彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉は怖い?色別の意味や由来を徹底解説
Jul 22, 2025

彼岸花の魅力と花言葉を徹底解説!お供えしてもいいの?
秋の訪れを告げるかのように、土手やあぜ道で真紅の花を咲かせる「彼岸花(ヒガンバナ)」。その妖艶でミステリアスな美しさに、思わず目を奪われる方も多いのではないでしょうか。
一方で、「彼岸花の花言葉って不吉で怖いの?」「毒があるって本当?」「お彼岸の時期に咲くけれど、お墓にお供えしてもいいの?」と、少しマイナスなイメージを持たれることも多いお花です。
この記事では、彼岸花が持つ多様な花言葉の意味や、名前に隠された歴史を、お花屋さんの視点で徹底的に解説します。
記事の最後には、お彼岸の贈り物として安心してお選びいただける「心安らぐお供え花」もご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
秋の風景を彩る「彼岸花(ヒガンバナ)」とは?

まずは、彼岸花がどのような植物なのか、その基本的な情報から見ていきましょう。
彼岸花の学名と「葉見ず花見ず」の不思議な生態
| 植物名 | ヒガンバナ(彼岸花) |
| 学名 | Lycoris radiata(リコリス・ラジアータ) |
| 別名・和名 | 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)など |
| 開花時期 | 9月中旬から9月下旬 |
彼岸花はヒガンバナ科の球根植物です。サンスクリット語で「天上の花」を意味する「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」という美しい和名でも広く知られています。
彼岸花の最大の特徴は「葉見ず花見ず(はみずはなみず)」と呼ばれる不思議な生態です。秋にスーッと茎を伸ばして花を咲かせますが、その時、葉は一枚もありません。花が枯れ落ちた後にようやく緑の葉が生え、冬を越して春に葉が枯れるという、他の植物とは逆のサイクルを持っています。葉と花が絶対に出会わないことから、このような呼び名がつきました。
なぜお彼岸の時期に咲くの?日本における歴史
「彼岸花」という名前は、秋のお彼岸の時期(9月中旬〜下旬)に合わせて一斉に開花することに由来しています。
日本には古代、稲作とともに中国から渡来したと考えられています。彼岸花の球根には毒があるため、モグラやネズミから作物を守るために田んぼのあぜ道に植えられたり、土葬だった時代に遺体を守る目的で墓地に植えられたりしました。私たちが土手や墓地でよく彼岸花を見かけるのは、こうした先人たちの知恵と歴史のなごりなのです。
「怖い」は本当?彼岸花の花言葉(色別)

検索されることも多い「彼岸花の花言葉は怖い」という噂。実は、彼岸花にはネガティブな花言葉だけでなく、とてもポジティブで美しい花言葉もたくさん存在します。
情熱や希望も!ポジティブな花言葉(赤・白・黄・ピンク)
園芸品種の広がりにより、彼岸花(リコリス)には赤以外にもさまざまな色が生まれました。色別の前向きな花言葉をご紹介します。
・赤色の彼岸花:「情熱」「独立」「再会」
燃えるような真紅の花姿から「情熱」。そして、葉がない状態で凛と咲く姿から「独立」という力強い花言葉があります。「再会」はお彼岸の時期に咲くことから、亡き人へ想いを馳せる気持ちが込められています。
・白色の彼岸花:「また会う日を楽しみに」「想うはあなた一人」
白の彼岸花は純粋さや希望を表し、次の再会へのあたたかい期待を感じさせる花言葉を持っています。
・黄色の彼岸花:「深い思いやり」「陽気」
パッと心を明るくしてくれる黄色は、故人や大切な人への深い尊敬と思いやりを表現します。
・ピンク色の彼岸花:「快い楽しさ」
優雅で可愛らしいピンク色は、見る人の心を和ませてくれるような花言葉がつけられています。
なぜ怖いイメージがあるの?ネガティブな花言葉の由来
一方で、彼岸花には「悲しい思い出」「あきらめ」といった切なくネガティブな花言葉も存在します。
これは、お彼岸という「故人を偲ぶ時期」に咲くことへの喪失感や、葉と花が永遠に出会えない「葉見ず花見ず」の生態が、報われない恋や別れを連想させるためです。
また、古くから墓地に植えられてきた歴史から、「死人花」「幽霊花」といった少し不気味な別名で呼ばれる地域もあり、「彼岸花=怖い」というイメージが定着したと考えられています。
彼岸花には「毒」がある?育て方や名所での注意点

彼岸花にまつわる噂としてもう一つ有名なのが「毒」についてです。
実際に、彼岸花の球根には「リコリン」という毒性の成分が含まれています。誤って口にすると吐き気などの症状を引き起こす可能性があるため、ご自宅の庭などで育てる際は、球根を植え付ける時に手袋を着用し、小さなお子様やペットが誤食しないように十分注意しましょう。
埼玉県の「巾着田(きんちゃくだ)」など、全国には彼岸花が一面に咲き誇る美しい観光名所がたくさんありますが、観賞の際も花を折ったり、球根を掘り起こしたりしないようマナーを守って楽しみたいですね。
彼岸花は「お彼岸のお供え」にしてもいいの?
秋の風物詩であり、美しい花言葉も持つ彼岸花ですが、「名前にお彼岸とつくから、お墓や仏壇にお供えしてもいいのかな?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
お墓や仏壇には避けるのが一般的
結論から言うと、彼岸花をお供え花として使用するのは避けるのが一般的です。
その理由は、前述した「毒性」があるため仏様に供えるにはふさわしくないとされていること、そして「悲しい思い出」といったネガティブな花言葉や別名があるため、ご遺族のお気持ちを配慮すると適していないためです。彼岸花は、あくまで「秋の風景として観賞を楽しむお花」として愛でるのがおすすめです。
ご先祖様には、心が安らぐ優しいお花を
お彼岸にご自宅の仏壇やお墓にお供えするお花は、毒やトゲがなく、ご先祖様への感謝の気持ちが伝わるような、優しく清らかなお花がぴったりです。
私たち「&YOUKAEN」では、お彼岸の時期にふさわしい、マナーをしっかりと守った高品質な「お供え用フラワーギフト」をご用意しております。ご遺族の心をふわりと癒やしてくれるような、プロが厳選したお花をぜひご覧ください。
<お供え ホワイト/グリーン>
まとめ

彼岸花(ヒガンバナ)は、その独特の美しさと深い歴史を持つお花です。
「葉見ず花見ず」という神秘的な特徴や、情熱的で美しい花言葉と、少し怖いネガティブな花言葉が入り交じる様子は、このお花が持つ奥深い魅力を物語っていますね。
彼岸花はお供えには向きませんが、秋の訪れと季節の移ろいを感じさせてくれる素晴らしい植物です。お彼岸の時期には、ぜひ野に咲く彼岸花の姿を愛でつつ、ご自宅の仏壇やお墓には、ご先祖様への感謝が伝わる心優しいお花をお供えしてみてはいかがでしょうか。
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