忙しい12月に寄り添う「置くだけ」の発想《2025 Christmas Poler Night》#4
今年のクリスマス商品に “場所の名前” を付けたのは、まず最初に 飾るシーンを思い浮かぶ商品を作りたい と思ったから。
クリスマスの準備はワクワクする反面、12月はとにかく忙しい時期。「どこに置いたらいいんだろう?」「サイズは合うかな?」という迷いが少しでも減れば、飾っていただくまでの時間をもっと軽やかにできるはず。
そんな想いから“置くだけでクリスマスが完成する”という設計を目指しました。
迷わないクリスマス飾り

オンラインでのお買い物で一番難しいのは、やっぱり “サイズの想像” ではないでしょうか。
写真では素敵に見えるのに、届いてみたら「思ったより小さかった」「想像より大きかった…」と感じることもしばしば。
今回のテーマ「置くだけでデンマークのクリスマス」を実現するためには、この“サイズの悩み”から自由になることが欠かせないと考えました。
そこで私たちは、まず最初に 「実際に皆さんはどこに飾っているのか?」 を調査。
SNS、インタビュー、例年の傾向などから、多くの方が以下のように飾りつけを楽しんでいることが見えてきました。
・ドアにリース
・リビングにツリー
・壁にスワッグ
・テーブルにアレンジメント
クリスマスの飾りつけは本来とても楽しいもの。
でも、実は私自身も “悩んでいるうちにクリスマス目前に…” という経験がありました。
そこで今年は、各場所にぴったりフィットするサイズ の商品をそろえることで、 “飾るだけでクリスマスが完成する” ラインナップを目指しました。
置き場所別アイデア
玄関|帰った瞬間にほっとする一角を

フレッシュドアリース「Jul ekrans」
「Jul ekrans」は、デンマーク語で “クリスマスリース”。
お家のドアに美しく収まるよう、MとLの2サイズをご用意しています。
Lサイズ:外でしっかり飾りたい方におすすめ
Mサイズ:室内でも楽しめる手軽なサイズ感

もちろん、自由な場所でお楽しみいただけますのでご安心ください。
壁面|日常にそっと寄り添うクリスマス

フレッシュウォールスワッグ「Jul epynt」
「Jul epynt」は“クリスマスの壁飾り” を意味します。
チームで商品企画を進める中で、「家の中でお気に入りの壁ってあるよね」という話で盛り上がったことがきっかけでした。
飾った瞬間にお部屋に季節が宿るような、シックで大人っぽいテイストに仕上げたスワッグです。
ダイニングテーブル|食卓から広がる小さな世界

クリスマステーブルアレンジメント「Jul spisebord」
「spisebord」はデンマーク語で “食卓”。
なぜ“食卓”にこだわるのか、デンマークのクリスマス文化にその答えがあります。
デンマークではクリスマス当日、森から摘んできたコニファーをテーブルに飾り、アレンジメントというより“食卓の風景”として楽しむのが伝統的なスタイル。

その自然な美しさを再現するため、あえて高さを抑えた低重心のデザインを採用しました。
ただ、ECではお届けの際に安定しにくく、前例がなかったため、器選びやデザインに多くの時間をかけて試作を重ねました。
その結果、家族の視線や会話を遮らず、さりげなく場を温める理想的な食卓アレンジメントが完成しました。
素材と灯りのこだわり

北欧らしさの表現については、ディレクターも店長も頭を悩ませました。
本場デンマークの飾りは、家ごとに異なる “自然体の美しさ”。
森で採ってきた植物をそのまま飾るため、統一感より“生きた景色”が魅力です。
私たちはその空気感を再現するために、
色数をあえて絞る
過度な装飾はしない
自然の香りや植生、質感を大切にする
という北欧の美意識をそのまま取り入れました。
そして、今回の企画で重要なのが キャンドル。本場では本物のろうそくに灯りを灯しますが、今回アレンジメントに付属するキャンドルには全て北欧と日本の気候条件の違いや、安全性、そして持続性を考慮したLEDキャンドルを採用しています。
LEDとはいえど、本物のロウを使った外側、炎のゆらぎを再現した灯り、そしてクリスマス後も使える燭台(プレート)付きと、可能な限り本場デンマークを再現しています。
安全で長く使える、そして“置くだけで灯りが生まれる” 工夫を散りばめました。
よくある疑問に答えます!
サイズ・飾り替え・お手入れ・保管方法
Q. アレンジメントのサイズ選びは?
A. 2〜4名の食卓にはM、6名以上のテーブルにはLがおすすめです。
Q. リースのサイズ選びは?
A. サイズは室内に飾りやすいコンパクトサイズです。飾る場所を選ばないのでご自宅用の他に、季節のミニギフトにもおすすめです。Lサイズは、存在感たっぷり!ご自宅の他に、お店のディスプレイや、特別なギフトにもおすすめです。
Q. お手入れ方法は?
A. コニファーは鮮やさを保ってゆっくりとドライに変化していきますが、より長持ちさせるには、こまめに霧吹きをしてあげるとフレッシュな状態が長く続きます。
Q. クリスマス後はどうするの?
A. 赤いリボンを解くとシンプルなコニファーリース(スワッグ)に。
コニファーにはその香りから魔除けの効果があると言われており、色が褪せてしまうまではそのまま飾っていただくのがおすすめです。
色が褪せてしまったらドライも終わりの合図。可燃物としてそのまま処分していただけます。
アレンジメントが色褪せてきてしまっても、キャンドルや燭台(プレート)はインテリアとして引き続きお使いいただけます。器や中の吸水スポンジフォームは基本的には不燃物となりますが、お住まいの自治体の廃棄方法を確認の上、適切な形で処分をお願いします。
まずは一か所から。小さな灯りが冬を変えます

まもなく12月。
アドベント期間は“ひとつ飾るだけ” でもクリスマスの予感に気分が上がるもの。
まずはリースやスワッグから、冬の部屋に小さな灯りを迎えてみませんか。
クリスマス商品のラインナップは下からご覧いただけます。
Nov 27, 2025