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深呼吸というご褒美

バラにおぼれる30日間、香りのバラの定期便

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初心者でも簡単!プロが教えるワイルドフラワーの飾り方と長持ちさせるコツ

個性的でおしゃれなワイルドフラワーが届いたら、その生き生きとした美しさを、一日でも長く楽しみたいですよね。

「お手入れって難しそう…」と感じる方もご安心ください。

ほんの少しのコツを知るだけで、ワイルドフラワーは驚くほど長く、あなたの暮らしに寄り添ってくれます。

このページでは、お花のプロが実践している、初心者の方でも簡単にできる飾り方と長持ちの秘訣を、ステップバイステップでご紹介します。

【Step 1】飾る前にひと手間!美しさが変わる「基本の準備」

お花が届いたら、まずこの3つの準備を行いましょう。これを「水揚げ」と呼び、人間でいう準備運動のようなものです。

  1. ✂️ ラッピングを外し、茎の葉を整理する

    優しくラッピングを外し、茎を束ねている輪ゴムや紐も取り除きます。次に、花瓶の水に浸かってしまう部分の葉は、手で丁寧に取り除きましょう。葉が水に浸かると雑菌が繁殖し、お花が傷む原因になります。

  2. 💧 茎の先端を水中でカットする(水切り)

    バケツなどに水を張り、その水の中で茎の先端を1〜2cmほど斜めにカットします。水中できることで、切り口から空気が入るのを防ぎ、お花が水を吸い上げる力を最大限に引き出せます。

プロのワンポイント

切れ味のよい清潔なハサミやナイフを使いましょう。茎の繊維を潰さずに切ることが、水の吸い上げを良くする秘訣です。

 

【Step 2】魅力を引き出す「おしゃれな飾り方」

ワイルドフラワーのラフな魅力を引き出す、簡単な飾り方のステップです。完璧を目指さず、リラックスして生けてみましょう。

  1. 花瓶を選ぶ

    口が広すぎず、ある程度の重さがあるガラスや陶器の花瓶がおすすめです。茎が広がりすぎず、安定して飾れます。

  2. 主役から生ける

    最も大きくて存在感のある花(プロテアなど)を最初に決め、少し短めにカットして花瓶に挿します。これが全体の土台になります。

  3. 周りを埋めていく

    主役の花の周りに、中くらいの大きさの花を、高さを少しずつ変えながら加えていきます。くるくると花瓶を回しながら、バランスを見て配置しましょう。

  4. グリーンで仕上げる

    最後にユーカリなどの葉物を加え、全体のシルエットを整え、隙間を埋めたら完成です。少し無造作なくらいが、ワイルドフラワーをおしゃれに見せるコツです。

 

【Step 3】2倍長く楽しむ!「毎日のお手入れ」

日々の少しのお手入れが、美しさを長持ちさせます。

  • 水の交換(毎日が理想)

    毎日、または2日に1回は花瓶の水を換えましょう。その際、花瓶の内側のぬめりもきれいに洗い流すのがポイントです。

  • 切り戻し

    水換えのタイミングで、茎の先端を少しずつカット(切り戻し)してあげると、水の吸い上げが常にフレッシュな状態に保たれます。

 

ありがちな失敗と、その防ぎ方

失敗例 原因 対策
すぐに元気がなくなる エアコンの風や直射日光 風や光が直接当たらない、涼しくて明るい場所に飾りましょう
水が濁って匂いがする 水中の葉、水換え不足 飾る前の下準備を徹底し、こまめな水換えを心がけましょう
茎がぬるぬるになる 雑菌の繁殖 水換え時に茎も優しく洗い流してあげると効果的です

 

【ワイルドフラワーは2度美味しい!】ドライ化させて、二度楽しむ方法

ワイルドフラワーの多くは、ドライフラワーとしてもその美しさを保ちます。

まだ元気なうちに、風通しの良い日陰に逆さに吊るしておくだけ。1〜2週間ほどで、アンティークな風合いの美しいドライフラワーが完成します。生花とはまた違う、時の経過が作り出す美しさをぜひお楽しみください。

 

まとめ:ラフさを楽しむのが、一番のコツ

ワイルドフラワーを美しく飾る一番の極意は、完璧を目指さず、その不揃いなラフさを楽しむ心です。

ぜひこの記事を参考に、気軽に、あなただけのスタイルでワイルドフラワーとの暮らしを始めてみてください。

 

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