榊(サカキ)と樒(シキミ)の違いとは?神棚・仏壇の正しい使い分け
Sep 01, 2026

榊(サカキ)と樒(シキミ・シキビ)の違いとは?神棚・仏壇での正しい使い分け
毎月1日と15日や、お盆・お彼岸の時期。
スーパーやお花屋さんの店先で、緑色の束がいくつか並んでいるのを見て、
「あれ?『榊(サカキ)』と『樒(シキミ・シキビ)』って何が違うの?」
「うちの神棚(あるいはお仏壇)には、どっちを買って帰ればいいんだっけ…?」
と、パニックになってしまった経験はありませんか?
一見すると同じような青々とした枝葉に見えますが、実はこの二つは全く違う植物であり、お供えする場所も明確に分かれています。間違えてお供えしてしまうと、少し気まずい思いをしてしまうかもしれません。
この記事では、お花のプロである私たちが、榊と樒の決定的な違いと正しい使い分け、そして葉っぱで簡単に見分けるポイントを分かりやすく解説します。
さらに、「毎回お店で迷ったり、買い間違えたりするのが不安…」という方にぴったりの、便利で安心なサービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
榊(サカキ)と樒(シキミ)の決定的な違いと使い分け

まずは、最も重要な「どこに飾るか(使い分け)」の結論からお伝えします。
結論:神棚には「榊」、お仏壇・お墓には「樒」
これが絶対的な基本ルールです。
- 榊(サカキ):神道(神社や、ご家庭の神棚)にお供えする神聖な木
- 樒(シキミ):仏教(お寺や、ご家庭のお仏壇・お墓)にお供えする神聖な木
神様には榊、仏様には樒(※地域によって「シキビ」「シキミ」と呼び方が変わります)と覚えておきましょう。これさえ覚えておけば、お店で大きく迷うことはなくなります。
榊と樒の簡単な見分け方のポイント

もしお店のポップに名前が書いていなくて、どちらか分からなくなってしまった場合は、以下の2つのポイントをチェックしてみてください。
①「葉の形」と「色・ツヤ」で見分ける
【榊の葉】
表面がツルツルとしていて強い光沢(ツヤ)があります。濃い緑色をしており、葉の形は平らでのっぺりとしています。
【樒の葉】
榊に比べるとツヤが少なく、少し黄緑色に近い明るい色をしています。葉は少し波打つようにうねっており、触ると少し柔らかい印象を受けます。
②「香り」で見分ける
葉っぱの見た目だけでは分からない場合、一番確実なのは「香り」です。
榊の葉はほとんど無臭ですが、樒の葉には「お線香」のような独特の強い香りがあります。葉を少しだけ指でこすって匂いを嗅いでみて、お線香のような香木特有の匂いがしたら、それは仏様用の「樒」です。
榊(サカキ)についてのおさらい

ここで、それぞれがなぜお供えされるのか、少しだけ背景を知っておきましょう。
神様が宿る「依代(よりしろ)」としての役割
榊は、古来より神様が降りてくる目印や宿る場所である「依代」とされてきました。一年中青々とした葉を落とさない常緑樹であることから「永遠の生命」を象徴し、神棚を清浄な空間に保つ役割を持っています。
※関東以北では「ヒサカキ(姫榊)」を使うのが一般的
実は、東日本や寒冷地にお住まいの方の場合、スーパーで「榊」として売られているものの多くは、寒さに強い「ヒサカキ(姫榊)」という種類です。本榊より葉が小さく、縁がギザギザしているのが特徴です。これも立派な神棚用のお供えですので、安心してお使いくださいね。
樒(シキミ・シキビ)についてのおさらい

仏教で重宝される理由と「魔除け」の役割
樒は、仏教において非常に重要な植物です。先ほどご紹介した「お線香のような強い香り」が、悪霊や邪気を払う「魔除け」になると信じられてきました。また、その香りがお香の原料として使われることもあり、仏様を供養するために欠かせない存在です。
樒には毒がある?取り扱いには少し注意を
樒の実や葉には「アニサチン」という猛毒が含まれています。昔は、土葬したご遺体を野生動物から守るために、この毒と強い香りを利用してお墓の周りに樒を植えたとも言われています。もちろん普通に触る分には全く問題ありませんが、ペットや小さなお子様が誤って口に入れないよう、飾る場所には少し注意が必要です。
もうお店で迷わない!神棚用なら「お榊の定期便」が一番安心

榊と樒の違い、お分かりいただけたでしょうか。
「違いは分かったけれど、やっぱり毎月スーパーで探して買うのは大変…」
「もし売り場が混ざっていて、間違えて買ってきたらどうしよう」
初めて神棚のお世話をする方や、忙しい毎日を送る方にとって、お供え物の買い出しは意外とプレッシャーになるものです。
そんな不安や手間をすべて解消し、神様へ常に正しいお供えができるのが、&YOUKAENの「お榊(ヒサカキ)の定期便(サブスクリプション)」です。
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まとめ

この記事の要点をまとめます。
- 神棚にお供えするのは「榊(サカキ・ヒサカキ)」です。
- お仏壇やお墓にお供えするのは「樒(シキミ・シキビ)」です。
- 見分けがつかない時は、葉を少しこすって「お線香の強い香り」がしたら、それは仏壇用の樒です。
どちらもご先祖様や神様を敬うための大切な植物ですが、お供えする場所のルールはしっかりと分かれています。
これからはお店で迷うことなく、自信を持ってお供えを選んでくださいね。もし毎月のお手入れに負担や不安を感じたら、確実びお榊が届く「定期便(サブスク)」を活用して、心穏やかに神様をお祀りしましょう。