞬間」という言葉に込めています。

「このひまわりが似合う人は、どんな人ですか?」

落ち着いた色調の『ダージリン』を花瓶に生けた様子
静かに、確かに存在感を放つ“大人のひまわり”。

「ダージリン」は、明るく元気なひまわりとは一線を画します。
静かに、でも確かに存在感を放つ、大人のひまわり。
まっすぐ明るさよりも、幾重にも重なる深みに惹かれる方へ。
夏の余韻を楽しめる、落ち着いた感性を持つ方への贈り物として最適です。

「ひまわり=黄色じゃなきゃダメ」なんて、誰が決めたのでしょう?
そう問いかけるようなこの花は、受け取る人の価値観まで変えるかもしれません。

名前に惹かれて選ばれる、唯一無二のひまわりを。

Beyond HIMAWARI コレクション一覧へ(季節のひまわり)
商品ラインナップはこちらから。

「どんな花なの?」「なぜこの名前?」と聞かれたときに、
ストーリーごと語れるひまわり──それが「ダージリン」です。

開発者のこだわり、生産者の想い、そして贈る人のセンスが重なる、&YOUKAENの“Beyond HIMAWARI”。
大人になった今だからこそ楽しめる夏のギフトはいかがでしょうか。

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